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命繋ぎ編
60話 全ては小さきものから 全ては世界への先へと
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蛇口殿の中身にあったメノワールごと
その部分が亀裂攻撃で取り出されていた
デバイス機器から仮想マリアの伝言が聞こえていた
仮想マリア
「最初から全力でやれ
復元されると同化されてしまう
これが私の限界であり、お前らの精一杯やれる事だ」
ラウドの後ろに
急いで降りて来ていたリリーナと合わせて攻撃を繰り出した
「真空爆風…!」
「炎で焼かれ尽くせ…!」
斬り落とされたであろう
同化する状態の身動きの取れないメノワールを
真空の刃に爆風と炎が混じった力がメノワールを取り囲んだ
その攻撃によってメノワールは完全に焼かれて消化されて消滅していった
しかしそこには小さな生物がまだ残っていた
ラウドはそれを殺そうとするが仮想マリアが伝える
仮想マリア
「もう彼には力は残されていないよ
元となった生物だよそれは」
機械繊維を全て取り除かれて消滅していった
そのメノワールの正体は
実験体として使われた小さな蚕であった
仮想マリア
「その小さな蚕は
人間世界で育まれては焼かれ捨てられていった
利用する関係とは言ったものの
利用した後は残酷なものだ
これはその小さな生物が羽ばたきたかった感情に
向かってきてくれたある一人の博士が考案した創生されたメイズ生物だった」
その博士もメノワールの記憶の回想の中を察する通り
既に息絶えてしまったが
ラウド
「全ての元凶は全ての傀儡で作られたのか…」
傀儡メイズ+蚕メイズによる創生されたメイズ生物
その本体である蚕を持ち上げる
何の力もなく空を飛ぶ力も無く
しかしそれは生きていた
そして世界を蝕んでいた
ラウドは自身の夢我を見るように
蚕を投げた そしてラウドは言った
ラウド
「真空滅多切り…!」
それは完全なる消滅を伝えるものであった
その部分が亀裂攻撃で取り出されていた
デバイス機器から仮想マリアの伝言が聞こえていた
仮想マリア
「最初から全力でやれ
復元されると同化されてしまう
これが私の限界であり、お前らの精一杯やれる事だ」
ラウドの後ろに
急いで降りて来ていたリリーナと合わせて攻撃を繰り出した
「真空爆風…!」
「炎で焼かれ尽くせ…!」
斬り落とされたであろう
同化する状態の身動きの取れないメノワールを
真空の刃に爆風と炎が混じった力がメノワールを取り囲んだ
その攻撃によってメノワールは完全に焼かれて消化されて消滅していった
しかしそこには小さな生物がまだ残っていた
ラウドはそれを殺そうとするが仮想マリアが伝える
仮想マリア
「もう彼には力は残されていないよ
元となった生物だよそれは」
機械繊維を全て取り除かれて消滅していった
そのメノワールの正体は
実験体として使われた小さな蚕であった
仮想マリア
「その小さな蚕は
人間世界で育まれては焼かれ捨てられていった
利用する関係とは言ったものの
利用した後は残酷なものだ
これはその小さな生物が羽ばたきたかった感情に
向かってきてくれたある一人の博士が考案した創生されたメイズ生物だった」
その博士もメノワールの記憶の回想の中を察する通り
既に息絶えてしまったが
ラウド
「全ての元凶は全ての傀儡で作られたのか…」
傀儡メイズ+蚕メイズによる創生されたメイズ生物
その本体である蚕を持ち上げる
何の力もなく空を飛ぶ力も無く
しかしそれは生きていた
そして世界を蝕んでいた
ラウドは自身の夢我を見るように
蚕を投げた そしてラウドは言った
ラウド
「真空滅多切り…!」
それは完全なる消滅を伝えるものであった
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