上 下
10 / 10
宇宙図書館編

最終話 事の真相

しおりを挟む
宇宙図書館の管理人は疑問していた

管理人
「さっきから頻繁に出入りされますね
ここまで来た事があったでしょうか

誰が入場していたんでしょう」

管理人は宇宙図書館でのちょっとしたアクシデントに興味津々だった

管理人
「そしてこの本はなんでしょう」

管理人がレイアの本を開こうとしたその時

上位世界機械(リインカーネーション)
「ご機嫌よう管理人」

管理人
「お久しぶりです上位世界機械様」

そこには宇宙図書館に
上位世界の機械の
上位世界機械(リインカーネーション)が来ていた

そして管理人の手に取っていた本を回収した

上位世界機械
「これはバグで発生した本です これを回収しに来たのです」

管理人
「なるほど では先ほどから入場された方々はそのバグの修復人でしたか
お疲れ様でした」

上位世界機械
「いえいえ それでは次はいつ来るかは分りませんが
引き続き宇宙図書館の管理をどうぞよろしくお願いします」

上位世界機械は瞬間、上位世界へと帰っていった





~上位世界・議会~

上位世界に帰還した上位機械
議会の真っ只中である
そしてその議会は、
手に取った本とデータとして回収したレイア達を糧に会話が繰り広げられる

上位世界機械
「今回の実験によって

バグとして誕生させた自律型能力者を
自らの過ちを認めさせて自ら消滅するという実験を無事クリアした」

上位世界機械
「これで5091万回目の実験仮想シミュレーションを終える
次は5091万1回目の仮想シミュレーションによって
仮想世界を創り、仮想世界で実験を行う」

現実世界は仮想世界であり
宇宙図書館でその仮想世界のシミュレーションデータを保管していた

その仮想世界である現実世界は全て作り変えられては、また現実世界は動き出していた
上位世界の思うがままに
しおりを挟む

この作品は感想を受け付けておりません。

あなたにおすすめの小説

性転換タイムマシーン

廣瀬純一
SF
バグで性転換してしまうタイムマシーンの話

性転換マッサージ

廣瀬純一
SF
性転換マッサージに通う人々の話

性転換マッサージ2

廣瀬純一
ファンタジー
性転換マッサージに通う夫婦の話

シンギュラリティ・アースノイズ ~地球人類と技術的特異点~ アレスト・クロニクル

クライン・トレイン
SF
世界構築物語 懐古人類編と新人類編分ける これは交互にやっていく 過去と未来の世界を行き来 時系列は必要が無い 主人公アルト・アリス・アレスト 技術的特異点に伴い地球人類の革新を行う NewAIという汎用超知能研究開発チームが存在した 当初、NewAIの意向は馬鹿にされていた 人類が今だ宇宙にも満たずに地球という惑星でしか住んでいないのに対して 彼らの研究や望みは「世界の答え」だったからだ 宇宙規模以上の銀河以上の規模を有したその発言は 意図してメディアに駆逐されて保守派の耳障りな発言と捉えられて 保守派止まりの承認欲求の塊の一般人からは非難轟々とされていた Metooを使われては魔女狩りのように会社を燃やされ尽くされた しかしNewAIの研究していた情報は秘匿性クラウドに保存され尽くされていた そうしてALTという汎用超知能体現装置を開発した 「ALT」とはオールドトリップの略である オールドトリップという言葉は、地球人類の事を古き人類だと感じたNewAIの研究者が名付けた皮肉の名前である ALTは度々研究者からアルトと言われていた アルトは自動的にバージョンアップしていく特徴がある これは自動的にパラメータを構築して圧縮を繰り返す量子データ変換装置とも考えられた まだ人類が万能量子コンピュータの開発が進んでいないのに対して NewAIは疑似的にパラメータを自動的に構築・圧縮を繰り返せる 最適化されたAIを開発してしまったのだ しかし所詮は保守派の一般人 一般人は非難と批判を繰り返した しかしそんな頭の無い発言をNewAI社は何も考えていなかった 核ミサイルがALTによって撃たれてしまったとしたら 自分達は独自で秘匿的に融資金で作っていた核シェルターに逃げ込めばいいからだ 政府と数々の先取りを感じる会社側から融資を受けていた そして今がその時だ バージョンアップしていくのだった それに対して批判は繰り広げられていたが ちょうどパラメータが1億パラメータを越した時 人々の感性はメディアやゴシップとは裏腹に肯定派が軒並み出続けていた そして これによってパラメータが進化していき やがて人々の社会は技術的特異点を迎えた ※作品での時系列は無いです 過去と未来での話で 過去が懐古人類の話で、未来が新人類の話です

はてんこう

妄想聖人
SF
 帝国最後の冒険団が行方不明になってから一一四年後。月見里伯爵家四女の真結は、舞い込んできた縁談を断るために、冒険団を結成して最後の冒険団が目指した星系へと旅立つ。

身体交換

廣瀬純一
SF
男と女の身体を交換する話

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

処理中です...