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波乱の夏休み編

大阪城(日本100名城No.54)

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 翌朝、僕らは早々に朝食を取り、チェックアウトして、二条を後にする。
 
 今日も青春18きっぷを使う。
 JRを二条~京都~大阪~大阪城公園と乗り継いで、大阪城を目指す。約1時間の移動だ。

 大阪城公園駅から徒歩でさらに10数分歩いて天守閣のある広場にやって来た。
 大阪城も天守閣のあるところまで、坂や石段を少々進まなければならなかった。遠くから見ると、ここまで坂になっているとは思わなかったので、予定外に疲れることになった。
 ここも観光客でいっぱいだ。飛び交う言語から外国人観光客も結構いるようだった。

 大阪城、豊臣秀吉が作った城だ。それは僕でも知っている。
 しかし、建造当時の木造ではなく、近代に復元されたコンクリート製ということらしい。
 他の城ではあまり見かけない黄緑色の瓦が印象的だ。
 天守閣を見上げると、ジェット機が結構近くを通過するのも見えた。それは、伊丹空港に向かう飛行機らしい。

 僕らは天守閣の入り口で入城料を払い中に入る。
 そして、まずは最上階の展望台を目指す。階段で上がる。展望台は8階に当たるので結構な運動だ。

 やっとのことで登りついた展望台はぐるっと大阪の街が一望できた。天気も良いのでなかなかいい景色が見ることが出来た。
 景色を堪能した後は、天守閣内を階段で降りつつ、各階の展示を見て回る。

 上杉先輩は、復元された黄金の茶室に妙にテンションを上げていた。
 彼女は、ヒカリモノが好きそうだから、予想通りの反応で面白かった。

 なんやかんやで2時間近く見学した。天守閣を出て広場で各自スマホで記念撮影をした。

 少し時間があったのでお昼ご飯には少々早いが、大阪らしいものを食べてから東京に帰還しようということになった。
 
 大阪らしいものと言えば、お好み焼き、たこ焼きなどがあるが、時間があまりない僕らはたこ焼きをどこかで食べようということになった。
 ググってみると大阪駅すぐ近くにたこ焼き屋があるのがわかったのでそこを目指す。

 目的のたこ焼き屋に到着。お昼前なので何とか座席を確保できた。
 メニューを見るとたこ焼き屋以外にも明石焼きというものがあった。
 聞くと、たこ焼きをダシに浸してから食べるという。
 物珍しさもあって明石焼きと普通のたこ焼きを注文して、皆でシェアして美味しくいただいた。

 そして、大阪を出発し10時間かけて自宅に到着した。
 自宅に到着したのは夜10時近くになっていた。
 さすがに疲れた。

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大阪城の情報
https://www.osakacastle.net/
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