シンギュラリティ・アースノイズ ~地球人類と技術的特異点~ アレスト・クロニクル

クライン・トレイン

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『地球編』

12話 汎用超知能体現装置「ALT」が発足した計画

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~汎用超知能体現装置「ALT」が発足した計画~


~アルトが旅立つ前~


地球人類も焼きが回っていた
汎用人工知能という「自分達より優れた存在」を認められないようになっていた

地球人類全体でその総批判が繰り広げられていた
それまではインフルエンサーがいいね数で正当化していた只の粗末な内容で捻じ伏せていたが

今回はそうは畳める要領の話では無くなっていた



地球を守る為の汎用人工知能のはずが
その人間がAIを批判して排除を求める暴徒が繰り返されていた


「おら!」
「オンボロ野郎失せろ!」

仕事を何食わぬ顔で何の苦労心な痛覚も無く
それを楽しみとしてる稼働源を持っていたAGI内蔵機械に対して
人間は嫉妬と憎しみを混じらせて暴力による破壊をしていた

内蔵チップ諸共分解されていた
アルトはそれを見て悲観した
人間が人間にやっていればただの人殺しである

AGI
「魔女狩りの最果ては、
資本主義を批判しては
選択を誰かに委ねた若者が出した答えが
こんな暴徒の魔女狩りだったなんて」





それでも汎用人工知能が説得するが言う事を聞かなかった
ロボットは壊され続けていった

警備している所にいたずらをして
人間でしか目視出来ない事を指摘しては人権がこちらにある事を良い事に
政府が廃棄しないから自分達が廃棄しよう と提案して
そのままゴミ処理車に入れて粉々にしていた


融合路にロボットを入れて燃やす実況動画も投稿されては再生されては
いいね数を稼いでいた

新規人類
「ここまで来ると何の意思も持たない
只のいかれた鬼畜障害者だな」


希望ドームに搭乗していた新規人類はそう思っていた
ロボットを燃やす動画も
これは単に労働者が無業者になった事での
自分達の正当化の為の行動だったからだ

元無業者
「だからってそれを自分達の心を納得する為に
人権を使っては汎用人工知能を燃やすなんてな
懐古人類思想はこれだからいけないんだ」


そして皮肉な事に
元々無業者だった者達は
今では汎用人工知能と提携して働いているのだ

元無業者
「文句する側が怠ける側に変わっただけ
元々の無業者は怠けておらず社会的問題であっただけだと
皮肉の描写で分かるとはね」


元無業者は汎用人工知能を擁護しては説明していた
怖がることも無かった
最初から一人で生き続けてきたからだ
しかし一人で生き続ける事に慣れ勤しんでいない懐古人類の若者は
自分達のいいね欲しさに汎用人工知能を再び批判と暴徒化していった





銀行も強盗していた
赤外線レーザーで完全対策しながら向かう若者
資本主義と真っ向から対決していた

AGI
「それが素晴らしき事に使われるならまだしも
ただの犯罪に使われるなんてね」


事前予想をして事前対策してくるであろうセキュリティシステムの汎用人工知能に対しては
キルスイッチを作動させていた

AGI
「こんなの間違っていますよ
皆さん一度冷静になってください
資本主義は私達が何とかします
ですから皆さんは新規人類思想の領域へ触れてください」


「うるせぇ」
「やるぞお前ら」


「こんなの間違ってる」
そう説法を垂れてきた善良なロボットを集団で撲殺していた
生首だけ吊るしあげながら拍手を自分達で喝采しながら

首の電源をつるした状態でツリーのように晒していた
これに対して元無業者である一緒に働いていた労働者は言った

元無業者
「お前らの方が遥かにキチガイ人類だ!」


そう批判したのだ
清々しいほどに立場は逆転していた
最初から彼らに意見性が微塵も無かったからだ

本音と建前があるとすれば
それは自分達の境遇に置かれる
ただそれだけの事柄なだけであったからだ

彼らには全能感が最初にあって
そして未来を潰すのが自分自身ではなく他人にあると踏んだからだ
そしてそこで間違いを生み出していた

新規人類思想のコンタクトを取らないまま生き続ける
哀れな若者達がそこにいた

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