269 / 445
悪夢の奴隷生活編
奴隷解放
しおりを挟む
僕と妹は午後の早い時間に帰宅した。
僕は自分の部屋に戻って、部屋着に着替える。
2日間の雪乃、毛利さん、妹との横浜デート(?)~お泊り会が終わり、これで、1か月の奴隷生活から解放されると考えると、心の底から嬉しい。
もう、上杉先輩にまとわり付かれることも無くなるだろう。
本当に奴隷生活、最悪だったな…。
マッサージさせられたり、
リードを付けて散歩させられたり、
合コンのセッティングをやらされたり、
卓球をやらされたり、
料理や弁当を作らされたり、
ジュースのお酌させられたり、
数年分の労働をやらされた感じだ。
それも、今日限りだ!
明日から、平和な日々になるに違いない。
ホッとして、ベッドに横になった。
昨夜の出来事を思い出す。
雪乃とキスして、おっぱい揉んで、毛利さんとはハグしたしな。
妹がいなかったら、いろいろ楽しいことができたはずだ。
2人とは付き合ってないけど、彼女たちはそんなことは、どうでもいいみたいだし。今後は、僕も開き直って、本能に従うことにする。
今後、チャンスはたくさんあるだろう。
3学期が楽しみになってきた。
また、怪文書の件を思い出す。
横浜からの帰りの電車内で気が付いたが、怪文書で意味が分からなかった、“F14”が北参道駅のことかもしれないということだ。
僕は起き上がって、机の引き出しにしまってある、生徒会に届いていた怪文書を取り出し、再び読んでみた。
◇◇◇
今年の雑司祭も上手くいった。
来年も上手くいくだろう。
来年は、
1.CROWNから奪う
2.F(人生、宇宙、すべての答え/3)に通う者への手紙を見ろ
もし、私を捕まえることができた者には報酬を与える。
報酬は1.57M。
Р
◇◇◇
2.の部分。
“人生、宇宙、すべての答え”は、“42”
すると、“F(42/3)に通う者への手紙”。
約分して、“F14に通う者への手紙”。
F14は地下鉄の北参道駅の事。
ということは、“北参道駅に通う者への手紙”ということなんじゃあないだろうか?
学校の生徒で、自宅が北参道駅が最寄りの者への手紙という事ではないか?
そうすると、その生徒を捜して、そいつに何か手紙が届いているかどうか確認すれば良いことになる。
しかし、500人近い全校生徒から北参道駅に住んでいる者を探し当てるのは、友達がほとんどいない僕には骨の折れる作業になりそうだ。
どうしたものか?
そうだ!
生徒会に生徒がどこに住んでいるかという情報が無いか、伊達先輩に聞いてみるか。
一方で、
“1.CROWNから奪う”
の意味は、まだ全くわからないままだ。
そして、“報酬は1.57M”、ということは報酬は157万円ということだ。
謎が少し解消したので、かなり頑張ろうと思った。
しばらく、怪文書の謎について考えていたが、昨夜、2度も起こされたので寝不足だったので少し昼寝をすることにした。
1時間と少し経った頃、スマホが鳴ったので、目が覚めた。
LINEで雪乃からメッセージが。
『デート楽しかったよ』
『それで、昨日の夜、私の胸触ったよね』
『ということは、私の奴隷になってくれるってことだよね?』
これを読んで、僕は飛び上がった。
何、言ってんの…?
そういえば、以前、雪乃が『いつでも胸触っていいから、奴隷やってよ』っていってたのを思い出した。
昨夜のあれは、関係ないでしょ?
拒否する。
『奴隷はやらない』
その言葉を無視するような返事が来た。
『3学期始なったら学校で話そう』
何だよ…。
まあ、雪乃の奴隷をやることになっても、彼女なら無理難題は無いだろう。多分。
昨日、一昨日もそれほど命令というほどのことは無かったからな。デートコースを考えて、料理を作ったぐらい。
それに、H なことたくさんできるかもしれないしな。
数日間はまだ冬休みだ。
宿題も終わっているし、3学期が始まるまでは、ゆっくりと寝て過ごそうと思った。
色々、考えていると、またスマホが鳴った。
LINEで悠斗からメッセージだ。
悠斗からのメッセージは、ちょっと久しぶりだな。
『明けましておめでとう』
『おめでとう、今年もよろしく』
『純也、明日は暇?』
『暇』
『じゃあ、遊びに行っていいか?』
『いいよ』
『ちょっと見せたいものがあるんだ』
『何?』
『あった時に見せるよ』
『OK』
僕らは時間を決めて会話を終了した。
悠斗が“見せたいもの”ってなんだろう?
全く想像できないな。
まあ、明日の楽しみとしておくか。
アプリを閉じた後、僕は昼寝でもすることにした。
そして、夕方、起き出して、夕食を食べ終えて、再び部屋でゴロゴロしていると、またスマホが鳴った。
LINEで毛利さんからメッセージだ。
『冬休み最終日、時間ある?』
『あるよ』
『新しい小説を書いたので感想を聞きたいんだけど』
『いいよ』
僕は快諾する。
場所は、また僕の部屋で会うことになり、時間を決めた。
しかし、また小難しい小説じゃあないだろうな。
などと考えつつ、スマホを置いた。
僕は自分の部屋に戻って、部屋着に着替える。
2日間の雪乃、毛利さん、妹との横浜デート(?)~お泊り会が終わり、これで、1か月の奴隷生活から解放されると考えると、心の底から嬉しい。
もう、上杉先輩にまとわり付かれることも無くなるだろう。
本当に奴隷生活、最悪だったな…。
マッサージさせられたり、
リードを付けて散歩させられたり、
合コンのセッティングをやらされたり、
卓球をやらされたり、
料理や弁当を作らされたり、
ジュースのお酌させられたり、
数年分の労働をやらされた感じだ。
それも、今日限りだ!
明日から、平和な日々になるに違いない。
ホッとして、ベッドに横になった。
昨夜の出来事を思い出す。
雪乃とキスして、おっぱい揉んで、毛利さんとはハグしたしな。
妹がいなかったら、いろいろ楽しいことができたはずだ。
2人とは付き合ってないけど、彼女たちはそんなことは、どうでもいいみたいだし。今後は、僕も開き直って、本能に従うことにする。
今後、チャンスはたくさんあるだろう。
3学期が楽しみになってきた。
また、怪文書の件を思い出す。
横浜からの帰りの電車内で気が付いたが、怪文書で意味が分からなかった、“F14”が北参道駅のことかもしれないということだ。
僕は起き上がって、机の引き出しにしまってある、生徒会に届いていた怪文書を取り出し、再び読んでみた。
◇◇◇
今年の雑司祭も上手くいった。
来年も上手くいくだろう。
来年は、
1.CROWNから奪う
2.F(人生、宇宙、すべての答え/3)に通う者への手紙を見ろ
もし、私を捕まえることができた者には報酬を与える。
報酬は1.57M。
Р
◇◇◇
2.の部分。
“人生、宇宙、すべての答え”は、“42”
すると、“F(42/3)に通う者への手紙”。
約分して、“F14に通う者への手紙”。
F14は地下鉄の北参道駅の事。
ということは、“北参道駅に通う者への手紙”ということなんじゃあないだろうか?
学校の生徒で、自宅が北参道駅が最寄りの者への手紙という事ではないか?
そうすると、その生徒を捜して、そいつに何か手紙が届いているかどうか確認すれば良いことになる。
しかし、500人近い全校生徒から北参道駅に住んでいる者を探し当てるのは、友達がほとんどいない僕には骨の折れる作業になりそうだ。
どうしたものか?
そうだ!
生徒会に生徒がどこに住んでいるかという情報が無いか、伊達先輩に聞いてみるか。
一方で、
“1.CROWNから奪う”
の意味は、まだ全くわからないままだ。
そして、“報酬は1.57M”、ということは報酬は157万円ということだ。
謎が少し解消したので、かなり頑張ろうと思った。
しばらく、怪文書の謎について考えていたが、昨夜、2度も起こされたので寝不足だったので少し昼寝をすることにした。
1時間と少し経った頃、スマホが鳴ったので、目が覚めた。
LINEで雪乃からメッセージが。
『デート楽しかったよ』
『それで、昨日の夜、私の胸触ったよね』
『ということは、私の奴隷になってくれるってことだよね?』
これを読んで、僕は飛び上がった。
何、言ってんの…?
そういえば、以前、雪乃が『いつでも胸触っていいから、奴隷やってよ』っていってたのを思い出した。
昨夜のあれは、関係ないでしょ?
拒否する。
『奴隷はやらない』
その言葉を無視するような返事が来た。
『3学期始なったら学校で話そう』
何だよ…。
まあ、雪乃の奴隷をやることになっても、彼女なら無理難題は無いだろう。多分。
昨日、一昨日もそれほど命令というほどのことは無かったからな。デートコースを考えて、料理を作ったぐらい。
それに、H なことたくさんできるかもしれないしな。
数日間はまだ冬休みだ。
宿題も終わっているし、3学期が始まるまでは、ゆっくりと寝て過ごそうと思った。
色々、考えていると、またスマホが鳴った。
LINEで悠斗からメッセージだ。
悠斗からのメッセージは、ちょっと久しぶりだな。
『明けましておめでとう』
『おめでとう、今年もよろしく』
『純也、明日は暇?』
『暇』
『じゃあ、遊びに行っていいか?』
『いいよ』
『ちょっと見せたいものがあるんだ』
『何?』
『あった時に見せるよ』
『OK』
僕らは時間を決めて会話を終了した。
悠斗が“見せたいもの”ってなんだろう?
全く想像できないな。
まあ、明日の楽しみとしておくか。
アプリを閉じた後、僕は昼寝でもすることにした。
そして、夕方、起き出して、夕食を食べ終えて、再び部屋でゴロゴロしていると、またスマホが鳴った。
LINEで毛利さんからメッセージだ。
『冬休み最終日、時間ある?』
『あるよ』
『新しい小説を書いたので感想を聞きたいんだけど』
『いいよ』
僕は快諾する。
場所は、また僕の部屋で会うことになり、時間を決めた。
しかし、また小難しい小説じゃあないだろうな。
などと考えつつ、スマホを置いた。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

冴えない俺と美少女な彼女たちとの関係、複雑につき――― ~助けた小学生の姉たちはどうやらシスコンで、いつの間にかハーレム形成してました~
メディカルト
恋愛
「え……あの小学生のお姉さん……たち?」
俺、九十九恋は特筆して何か言えることもない普通の男子高校生だ。
学校からの帰り道、俺はスーパーの近くで泣く小学生の女の子を見つける。
その女の子は転んでしまったのか、怪我していた様子だったのですぐに応急処置を施したが、実は学校で有名な初風姉妹の末っ子とは知らずに―――。
少女への親切心がきっかけで始まる、コメディ系ハーレムストーリー。
……どうやら彼は鈍感なようです。
――――――――――――――――――――――――――――――
【作者より】
九十九恋の『恋』が、恋愛の『恋』と間違える可能性があるので、彼のことを指すときは『レン』と表記しています。
また、R15は保険です。
毎朝20時投稿!
【3月14日 更新再開 詳細は近況ボードで】
如月さんは なびかない。~片想い中のクラスで一番の美少女から、急に何故か告白された件~
八木崎(やぎさき)
恋愛
「ねぇ……私と、付き合って」
ある日、クラスで一番可愛い女子生徒である如月心奏に唐突に告白をされ、彼女と付き合う事になった同じクラスの平凡な高校生男子、立花蓮。
蓮は初めて出来た彼女の存在に浮かれる―――なんて事は無く、心奏から思いも寄らない頼み事をされて、それを受ける事になるのであった。
これは不器用で未熟な2人が成長をしていく物語である。彼ら彼女らの歩む物語を是非ともご覧ください。
一緒にいたい、でも近づきたくない―――臆病で内向的な少年と、偏屈で変わり者な少女との恋愛模様を描く、そんな青春物語です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる