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88話 お隣さんちの家事情 その一
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カランカラン カランカラン……
俺が目の前にぶら下がっているロープを引くと、その先に括りつけられていた木の板がぶつかり合い、乾いた音を立てる。
少しして……
「は~い! ちょっと待ってくださいねぇ~」
目の前の扉の向こうから凛とした女性の声が返って来る。そして、間を置かずにガチャリと扉が開いた。
「ちわ~っ! 三かわ……いえ、おはようございます。セルヴィアさん」
「あら? ロディフィス君じゃない」
俺は出て来た女性に小さく頭を下げる。
彼女はセルヴィア・バヴォーニ。テオドアさんの奥さんにしてシルヴィのお母さんだ。
整った顔立ち、背中に届く程長い真っすぐな亜麻色の髪、スラリとした肢体。絵に描いたような美人さんだ。ここが日本なら、モデルとして第一線で活躍していてもおかしくない容姿をしている。
これで一児の母だというのだから信じられない。
が、そんななりに反して意外と凶ぼ……逞しい一面もあったりする人だったりする。以前、旦那であるテオドアさんをボコボコにしているところを目撃したことがあるからなぁ……
うちのママン然り、ノーラ姐さん然り、この村の女性は、ホント皆逞しいのである……
しかし、こうして改めてよく見ると髪の色こそ違えど、シルヴィと本当によく似ている。いや、シルヴィがお母さん似なのか。
シルヴィも将来、こんな女性になるのかと思うと、今から実に楽しみである。ただし、セルヴィアさんの逞しさだけは、何処かに置き去りにして欲しいものだと切に願う。
「で? 今日はうちにどんなご用かしら?」
おっといけねぇ……
ついつい余計なことを考えていたら、本題を言い出すのが遅れてしまった。
「えっと……今日は以前説明した、この家の定期検査に来ました」
「ああ、前に話してくれたあれね? どうぞ、上がってくださいな」
「んじゃ、おじゃましまーすっと」
と、俺は一声玄関先であいさつをすると、建って間もないバヴォーニ家へと足を踏み入れた。
そう、今日俺はシルヴィのご自宅へやって来ていたのである。といっても、村長の家ではない。正真正銘、シルヴィたちだけの家だ。
ちなみに、建っている場所は俺の家の近くだったりする。
俺はバヴォーニ家に上がるや否や、セルヴィアさんを置き去りにして、我が物顔でズンズンと目的の場所を目指して歩を進める。
勝手知ったるなんとやら、ってな……
なにせ、この家の基本設計をしたのはこの俺だ。それこそ、セルヴィアさんたち以上に俺はこの家のことをよく知っているのだ。
ガチャッ!
「はぁ……はぁ……ロディ、おはよう……ございます、ですわ……」
「ああ、おはようさんシルヴィ。お邪魔してるよ……ってか、なんでそんなに息が上がってんだよ?」
と、目的の場所へと向かう途中、何故か息も絶え絶えといった感じのシルヴィが部屋から飛び出して来た。
「はぁ……はぁ……なんでも……なんでもない……ですわ……」
なんでもないようには見えんが……
「うふふ、さっきまで寝ていたものだから、慌てて着替えたのよね?」
「お母さまっ!?」
ああ、そういうことね。だから少し髪が明後日の方に跳ねてるのか……
今日は学校が休みの日だから、今の今まで寝てたってことね。時間にしたら、まだ八時くらいだもんな。
休みの日くらい、ゆっくりしたいという気持ちはよく分かる。
「もうシルヴィったら、折角急いでおめかししたのに、髪が跳ねてるじゃない……」
「えっ!? どこどこ?」
「ここよ、ここ」
セルヴィアさんはそう言うと、シルヴィへと近づき懐から櫛を取り出すとそのまま丁寧に髪を梳いた。
「えっと……それで、どうしてロディがうちに?」
どこかバツが悪そうに頬をピンク色に染めながらも、大人しく髪を梳かれていたシルヴィがそんなことを聞いてきた。
「定期検査だよ。この家の」
「家の……? 検査?」
俺の答えに、シルヴィの頭にハテナマークが無数に浮かんでいるのが見て取れた。
ああ……そういえば、シルヴィには説明していなかったっけ……
テオドアさんとセルヴィアさんには説明していたが、シルヴィに話した記憶がない。
ということで、俺がシルヴィの家に来た目的を掻い摘んで話すことにした。
俺が設計している、という時点でこの家は当然普通の家ではない。もう、バリバリの魔改造が施されている。
照明関係は当然として、コンロにオーブンといったキッチン周り、冷房暖房といった空調設備までとにかく思い付く限りの物が全て完備されていた。
勿論、全て魔道具である。最早、この家がある意味一つの魔道具といっても過言ではないかもしれないな。
今日は、それら魔道具が正常に機能しているか、故障していないか、その確認に来たのだ。
断っておくが、村に新たに建てられた住居全てが、こんな感じで魔改造されている訳ではない。
現在、俺によって魔改造された物件は二物件だけだ。
一つはここ。そして、もう一つは学校だ。一応、調理場も魔改造されているので建物としてはここと学校と調理場の三棟になる。
ただし、ここと学校とではその中身がまったくの別ものだ。
学校は従来の魔術陣技術によって改造されているが、この家は魔術陣の研究・実験を目的として建てられているため、最先端の技術がふんだんに盛り込まれている。
で、テスターも兼ねて住んでくれる人を募集したところ、テオドアさん一家が引き受けてくれた、という訳だ。
まぁ、テオドアさん一家以外には誰もいないかった、といった方が正確なのかもしれないが……
というのも、この魔道具ハウスが完成したのはつい最近のことで、テスターの募集をかけた頃には誰しも新しい住居が既に決まってしまっていたのだ。
元々、村長宅で暮らすと決めて、住居の新築申請を出していなかったテオドアさん一家を除いて……
ちなみにだが、村長のところの長男であるバルディオさんは、とうの昔に独立して家を出ており、三男である棟梁も先日新しい住居先へと引っ越したと話していた。
別にテスターを募集せずに、俺たち一家が移り住む、という手もなくはないのだが……
この家は今俺が住んでいる家より一回り狭いため、家族五人で暮らすには少々手狭になってしまうんだよなぁ。
最悪、俺が一人暮らしでもすればいいか、と思ったがそれを両親に話したら流石に止められた。だよねぇ……
中身はどうあれ、なりは子どもだからな。
「その……私もご一緒してもよろしいかしら?」
とまぁ、この家が出来た目的、そして俺がここにいる意味を一通り説明すると、シルヴィがそんなことを言って来た。
ご一緒……とは、俺の魔道具点検に、ということだろう。
「別にいいけど、見ていて面白いもんでもないぞ?」
「構いませんわ。実は私、以前からロディが作る“魔道具”というものに大変興味がありましたの!」
そう言うと、シルヴィは瞳をキラキラさせながらズイッと詰め寄って来た。
まぁ、本人が見たいって言うなら別に止めるつもりはないが……
しかし、シルヴィが魔道具にそんなにご執心だったとは、全然知らなかった。
こうして、俺はシルヴィを伴って各種魔道具の点検へと回るのだった。
俺が目の前にぶら下がっているロープを引くと、その先に括りつけられていた木の板がぶつかり合い、乾いた音を立てる。
少しして……
「は~い! ちょっと待ってくださいねぇ~」
目の前の扉の向こうから凛とした女性の声が返って来る。そして、間を置かずにガチャリと扉が開いた。
「ちわ~っ! 三かわ……いえ、おはようございます。セルヴィアさん」
「あら? ロディフィス君じゃない」
俺は出て来た女性に小さく頭を下げる。
彼女はセルヴィア・バヴォーニ。テオドアさんの奥さんにしてシルヴィのお母さんだ。
整った顔立ち、背中に届く程長い真っすぐな亜麻色の髪、スラリとした肢体。絵に描いたような美人さんだ。ここが日本なら、モデルとして第一線で活躍していてもおかしくない容姿をしている。
これで一児の母だというのだから信じられない。
が、そんななりに反して意外と凶ぼ……逞しい一面もあったりする人だったりする。以前、旦那であるテオドアさんをボコボコにしているところを目撃したことがあるからなぁ……
うちのママン然り、ノーラ姐さん然り、この村の女性は、ホント皆逞しいのである……
しかし、こうして改めてよく見ると髪の色こそ違えど、シルヴィと本当によく似ている。いや、シルヴィがお母さん似なのか。
シルヴィも将来、こんな女性になるのかと思うと、今から実に楽しみである。ただし、セルヴィアさんの逞しさだけは、何処かに置き去りにして欲しいものだと切に願う。
「で? 今日はうちにどんなご用かしら?」
おっといけねぇ……
ついつい余計なことを考えていたら、本題を言い出すのが遅れてしまった。
「えっと……今日は以前説明した、この家の定期検査に来ました」
「ああ、前に話してくれたあれね? どうぞ、上がってくださいな」
「んじゃ、おじゃましまーすっと」
と、俺は一声玄関先であいさつをすると、建って間もないバヴォーニ家へと足を踏み入れた。
そう、今日俺はシルヴィのご自宅へやって来ていたのである。といっても、村長の家ではない。正真正銘、シルヴィたちだけの家だ。
ちなみに、建っている場所は俺の家の近くだったりする。
俺はバヴォーニ家に上がるや否や、セルヴィアさんを置き去りにして、我が物顔でズンズンと目的の場所を目指して歩を進める。
勝手知ったるなんとやら、ってな……
なにせ、この家の基本設計をしたのはこの俺だ。それこそ、セルヴィアさんたち以上に俺はこの家のことをよく知っているのだ。
ガチャッ!
「はぁ……はぁ……ロディ、おはよう……ございます、ですわ……」
「ああ、おはようさんシルヴィ。お邪魔してるよ……ってか、なんでそんなに息が上がってんだよ?」
と、目的の場所へと向かう途中、何故か息も絶え絶えといった感じのシルヴィが部屋から飛び出して来た。
「はぁ……はぁ……なんでも……なんでもない……ですわ……」
なんでもないようには見えんが……
「うふふ、さっきまで寝ていたものだから、慌てて着替えたのよね?」
「お母さまっ!?」
ああ、そういうことね。だから少し髪が明後日の方に跳ねてるのか……
今日は学校が休みの日だから、今の今まで寝てたってことね。時間にしたら、まだ八時くらいだもんな。
休みの日くらい、ゆっくりしたいという気持ちはよく分かる。
「もうシルヴィったら、折角急いでおめかししたのに、髪が跳ねてるじゃない……」
「えっ!? どこどこ?」
「ここよ、ここ」
セルヴィアさんはそう言うと、シルヴィへと近づき懐から櫛を取り出すとそのまま丁寧に髪を梳いた。
「えっと……それで、どうしてロディがうちに?」
どこかバツが悪そうに頬をピンク色に染めながらも、大人しく髪を梳かれていたシルヴィがそんなことを聞いてきた。
「定期検査だよ。この家の」
「家の……? 検査?」
俺の答えに、シルヴィの頭にハテナマークが無数に浮かんでいるのが見て取れた。
ああ……そういえば、シルヴィには説明していなかったっけ……
テオドアさんとセルヴィアさんには説明していたが、シルヴィに話した記憶がない。
ということで、俺がシルヴィの家に来た目的を掻い摘んで話すことにした。
俺が設計している、という時点でこの家は当然普通の家ではない。もう、バリバリの魔改造が施されている。
照明関係は当然として、コンロにオーブンといったキッチン周り、冷房暖房といった空調設備までとにかく思い付く限りの物が全て完備されていた。
勿論、全て魔道具である。最早、この家がある意味一つの魔道具といっても過言ではないかもしれないな。
今日は、それら魔道具が正常に機能しているか、故障していないか、その確認に来たのだ。
断っておくが、村に新たに建てられた住居全てが、こんな感じで魔改造されている訳ではない。
現在、俺によって魔改造された物件は二物件だけだ。
一つはここ。そして、もう一つは学校だ。一応、調理場も魔改造されているので建物としてはここと学校と調理場の三棟になる。
ただし、ここと学校とではその中身がまったくの別ものだ。
学校は従来の魔術陣技術によって改造されているが、この家は魔術陣の研究・実験を目的として建てられているため、最先端の技術がふんだんに盛り込まれている。
で、テスターも兼ねて住んでくれる人を募集したところ、テオドアさん一家が引き受けてくれた、という訳だ。
まぁ、テオドアさん一家以外には誰もいないかった、といった方が正確なのかもしれないが……
というのも、この魔道具ハウスが完成したのはつい最近のことで、テスターの募集をかけた頃には誰しも新しい住居が既に決まってしまっていたのだ。
元々、村長宅で暮らすと決めて、住居の新築申請を出していなかったテオドアさん一家を除いて……
ちなみにだが、村長のところの長男であるバルディオさんは、とうの昔に独立して家を出ており、三男である棟梁も先日新しい住居先へと引っ越したと話していた。
別にテスターを募集せずに、俺たち一家が移り住む、という手もなくはないのだが……
この家は今俺が住んでいる家より一回り狭いため、家族五人で暮らすには少々手狭になってしまうんだよなぁ。
最悪、俺が一人暮らしでもすればいいか、と思ったがそれを両親に話したら流石に止められた。だよねぇ……
中身はどうあれ、なりは子どもだからな。
「その……私もご一緒してもよろしいかしら?」
とまぁ、この家が出来た目的、そして俺がここにいる意味を一通り説明すると、シルヴィがそんなことを言って来た。
ご一緒……とは、俺の魔道具点検に、ということだろう。
「別にいいけど、見ていて面白いもんでもないぞ?」
「構いませんわ。実は私、以前からロディが作る“魔道具”というものに大変興味がありましたの!」
そう言うと、シルヴィは瞳をキラキラさせながらズイッと詰め寄って来た。
まぁ、本人が見たいって言うなら別に止めるつもりはないが……
しかし、シルヴィが魔道具にそんなにご執心だったとは、全然知らなかった。
こうして、俺はシルヴィを伴って各種魔道具の点検へと回るのだった。
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