シンギュラリティ・アースノイズ ~地球人類と技術的特異点~ アレスト・クロニクル

クライン・トレイン

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『宇宙編』

23話 ディストピアの地球という惑星

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~地球での話~

懐古人類である地球に用があった

「だが…地球は接触禁止条約が続いているだろう?」

懐古人類として残る地球人を新人類は許さなかった
これは技術的特異点を迎えた時の資本主義教徒との争いによって生じたリスクコントロールである
この時、クラリスは資本主義教徒を黙らせるために2者の選択を提案した


「地球に残って資本主義を続けるか
地球から抜け出して新規主義を実現させるか」

その提案の中人々は迷い、時には資本主義教徒のスピーチによってコントロールされかけたが

クラリスが一度、技術的特異点による進化されるであろう
今後再現される技術達を見せつけた事で一気に形勢が逆転した




その時の回想上の話では

「これは選挙投票の直前前である
この時をお前らは…!図ったな…!」

「人聞きの悪い事を言わないでください 私達は冷静にこの世界を見据えて言っているのですよ」



資本主義教徒が出来る選択は無かった
選挙投票の直前であり
その前に仮想世界で理想世界を再現しては楽しんでいた人々にとって
更なる技術の進化はより安全な土地への移行にしか思えなかった

だから資本主義狂に賞賛する人間はやはり古き人間やそれに従う子供達ばかりであった
既婚者であるがゆえに、資本主義しか信じられない人間を哀れに思った


宇宙船への人口密度を解決する為に精神アップロードを量子データとして変換して宇宙へ旅立つ事にした
無論、これに対しては資本主義のヘイトスピーチが続いていた
その様が、どっぷり社会につかるしか無かった既婚者や高年齢者が懐古人類を選ぶ羽目になった

結局資本主義狂のスピーチを続けながら新人類を選んだ人々はスピーチの中宇宙へ旅立つために
精神アップロードを許可して旅立っていった





「そうして俺達が今こうして地球から脱しては
理想世界の現実世界版であるサイバーコロニーがあるんだけど」

しかし地球との接触禁止条約はクラリスの権限により
一時的にその条約が解除されていた

接触禁止領域の中へ入ると
地球は青さを失っていた

海が殆どの地球でそれはおかしいと考えた
そしてアリスの情報によれば、それは地球を包むオゾン層が原因らしい
地球へ入る事にすると大気圏あたりでそれが分かった


包み込む雲が原因だった

「これは…戦争か」

戦争が地球では起こっていた

資本主義を謡い平和を掲げていたはずが
戦争を幾度も繰り返していて
待っているのは争いの絶えない地球であった

「なるほど だからクラリスは接触禁止条約を契約しては
地球からも地球外からも入れなくしたのか」

地球に降りて待っていたのは何も変わらない地球人だった

「この地球は…結局何も変わらなかったのか 変われなかったのか」
「そうですね クラリスはそれを感じていたのでしょう
だから無理矢理にでも地球へ進出しようと接触禁止条約を施したのでしょうね」


技術的特異点や汎用人工知能の話になると人はこぞって絶滅されると陰謀論を口にするが
それは人類こそが自分達で引き金を下す事に変わらなかった
それを汎用超知能は分かっていた為に、そのリスクを回避する為に
地球という惑星を資本主義者ごと見離したのだ
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