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催眠世界編

17話 催眠桃源郷(ネクロサイコキネシス)

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レフアンは自分の能力をずっと隠していた
自分の能力は完全にコンプレックスだったからだ
レフアンの能力は自分の思考をシャットダウンする能力だ
能力者学校の際、レフアンが能力発動しなかったのはコンプレックスの為だ

レフアン
(そう、それだけ だから私の能力は何の使い物になれない
どれだけしょうもない能力であっても私の上をいくのよ
そしたらしょうもないでしょ こんな能力は…!)

レフアンはいつも能力を言わない為に、
「現在鍛えてるから言わない」と言い伸びれてきた





デスター
「お、おれの予知能力また当たっちまったよ!HAHAHA!」


【催眠桃源郷(ネクロサイコキネシス)】
≪催眠された空間内の世界へ誘う能力≫


レフアン
「目を見たら能力発動
と思われていたらしいけど

私が催眠世界へと誘われたのを確信したのは
転送された状態で思考のシャットダウンをしたから

その時に催眠桃源郷が何なのか感覚的に分かったみたいだ」

実際は、能力者がいる訳ではなくて
能力内の壁が能力発動

レフアン
「つまりこの建物だけが能力の発動場所だって所ね
この建物では他の区画では時間停止の役割もある」

レフアンはまたしてもリストカットし出す




レフアン
「私ってば、DQNとオックスがいたのに
その危険が分かってたのに駆け付けなかった
なんて愚かだったのだろう」

それを何故知ったかと言えば
レフアンの近くで未来予知をしているデスターからだった

デスターは予知能力の持ち主だった
そして催眠世界でロック対象となっている者だ




レフアン
「私も役割くらいは果たさなきゃね
私みたいな人間でもね…」

レフアンはリストカットした手に包帯を巻きなおして
デスターへと駆け寄る

レフアン
「じゃあ、私がして欲しい予知能力決めちゃおっか」

デスターが予知能力をする
すると、レフアンが刺していた




デスター
「嘘だろ…なんでだ…俺の予知能力に無かったぞ…こんなの」

レフアン
「あなたの予知能力はね、思考の共有というモデル元で行われてる予知能力なの
それは予知能力の際に、
必ず「○○気がする」っていう当たり障りのない予知の仕方で気付いたわ


そして、誰もいない所での爆発事故に全く気付かなかった所
そこで予知能力が何らかの制約の元、行われてるって気付いたの」

爆発事故が起こったのは
コールとエミングとルイが喧嘩している所で起こっていた

レフアンはその始終を見ていた
そして死体に対して南無阿弥陀仏を唱えた事もあったのだ




デスター
「でも…だからって…お前は思考しているだろ ロボットでもないだろうよ…」

レフアン
「そうね れっきとした人間よ
でもね、思考をシャットダウンする能力者だとしたら?
何で私が能力を誰にも言わなかったか分かる?こんな要らない能力コンプレックス過ぎるのよ!」




レフアン
「アバウト的に考えられる能力で考えれば
催眠世界はどんな制約で存在していると思う?
それは催眠されている人の思考という他ならないだろ

だとしたら思考を呼び覚ますリセット能力が必要だ
そのリセットの重要指数である者がこの私なの


私は今ここでやっと救われる
やっと私がメンヘラでも役に立てる瞬間が来る
それが今とっても幸せだわ」

そう言ってレフアンはデスターを惨殺した
催眠世界のロック対象は解除された
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