菅野デストロイヤー

名無ナナシ

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海軍兵学校編

活字を……クレメンス……

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彡(●)(●)「活字……活字をクレメンス……」
(;´・ω・` )「ほら、図書室に着いたよ」

彡(●)(●)「ンゴオオオオオオオオオオオ!!」

あまりに色々な行事にタダでさえ少ないプライベートが皆無になってしばらく
ある日、チョクの読書家魂が叫んだ
本を読ませろ、本を読ませろと叫び狂った

彡(^)(^)「ひゃっほう!本や!本や!」
彡(•)(•)「お!コレは……」

彡(^)(^)「吉川英治作の『宮本武蔵』の新刊やんけ!!」
彡(>)(<)「コレめっさおもろいねん!!」

彡(●)(●)「読むで!読むで!!読むで!!!」
(;´・ω・` )「チョク……少しは落ち着こうよ」

(`四´)「おい一年!!」

(。゚ω゚)「はい!」
彡(●)(●)……ギロッ!!

(;`四´) .。oO(なんという威圧感……)

(;`四´)「最上級生より先に読む奴があるか!!」
(;`四´)「俺が先に読む貸せ!!」バッ

彡(●)(●)……
(;´・ω・` )……

彡(●)(●)「あひゃひゃひゃひゃはひゃ」
(。゚ω゚)「え?」

彡(●)(●)「ヒャッハー!」ぴょーん
(。゚ω゚)「まさか鬼の四年に飛びかかる気?」

(;`・ω・´)「さすがにそれはまずいよ!」ギュッ
彡(●)(●)「武蔵!武蔵!武蔵!武蔵!武蔵!武蔵!武蔵!武蔵!」

(;`四´)「そこまで読みたいのか……」
彡(●)(●)コクン

(;`四´)「ダメだ!!最上級生が優先だ!!!」
彡(●)(●)「ヒャッハー!」ぴょーん

Σ(。゚ω゚)「あ!」
Σ(;`四´)

;`0´)つ「タケ!コレを……」
(;`・ω・´)「武田くん!これは宮本武蔵の新刊じゃないか!」

;`0´)「うん、実家から送って貰ったんだ」
(;`・ω・´)「ナイスタイミング!ほらチョク、新しい武蔵だよ」

彡(●)(●)ピタ
彡(゚)(゚)「ふむふむ……」

( ;´-ω-` )「ふぅ……」
(;´・ω・` )「すみません、これで一件落着ってことで……」

(;`四´)「ああ……」
(;`四´) .。oO(菅野……あいつは要注意だな……)
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