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回収メイズ編
83話 1メモリーも覆させない超真空の中で
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ラウド
「俺は…諦める訳にはいかない
俺は俺の意思でやってる訳じゃない
これは世界の意思でやっている
ナイトメアメイズで求めた未来を俺は迷宮庭園で再び再開した時に既に手に入れた
俺はもうゲームクリア後の世界に生きている人間なんだ
だからこの命は、この電子世界の住人の意思を尊重しようって思ったんだ
だから俺は戦う…!」
その為の力もラウドは手に入れていた
仮想メイズ装置に願ったトルギスの情報を元に世界の変革を知っていた
ラウド
「この世界がどういう風に世界が誕生したのかは分からないが
その一つの仮説に超新星爆発がある
その力の源を俺は持っていないが
それをモデルに体系化した力なら俺は手に入れられるはずだ…!
その一回きりの力を俺は使う」
ラウドはその力を欲した
メイズ力をフルに使うので1度だけの力の使い方だ
無論、これが外れればラウドは負ける事になる
しかし、ラウドは恐れなかった
アキト
「ん?
真空で俺を取り囲むつもりか?
そうはさせんぞ
はは
残念だったな
俺は物質を持っている
しかし完全破壊を持ってしても
俺の肉体は削れはしない」
ラウドの全力を持った真空の攻撃
それは回収メイズのアキトにとって造作も無い事
全力の力を出したとしてもアキトの力には及ばない
それだけの補助で残していた回収メイズの力が残っていたからだ
しかしそれでもラウドからメイズ力が落ちていない事に気付く
アキト
「な…
俺の力を持ってしても…何故だ…?」
ラウドは自身のメイズ力に真空円化していた
それはラウドが最後の全力を出す為の力であった
おかげでラウドは回収メイズの攻撃によって
自身へのダメージが蓄積されていた
それでも力を発揮する事は出来る
そしてラウドは唱えた
その力の発動を
ラウド
「超真空爆風!!」
ラウドは自身の攻撃能力を一つの圧縮内で構築していた
真空に真空を作り出して、その真空圧縮内に真空円化を施して
真空円化された真空は一つの極々小惑星の疑似化を構築していた
アキト
「超真空爆風だと…!?」
それは極々小惑星の超新星の連続爆発を疑似化した攻撃だった
その周囲に存在する全ての生物や成分を一瞬で消化するであろう攻撃性だ
これはいかなるメイズ能力であっても対抗する事は不可能だ
回復メイズであってもそれは追いつけないだろう
ましてや人々の感情論を回収するであろうメイズに至っては紛れもなく死あるのみだ
アキト
「俺が…俺がこんな若造に負けるだと…!?
俺にもっと…もっと力を…!」
しかしアキトが見た下降にいる人々は回収メイズのカモリストにはならなかった
もうカモリストには属さないそのタイプを持っていた
始めて実感した残酷は、自身への施される人々からの死への渇望だった
「俺は…諦める訳にはいかない
俺は俺の意思でやってる訳じゃない
これは世界の意思でやっている
ナイトメアメイズで求めた未来を俺は迷宮庭園で再び再開した時に既に手に入れた
俺はもうゲームクリア後の世界に生きている人間なんだ
だからこの命は、この電子世界の住人の意思を尊重しようって思ったんだ
だから俺は戦う…!」
その為の力もラウドは手に入れていた
仮想メイズ装置に願ったトルギスの情報を元に世界の変革を知っていた
ラウド
「この世界がどういう風に世界が誕生したのかは分からないが
その一つの仮説に超新星爆発がある
その力の源を俺は持っていないが
それをモデルに体系化した力なら俺は手に入れられるはずだ…!
その一回きりの力を俺は使う」
ラウドはその力を欲した
メイズ力をフルに使うので1度だけの力の使い方だ
無論、これが外れればラウドは負ける事になる
しかし、ラウドは恐れなかった
アキト
「ん?
真空で俺を取り囲むつもりか?
そうはさせんぞ
はは
残念だったな
俺は物質を持っている
しかし完全破壊を持ってしても
俺の肉体は削れはしない」
ラウドの全力を持った真空の攻撃
それは回収メイズのアキトにとって造作も無い事
全力の力を出したとしてもアキトの力には及ばない
それだけの補助で残していた回収メイズの力が残っていたからだ
しかしそれでもラウドからメイズ力が落ちていない事に気付く
アキト
「な…
俺の力を持ってしても…何故だ…?」
ラウドは自身のメイズ力に真空円化していた
それはラウドが最後の全力を出す為の力であった
おかげでラウドは回収メイズの攻撃によって
自身へのダメージが蓄積されていた
それでも力を発揮する事は出来る
そしてラウドは唱えた
その力の発動を
ラウド
「超真空爆風!!」
ラウドは自身の攻撃能力を一つの圧縮内で構築していた
真空に真空を作り出して、その真空圧縮内に真空円化を施して
真空円化された真空は一つの極々小惑星の疑似化を構築していた
アキト
「超真空爆風だと…!?」
それは極々小惑星の超新星の連続爆発を疑似化した攻撃だった
その周囲に存在する全ての生物や成分を一瞬で消化するであろう攻撃性だ
これはいかなるメイズ能力であっても対抗する事は不可能だ
回復メイズであってもそれは追いつけないだろう
ましてや人々の感情論を回収するであろうメイズに至っては紛れもなく死あるのみだ
アキト
「俺が…俺がこんな若造に負けるだと…!?
俺にもっと…もっと力を…!」
しかしアキトが見た下降にいる人々は回収メイズのカモリストにはならなかった
もうカモリストには属さないそのタイプを持っていた
始めて実感した残酷は、自身への施される人々からの死への渇望だった
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