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本編
22-カナタ キリ は、誘う。
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もうワケが分からない。
気持ち良くて恥ずかしくて、……なんか凄い事になってる。
僕とは無縁だった事が一気に来てる気がする。
くっ付いてる唇が気持ちいい。キスなんて初めてした。
触られてる体が気持ちいい。こんなに誰かと密着したのだって初めて。
……人の……見たのも……男女のエッチな動画以外では初めて……
「は……っ」
サガリ君の声が漏れる。
自分でやっても気持ちいいんだね。
当然か。サガリ君にイかされた僕なんて今までの自慰なんか比じゃないくらい気持ち良かったもん。
そのうち、「ぐっ……」って耐える声が聞こえて、サガリ君も射精していた。
ティッシュで汚れた手を拭くと、今度は向かい合って僕を膝の上に乗せてくれた。
「サガリく……」
「好きだ、キリ……」
ギューって抱き締めてくれる。
なんだろ?凄く幸せな気持ち。
ラキちゃんを応援してる時の幸せな気持ちとは、またちょっと違う。
でも幸せ。
「僕も、サガリ君の事が好きだよ」
キスの経験なんてサガリ君としか無い。本当は唇が良いなと思いながらも、チュって触れるだけのキスをサガリ君の頬にした。
……頬へのキスもきもちいいなぁ……
ニコニコしてると、サガリ君はちょっと不満そうに唇を尖らせていた。
「キリ、キスはコッチだ」
サガリ君は自分の唇を指でトントンと示してる。
「うんっ」
そうだったね、唇にもキスしよう。
僕は喜んでサガリ君の唇にキスをすると、当たり前のようにサガリ君の舌が僕の口に入ってきた。
うん、そのキスも好き。
▪▫❑⧉◻︎□◻︎□◻︎⧉❑▫▪
「キリ、こっちもいい?」
しばらくキスにウットリしていたら、サガリ君にお尻の穴を触られた。
「んひゃぅっ!」
記憶の限り、誰にも触られた事が無い場所を触られて驚いてしまった。
「え……いい……、いいって……?」
そう言えば、男の人同士でする時ってお尻の穴に入れるんだっけ?
そんな話をどっかで聞いた気がする。
「キリと繋がりたい……」
サガリ君の顔は、凄く真剣で……カッコイイ。
繋がるって事は……そうか、僕はこれからサガリ君とセックスするのか。
そう自覚したら、とても興味が出てきてしまった。だってサガリ君に触って貰っただけで気持ち良くなっちゃうんだから、セックスしたらもっと気持ちのいい事になるんだろうなって、、、
「うん、僕もサガリ君と繋がりたい……」
期待を込めて、ギュッとサガリ君に抱きつくと、サガリ君は「ぐふっ!!」と咳き込んでた。
「おまえ……分かってんだか……まぁ、いいや。とことん優しくするから……」
「うん」
これからされる事に不安が無いと言えば嘘になるけど、サガリ君になら何されてもいいって思える。
……好き。大好き。
サガリ君が、大好き。
ラキちゃんとは違う気持ち。
でも好き。
▪▫❑⧉◻︎□◻︎□◻︎⧉❑▫▪
足を四つん這いにしてサガリ君にお尻を向ける。
もうコレだけで恥ずかしいのに、後ろではヌチャヌチャとサガリ君にお尻の穴を弄られている。
「ふぅぅぅ~~……ぅぅ~~……!」
恥ずかしさで死んじゃいそう。
痛いか?って聞かれるけどブンブンと首を振って否定した。
痛くはない。
「サガリ君……僕……コレ恥ずかしい……はずかし……っ……ぁひゃん!?」
お尻の穴の1ヶ所を擦られたら、変な声と一緒に体がビクンっと跳ねた。
え……と、、、今の……なに……?
恐る恐る後ろを向いて、サガリ君の顔を見ると何かを考えてる様な顔をしていた。
「ココ……か……?」
またお尻の穴の1ヶ所を擦る。
「んんっひゃっっ!!」
まただ……ビクッてするし、声も出すつもりなんて無いのに出てしまう。
「さ……サガリ君……??いまの……なに?」
「んんー?キリのイイトコロ。コッチ以外にも、そう言う場所があるんだよ」
コッチ、と言ってサガリ君は股の間から僕のおちんちんをぬるりと撫でた。
「あぁんっ!そっちダメっっ!」
「ダメ、じゃねーだろ。こんなにビクビクさせて」
サガリ君はお尻のビクってする場所とおちんちんを両方弄り始めた。
「あっっ……あ……サガリ君……出ちゃう……僕また出ちゃう……うぅ~~……お尻も変だよぅ……」
前も後ろもいいようにされて気持ちが追いつかない。気持ち良くてまた射精しちゃいそう。普段、連続して出すことなんて無いのに、僕のおちんちんはサガリ君に弄られてピンと上向きだ。
お尻の穴だって、初めてだけどなんかずっとビクビクしてる。こっちの刺激がおちんちんと連動してるみたいで、両方気持ち良くてたまらない。
「サガリ君っ……サガリ君っ……繋がるってどうしたらいいの?僕、イッちゃう前にサガリ君と繋がりたいよぅ……」
気持ち良すぎてベショベショに涙が出てるんだけど、最初にサガリ君は僕と繋がりたいって言ってくれた。
多分コレってまだ繋がってないよね?
気持ちいいのも好きだけど、僕はサガリ君と繋がりたい。
サガリ君の手から逃れる様に、僕は四つん這いになってた体をクルンとサガリ君に向け、抱き着いた。
「ね?ひとつになろ?」
サガリ君と繋がりたい。
気持ち良くて恥ずかしくて、……なんか凄い事になってる。
僕とは無縁だった事が一気に来てる気がする。
くっ付いてる唇が気持ちいい。キスなんて初めてした。
触られてる体が気持ちいい。こんなに誰かと密着したのだって初めて。
……人の……見たのも……男女のエッチな動画以外では初めて……
「は……っ」
サガリ君の声が漏れる。
自分でやっても気持ちいいんだね。
当然か。サガリ君にイかされた僕なんて今までの自慰なんか比じゃないくらい気持ち良かったもん。
そのうち、「ぐっ……」って耐える声が聞こえて、サガリ君も射精していた。
ティッシュで汚れた手を拭くと、今度は向かい合って僕を膝の上に乗せてくれた。
「サガリく……」
「好きだ、キリ……」
ギューって抱き締めてくれる。
なんだろ?凄く幸せな気持ち。
ラキちゃんを応援してる時の幸せな気持ちとは、またちょっと違う。
でも幸せ。
「僕も、サガリ君の事が好きだよ」
キスの経験なんてサガリ君としか無い。本当は唇が良いなと思いながらも、チュって触れるだけのキスをサガリ君の頬にした。
……頬へのキスもきもちいいなぁ……
ニコニコしてると、サガリ君はちょっと不満そうに唇を尖らせていた。
「キリ、キスはコッチだ」
サガリ君は自分の唇を指でトントンと示してる。
「うんっ」
そうだったね、唇にもキスしよう。
僕は喜んでサガリ君の唇にキスをすると、当たり前のようにサガリ君の舌が僕の口に入ってきた。
うん、そのキスも好き。
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「キリ、こっちもいい?」
しばらくキスにウットリしていたら、サガリ君にお尻の穴を触られた。
「んひゃぅっ!」
記憶の限り、誰にも触られた事が無い場所を触られて驚いてしまった。
「え……いい……、いいって……?」
そう言えば、男の人同士でする時ってお尻の穴に入れるんだっけ?
そんな話をどっかで聞いた気がする。
「キリと繋がりたい……」
サガリ君の顔は、凄く真剣で……カッコイイ。
繋がるって事は……そうか、僕はこれからサガリ君とセックスするのか。
そう自覚したら、とても興味が出てきてしまった。だってサガリ君に触って貰っただけで気持ち良くなっちゃうんだから、セックスしたらもっと気持ちのいい事になるんだろうなって、、、
「うん、僕もサガリ君と繋がりたい……」
期待を込めて、ギュッとサガリ君に抱きつくと、サガリ君は「ぐふっ!!」と咳き込んでた。
「おまえ……分かってんだか……まぁ、いいや。とことん優しくするから……」
「うん」
これからされる事に不安が無いと言えば嘘になるけど、サガリ君になら何されてもいいって思える。
……好き。大好き。
サガリ君が、大好き。
ラキちゃんとは違う気持ち。
でも好き。
▪▫❑⧉◻︎□◻︎□◻︎⧉❑▫▪
足を四つん這いにしてサガリ君にお尻を向ける。
もうコレだけで恥ずかしいのに、後ろではヌチャヌチャとサガリ君にお尻の穴を弄られている。
「ふぅぅぅ~~……ぅぅ~~……!」
恥ずかしさで死んじゃいそう。
痛いか?って聞かれるけどブンブンと首を振って否定した。
痛くはない。
「サガリ君……僕……コレ恥ずかしい……はずかし……っ……ぁひゃん!?」
お尻の穴の1ヶ所を擦られたら、変な声と一緒に体がビクンっと跳ねた。
え……と、、、今の……なに……?
恐る恐る後ろを向いて、サガリ君の顔を見ると何かを考えてる様な顔をしていた。
「ココ……か……?」
またお尻の穴の1ヶ所を擦る。
「んんっひゃっっ!!」
まただ……ビクッてするし、声も出すつもりなんて無いのに出てしまう。
「さ……サガリ君……??いまの……なに?」
「んんー?キリのイイトコロ。コッチ以外にも、そう言う場所があるんだよ」
コッチ、と言ってサガリ君は股の間から僕のおちんちんをぬるりと撫でた。
「あぁんっ!そっちダメっっ!」
「ダメ、じゃねーだろ。こんなにビクビクさせて」
サガリ君はお尻のビクってする場所とおちんちんを両方弄り始めた。
「あっっ……あ……サガリ君……出ちゃう……僕また出ちゃう……うぅ~~……お尻も変だよぅ……」
前も後ろもいいようにされて気持ちが追いつかない。気持ち良くてまた射精しちゃいそう。普段、連続して出すことなんて無いのに、僕のおちんちんはサガリ君に弄られてピンと上向きだ。
お尻の穴だって、初めてだけどなんかずっとビクビクしてる。こっちの刺激がおちんちんと連動してるみたいで、両方気持ち良くてたまらない。
「サガリ君っ……サガリ君っ……繋がるってどうしたらいいの?僕、イッちゃう前にサガリ君と繋がりたいよぅ……」
気持ち良すぎてベショベショに涙が出てるんだけど、最初にサガリ君は僕と繋がりたいって言ってくれた。
多分コレってまだ繋がってないよね?
気持ちいいのも好きだけど、僕はサガリ君と繋がりたい。
サガリ君の手から逃れる様に、僕は四つん這いになってた体をクルンとサガリ君に向け、抱き着いた。
「ね?ひとつになろ?」
サガリ君と繋がりたい。
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