ナイトメアメイズ２　～悪夢迷宮庭園（ナイトメアラビリンス）～

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エミナ町崩落編

２２.７話　天罰メイズのエンドファイ

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～メイズ協会～

メイズ協会付近を災害的に消失していくのはメノワールによるばら撒かれるウイルス障害だ
その障害のあるウイルス成分をばら撒いてメノワールが飛んでいく下は枯れていく

メイズ協会へ行くのも
また自分がいた場所へ帰る為だ

しかしメイズ協会はその災害メイズ生物を知る者知らない者でごった返していた

「どうする？
こいつらのように知らない者は役に立つとも思えんが…」

それ以上にメイズ協会員が失うのはそれなりの被害になる
考えている内に上層メイズ協会員は協会外の景色を見ていた
メノワール以外にも何やら向かってくる輩がいる

それはメイズ協会へと襲撃してくる

「エミナ町に出ていたメイズ協会員から連絡されたチェスの思想に酷似した者達か」

災害メイズ生物＋チェスの同士である回収メイズのアキトの軍勢が襲撃する
そのツーコンボに上層メイズ協会員は苦悩していた
そこに一人の少女が出向いてきた

「天罰メイズのエンドファイ…」
「おぬしは私の事を知っているようだな？癒着の長い事お疲れだな」

「俺が天罰される…訳ではないだろう」
「そうだ　天罰対象となった者が来るであろう場所に転送しに来た
無論私は天罰対象を天命攻撃で弱らせるだけであるからして
お前らの置かれた状況に対しては触れない」

そう言ってエンドファイは空を浮かんだままメノワールへと向かった
そしてエンドファイは天罰対象のメノワールへと向かって攻撃の準備を開始する

「メノワール…おぬしは世界に天の災害を招く者だ
天災を招くのなら私が天罰を下そう

天雷共鳴！」

【天雷共鳴】
≪天から雷を鳴らせる
天候を一点に集約して雷鳴を轟かせる≫

メノワールに向かって天候が変わり出してから
一筋の雷鳴がメノワールに一点放火される
メノワールはその影響で焼け焦げて高速移動する

「メノワールめ…あれだけ早い速度を有しているのか
これは夢我と同じで厄介な生き物だ」

しかし天雷共鳴のストックがもう残っていない
天命攻撃の対象となった者に対してのみ攻撃出来るからだ

残りの天罰対象への攻撃は一つだけ残っていた
メノワールは高速移動で逃げ出していて既に遥か遠方へと逃げ込んでいた
視界からすると点になっている程の遠距離だ

「殺害遂行能力に徹した槍を食らわせてやろう
殺欲の槍」

【殺欲の槍】
≪殺害遂行能力に徹した槍
貫通すれば、肉体の内部へと刺さった槍から外部へ槍が放出される≫

メノワールは高速移動していたはずがそのまま後ろから
尾から頭を貫通する槍が飛ばされる
そしてメノワールの意識を取り戻して復元する動きの前に
内部で刺さっている槍が回転しながら槍内部から放出された槍によって
抉り回転を施される

メノワールは形を無くしてそのまま落ちていった

「あの距離までいくとなると…蛇口殿に近い気がするが…
私の天罰対象になっていない所を見るとそこまで心配はないだろう」

天罰メイズのエンドファイはそう言い残して
そのメノワールと言う障害を取り除いてから
転送して還っていった

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