噓つきのカラクリ
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一週間前、嫁いだばかりのマルティナ王女宛ての。
こちら、断ることも出来ない辺境小国。
「アズがいるじゃん」
「え?」
白羽の矢が立ったのはマルティナ王女の双子の弟。アズラエルだった。
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