生きた標本

クライン・トレイン

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6話 世界線ルート

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アレスト
「今は俺が予言の紙を書いた時と一体いつの未来だ」

実はアレスト達が未来と思っていたのは近い未来でおよそ70年後の未来だった。
なので人は人肉に興味などは示していなかった。
あれらは全て宇宙人の言葉だ

しかしオソロは宇宙人の信頼を勝ち取るまでの信憑性というノウハウを応用し、
人々が持つ良いニュースよりも悪いニュースを好む感情を揺さぶらせ
時に弱く時に強く悪いニュースからブラックジョークを好む人間に成長させた。

ブラックジョークを好む世界で、アレストとオソロは生きた犯罪者として
テレビで熱烈な実況者と共に生放送されていた。
カメラは超小型カメラで蚊のような小さな機械で撮影されている。


アレストは未来まで普通に生きていた
オソロは追われる身だったが館長に家を渡され預言者のファンだという事を
素直に受け止めた預言者オソロはそこで殺人を繰り返しながら暮らしていた。
そしてその予言の紙の自作自演で生きながらえた

オソロ
「で、俺達は記憶をなくす薬を入れられていたって訳
この世界線では、俺達一緒に逃げてたんだ しかし人間はもう宇宙人に支配されている

だから生きた標本にいる逃げていただけのアレストを見ても
普通に疑わなかったんだ 宇宙人に既に意識を乗っ取られているからな」




オソロ
「世界をタイムリープしているのだよ
私達宇宙人と君達人間はな

アレストとオソロは同じ境遇だという事だ」

これは人間二人と宇宙人全員の戦いだ

アレスト
「二人は外に出た事がなくすっかり未来気分で幹部にカーテンを開け外を見せられた時に、
「空飛ぶ車浮いてねぇじゃん」などをボケをかましていたっけ」

オソロ
「逃げている最中も自作自演での実行犯が金無くなって
金融から追われ精神的に病んだ末に家族を自殺したように見せかけた殺人で保険金受け取ってから
金融から救われた依頼者だったが俺は「自業自得じゃねぇか知るか。あの世で詫びてろカス。」と
殺人鬼らしい言葉を放って殺したっけな

その頃には実行犯は凶悪犯となっていたからね 俺はそれで英雄視されていた」



オソロ
「人間達は人間達で立ち上がっている
乗っ取られた宇宙人達側の会話を聞いていた」

宇宙人は未来からやって来た侵略者だった。

アレスト
「未来では優れた人間達が宇宙人の惑星を侵略していた」

オソロ
「宇宙人は家畜として扱われたりひどい扱いを受けていた。
人間達を殺すだけでは納得できない。
自分達で操り、あらゆる生活を宇宙人の手によって生活させられる。
本当の侵略という復讐をする為、過去にやってきた。」

それで宇宙人の侵略が続いている
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