菅野デストロイヤー

名無ナナシ

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海軍兵学校編

鬼の四年

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海軍兵学校の生徒には序列がある
鬼の四年、むっつり三年、おふくろ二年、ガキの一年
下級生にとって上級生の命令は絶対だった
 
(`四´)「チンチンはよく洗って入れ!」
(`四´)「チンチンをタオルで隠すな!」
と風呂の入り方にも激が飛ぶ

(`四´)「湯船に入っていいのは三分までだ!」

彡(゚)(゚)「ワイらはカップラーメンかいな」

(´・ω・`)「最近は五分とか六分のも多いから……」
(´・ω・`)「カップラーメン以下だよ」

(`四´)「そこ!無駄口を叩くな!」

彡(゚)(゚) (´・ω・`)『はい!』

(`四´)「ふんどしは尻がキュッとなるまで締めろ!」
(`四´)「サスペンダーの付け方は分かるか!」

彡(゚)(゚) (´・ω・`)『分かりません!』

(`四´)「なんだと!」
(`四´)「サスペンダーはこうやって付ける」サッ

(`四´)「長さの調節はここをこのように弄ってする!」
(`四´)「さあ、やってみろ!」

彡(゚)(゚) (´・ω・`)『はい!』

彡;(゚)(゚)「痛っ、指が挟まった!」
(;´・ω・` )「う~ん上手く調整できない……」

(`四´)「なにをやっているか!はやくしろ!」
(`四´)「海軍のモットーは早飯、早ぐそ、早支度だ!」

彡;(゚)(゚) (;´・ω・` )『はい!』
彡(゚)(゚) (´・ω・`)『できました!』

(`四´)「よし!初めてにしてはよいできだ!!」

(´・ω・`).。oO(言葉は荒いけど……)
指導の仕方はけっこう丁寧だ

彡(゚)(゚)「おいタケ、あれ見てみ……」
(´・ω・`)「どれだい……あーそうゆうことか……」

壁の中央には堂々と大きく達筆な字で書かれた校訓があった

『目に見せて 言うてきかせて させてみて』
『褒めてやらねば 誰もせぬぞよ』
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