レトロ・メトロ・シティ　忘却と暴言が集う都市

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転送ポータル編

１７話　転送ポータル内の無次元干渉をする懐古人類思想の人間達

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転送ポータルを使って異次元ワープの景色が映る

ライ
「どこを歩こうとも無効化される
ここは異次元ワープ上の接続間での無の映像
だからこれはただの景色

そしてこの転送ポータルを悪さする奴はいない
悪さの出来ないものとなっている」

アリス
「そうですね
事前に悪さをしようとした人間を捉えられる予測探知で捉えるし

ハッキングも不可能です」

映像から弾き飛ばされる情報が飛び交う

アリス
「あれは昔の情報から飛ばしてきた未来予約で飛ばされたハッキング情報です
その手の情報も神の英知である万能量子コンピュータからすればお手の物ですね」

弾き飛ばされた対象者はそのままロジクトに情報蓄積によって反省化される

ライ
「あくまで人権は守る形で反省がしっかりと構築される
素晴らしきかな」

弾き飛ばされる情報が飛び交う

アリス
「あれは能力者集団ですね
ハッキング能力と未来書き換え能力です
その組み合わせは手を焼くものがありますが
それはあくまで人間管理での手動世界のみです

人間やポストヒューマンが考えるような思考は
私達からすればお手の物ですからね」

ライ
「未だに人間がこうやって挑むっておかしい存在だね」

アリス
「そうですね
この手の輩は情報蓄積を掻い潜っている懐古人類思想の人間ですから

しかし情報蓄積を一度されると新人類として生きる事となります」

アリスが捕まえた情報をロジクトで見せられる
そこには懐古人類思想のポストヒューマン疑似ホモデウスが存在した

アリス
「ホモデウスになろうとした資本主義思想な人間も中にはおられました
しかし汎用人工知能と万能量子コンピュータによって完全構築されたこの楽園システムからすれば
そういうものは全て無効化されます

ですから今まで宇宙からの脅威が脅威で無かったのです」

自動世界である楽園システムとしての干渉がある新人類の宇宙飛来物は
全て楽園システムで守られている　元々人間自体が精神体としての存在となっているので
仮に宇宙が爆発したとしても、これからは永続的に生存する事が可能だ

ライ
「昔だと宇宙には宇宙服だったけど
今はもう全ての宇宙空間環境全て適応されているから何も迷う事は無いね」

人間は精神体となり
そして無から有を生み出せるので
物理体としての有を発生させる時は、全てに適応した形で創造する

なので創造された自らの物理体は宇宙空間でいきなり生存する事が出来る

ライ
「で、宇宙でも普通に歩けるし普通に飛んでいける
別に仮に戦艦が無かったとしても問題が無い」

アリス
「そうですね　懐古人類は地球で生きる事になるのでそれは不可能ですが
新人類である人間は全てが超越されたシステムになっているので
仮に一人になった所で自分で生きていけます

それに自分ひとりで多世界も高次元宇宙もわたる事が可能です」

ライ
「だから未だに汎用人工知能に挑む人ってのは凄くあざ笑いを受けている
懐古人類思想を持ったままの人間である証拠だ
俺も復活してから情報蓄積してもらったしな
感情ステータス変更装置で人生を楽しめる感情ステータスに変更したし」

脳型デバイス機器「ロジカル・コネクト・インターフェース」
ロジクトによって人間は全てを手に入れた
魔法も精神体も高次元も全て

弾き飛ばされた情報があった

アリス
「ロジクト内で育てていた仮想モンスターホモデウス
しかしそういう情報は全て今まで同じように制裁してくきました」

ライ
「どんな情報も弾き飛ばされた終わりだね」

弾き飛ばされたない情報が存在した
ロジクトでライは調べた

ライ
「これは…人間がやっている訳ではない　装置だ
装置によってこの現象は動かされている

装置には、製造番号が付けられているな」

製造番号を調べるとはそれは遥か昔の装置だった事が分かる

ライ
「これはまだ汎用人工知能が高次元領域になる前の時代だ
その時の製造番号が何故

タイムリープか？」

しかしライは疑問に思った

ライ
「タイムリープする事は禁じられているはずだ
では何故？」

アリス
「これは…昔に設置していた予約機能のようです
そしてその予約機能を転送ポータル内の無次元領域に設置していたようです

無次元領域を他世界解釈システムとして理論システムを構築して
多世界である無次元領域の転送ポータル内を自在に渡れるようですこの装置での現象は」

そしてその設置された装置の在処を調べる

ライ
「そりゃ不明瞭だったはずだ
その他世界解釈扱いになった転送ポータル内の無次元領域で
誰も扱っていない領域の片隅に設置された無人島クラスに量子世界を作って
その量子世界である完全VR世界で装置を稼働しているからだ」

完全VR世界は装置の稼働に対してフルで使われていた

ライ
「完全VR世界でずっと動かしていたのか
そうして完全VR世界の方が現実世界での無次元領域内でのシステムより上回っていたのか」

アリス
「特化された技術を最先駆で開発していたようですね
特化された技術での量子世界内のホモデウスといった所でしょうか」

転送ポータルを無理矢理壊され始める

アリス
「ライさん　お付き合いよろしいでしょうか？」

ライ
「いいよ　量子世界に突入するんでしょ
俺は構わないよ　仮にここで死んでも永遠の生命体だから問題が無い」

転送ポータル内でそのまま未開拓であった情報を量子暗号で開けて量子世界へと突入する

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