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3.休んでも、いいんだよ。
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さて、こちらはお部屋に戻された新米騎士くん。
お名前を『マッシュ』くんと言います。
覚えられなくても大丈夫。
だって騎士団寮に住む騎士たちは、あと14人も居るのですから。
彼のことは『お熱を出した新米騎士』くん、と覚えておきましょう。
え?寮母♂さんのお名前?
そこも覚えなくて大丈夫。
寮母♂さんは、寮母♂さんなのです。
え?騎士団長?寮長?
大丈夫、大丈夫。
名前が無くたって、彼は彼らなのです。
𓂃𓈒𓂂𓏸
「ごめんなぁ、お前の体調に気づけなくて」
寮母♂さんは、マッシュくんに用意していたオニギリを発酵豆スープに浸し柔らかくしたものを持ってきました。
おじやですね、分かります。
「いえ、俺こそご迷惑をかけてしまってすみません。大丈夫だと思っていたのですが……」
と、マッシュくん。
視線はどうしても寮母♂さんのお胸の頂に行ってしまうので、顔を上げられません。
(俺はさっきこの人のオチクビに触れた……)
あの感触が、脳裏から離れないのです。
顔を真っ赤にするマッシュくん。
寮母♂さんは、さらに心配をします。
「ちょ、また熱が上がったのか?」
バッとシャツをはだけさせて、お胸を顕にする寮母♂さん。
「あわわわ!大丈夫ですっ!大丈夫です!寝てれば直ぐに良くなります!……って!!ふあぁぁぁ…………」
マッシュくんの抵抗虚しく、また寮母♂さんのお胸に挟まれてしまいました。
そして目の前にはピンク色のツヤツヤプックリの寮母♂さんのオチクビ。
マッシュくんの色々な所がギュンギュンになってしまいます。
「……こんなに熱くなって……辛いよな……??」
寮母♂さんは慈愛を込めてマッシュくんを抱き締めます。
「ふぇぇぇ………」
なんとか股間のギュンがバレないようにと腰を引くマッシュくん。
ムッギュムギュと素肌で抱き締める寮母♂さん。
天国と地獄とは、この事を言うのだろうなとマッシュくんは思いました。
「あの……寮母♂さん……」
存分に寮母♂さんのお胸を堪能し、網膜に寮母♂さんのオチクビを焼き付けたマッシュくんは、自ら寮母♂さんから離れました。
「あの、ご飯ありがとうございます。コレ食べたら暫く横になりますので……あの、本当にありがとうございました。お仕事に戻って頂いて大丈夫なので……本当にすみません……」
股間のギュンがバレるのも時間の問題だと危機感を覚え、なんとか寮母♂さんに退出してもらおうとマッシュくんはお願いしました。
「謝るな。問題ない」
「他の騎士の方にもご迷惑をかけてしまったので、早く良くなるようにします……」
自分は騎士団に入団し初めて病欠してしまった。
その事実を実感してしまったマッシュくんは、心と共に股間もシュンとしてしまいました。
すると、寮母♂さんは「ははっ」と笑って、大きな手でマッシュくんの頭をグリングリンと撫で回しました。
「そっちも心配するな。団長だって言ってただろ?うちの国は急遽欠員が出ても対処出来るように日々余力を持って人員配置をしているんだ。それだけ余裕があるんだよ」
「はい……」
「つらかったら、休めばいい。休んでいいんだ。それがこの国の方針だ」
「はい……」
ボロっと、マッシュくんのお目目から大粒の涙が零れました。
この寮に住む騎士たちは、それはそれは目を見張るくらい、とても強い人たちです。
そんな立派な先輩に、早く追い付こうと躍起になっていたマッシュくんですが、少しだけ、心と体が疲れてしまったみたいですね。
ポンポン、と寮母♂さんはマッシュくんの頭を撫でて、お部屋から去りました。
残されたマッシュくんは、寮母♂さんが持ってきてくれたご飯に手を付け、しみじみと噛み締めるのでした。
𓂃𓈒𓂂𓏸
昼過ぎ。
同じく非番だった先輩騎士がマッシュくんのお部屋にやってきました。
「よう、調子はどうだ?飯、食えるなら食っておいた方がいい」
寮母♂さんが作ったお昼ご飯を持ってきてくれたみたいです。
面倒見の良い先輩騎士ですね。
トレイの上には、柔らかそうな白パンと、具沢山のコンソメスープが置かれてました。
ぐぅぅぅ、と、マッシュくんのお腹が鳴りました。
「ははっ、腹が減ってるなら大丈夫だな。コレ、食い終わったら呼んでくれ。今日は特製デザートが出るってよ」
そう言って、先輩騎士はマッシュくんに呼びベルを渡しました。
呼びベルとは、魔道具です。
これをチリンと鳴らせば、どんなに遠くに居ようとも、呼びたい相手に鈴の音と居場所を伝えられるのです。
マッシュくんは、ベルを握って先輩騎士にペコっとお辞儀をしました。
……デザートなんて食事と一緒に持ってきてくれれば面倒が無いのに、なんてマッシュくんは思いましたが、寮に住む騎士たちは皆気のいい仲間たちです。
言葉の通りに甘えることにしました。
𓂃𓈒𓂂𓏸
チリン、とマッシュくんは呼びベルを使いました。
白パンは、フワフワで柔らかくてほんのり甘くて。
コンソメスープは、野菜がクタクタになるまで煮込まれていて、小ぶりのソーセージを噛み締めれば、ジュワーと肉汁が溢れ、あっと言う間に完食していました。
カチャリと扉を開けたのは、寮母♂さんでした。
「あれ?寮母♂さん……」
「完食してるな。偉いぞ。ほら、デザートだ。滋養のあるモンも入れてる特製アイスクリームだ」
ニカっとお日様のように寮母♂さんは笑いました。
「ありがとうございます」
「ほれ、あーん」
「え!?」
机の椅子を引き寄せて、寮母♂さんはマッシュくんのベッド横に座りました。
アイスクリームの器を渡すかと思えば、寮母♂さん自らマッシュくんに食べさせるみたいです。
驚いたのはマッシュくんです。
口元に出された、そのスプーンを咥えていいのか戸惑っています。
「昼飯もこうやって付き添いたかったのだが……ごめんなぁ、デザートだけで。食べな、溶けて垂れるぞ」
慌ててマッシュくんは口を開けました。
スルン、とクリームが口の中で溶けていきます。
「美味しい……」
「そうか?良かった。コレが美味いと思えるなら、直ぐに良くなるよ」
パクン、パクン、と子の食事介助のように手際良く寮母♂さんはマッシュくんにアイスクリームを与えます。
いつの間にか、マッシュくんの表情はニコニコと笑顔になっていました。
ところで、「滋養のあるもの」とは何でしょうか?
「マリィの葉って知ってるか?」
アイスクリーム食べさせながら、寮母♂さんはマッシュくんに聞きました。
「はい、薬草ですね。万能薬の材料のひとつで、薬草でありながら、香り・味も良く食材として使えば疲労回復や虚弱体質、風邪の初期症状にも効果が期待されてると言われています」
「良く勉強してるな」
「へへ……」
そして、マリィの葉は人による栽培が難しく、森奧の野生でしか見られず、その希少性から、とても高価である事も補足しようとしたところで、
「今日のアイスクリームはマリィのアイスクリームだっ!うめぇだろー?草のクセにミルクの邪魔にならないって凄いよな!今日の非番のやつらはラッキーだったなぁー」
ゲラゲラと寮母♂さんは笑っていますが、マッシュくんはそれどころではありません。
そんな高価な薬草がアイスクリームに使われるなんて……!
「あ、気にするなよ?寮の裏庭に行けばマリィの葉なんてワンサカ生えてんだからよ」
「はい!?」
「宰相と魔法薬科の奴らには内緒な?あいつらうるさいからな」
ウィンクしながら、「しぃーっ」と人差し指を口元に当てて楽しそうに笑ってる寮母♂さんに、逆らえるはずがありません。
マッシュくんはコクコクと頷いて、マリィの葉が入ったアイスクリームを完食しました。
その後、またベッドに潜ったのですが、マリィの葉効果なのか、ギュンギュンと体調は快方に向かい、それと共に鮮明に記憶に残った寮母♂さんのオチクビ……フワモチムッチリのお胸……元気になれば色々な所も元気になってきます。
寮母♂さんにイケナイ気持ちを抱きながら、ベッドの中でアレソレするマッシュくんでした。
✂ーーーーーーーーーーー✂
R15ってこんな感じですかね……:( ;´꒳`;)
お名前を『マッシュ』くんと言います。
覚えられなくても大丈夫。
だって騎士団寮に住む騎士たちは、あと14人も居るのですから。
彼のことは『お熱を出した新米騎士』くん、と覚えておきましょう。
え?寮母♂さんのお名前?
そこも覚えなくて大丈夫。
寮母♂さんは、寮母♂さんなのです。
え?騎士団長?寮長?
大丈夫、大丈夫。
名前が無くたって、彼は彼らなのです。
𓂃𓈒𓂂𓏸
「ごめんなぁ、お前の体調に気づけなくて」
寮母♂さんは、マッシュくんに用意していたオニギリを発酵豆スープに浸し柔らかくしたものを持ってきました。
おじやですね、分かります。
「いえ、俺こそご迷惑をかけてしまってすみません。大丈夫だと思っていたのですが……」
と、マッシュくん。
視線はどうしても寮母♂さんのお胸の頂に行ってしまうので、顔を上げられません。
(俺はさっきこの人のオチクビに触れた……)
あの感触が、脳裏から離れないのです。
顔を真っ赤にするマッシュくん。
寮母♂さんは、さらに心配をします。
「ちょ、また熱が上がったのか?」
バッとシャツをはだけさせて、お胸を顕にする寮母♂さん。
「あわわわ!大丈夫ですっ!大丈夫です!寝てれば直ぐに良くなります!……って!!ふあぁぁぁ…………」
マッシュくんの抵抗虚しく、また寮母♂さんのお胸に挟まれてしまいました。
そして目の前にはピンク色のツヤツヤプックリの寮母♂さんのオチクビ。
マッシュくんの色々な所がギュンギュンになってしまいます。
「……こんなに熱くなって……辛いよな……??」
寮母♂さんは慈愛を込めてマッシュくんを抱き締めます。
「ふぇぇぇ………」
なんとか股間のギュンがバレないようにと腰を引くマッシュくん。
ムッギュムギュと素肌で抱き締める寮母♂さん。
天国と地獄とは、この事を言うのだろうなとマッシュくんは思いました。
「あの……寮母♂さん……」
存分に寮母♂さんのお胸を堪能し、網膜に寮母♂さんのオチクビを焼き付けたマッシュくんは、自ら寮母♂さんから離れました。
「あの、ご飯ありがとうございます。コレ食べたら暫く横になりますので……あの、本当にありがとうございました。お仕事に戻って頂いて大丈夫なので……本当にすみません……」
股間のギュンがバレるのも時間の問題だと危機感を覚え、なんとか寮母♂さんに退出してもらおうとマッシュくんはお願いしました。
「謝るな。問題ない」
「他の騎士の方にもご迷惑をかけてしまったので、早く良くなるようにします……」
自分は騎士団に入団し初めて病欠してしまった。
その事実を実感してしまったマッシュくんは、心と共に股間もシュンとしてしまいました。
すると、寮母♂さんは「ははっ」と笑って、大きな手でマッシュくんの頭をグリングリンと撫で回しました。
「そっちも心配するな。団長だって言ってただろ?うちの国は急遽欠員が出ても対処出来るように日々余力を持って人員配置をしているんだ。それだけ余裕があるんだよ」
「はい……」
「つらかったら、休めばいい。休んでいいんだ。それがこの国の方針だ」
「はい……」
ボロっと、マッシュくんのお目目から大粒の涙が零れました。
この寮に住む騎士たちは、それはそれは目を見張るくらい、とても強い人たちです。
そんな立派な先輩に、早く追い付こうと躍起になっていたマッシュくんですが、少しだけ、心と体が疲れてしまったみたいですね。
ポンポン、と寮母♂さんはマッシュくんの頭を撫でて、お部屋から去りました。
残されたマッシュくんは、寮母♂さんが持ってきてくれたご飯に手を付け、しみじみと噛み締めるのでした。
𓂃𓈒𓂂𓏸
昼過ぎ。
同じく非番だった先輩騎士がマッシュくんのお部屋にやってきました。
「よう、調子はどうだ?飯、食えるなら食っておいた方がいい」
寮母♂さんが作ったお昼ご飯を持ってきてくれたみたいです。
面倒見の良い先輩騎士ですね。
トレイの上には、柔らかそうな白パンと、具沢山のコンソメスープが置かれてました。
ぐぅぅぅ、と、マッシュくんのお腹が鳴りました。
「ははっ、腹が減ってるなら大丈夫だな。コレ、食い終わったら呼んでくれ。今日は特製デザートが出るってよ」
そう言って、先輩騎士はマッシュくんに呼びベルを渡しました。
呼びベルとは、魔道具です。
これをチリンと鳴らせば、どんなに遠くに居ようとも、呼びたい相手に鈴の音と居場所を伝えられるのです。
マッシュくんは、ベルを握って先輩騎士にペコっとお辞儀をしました。
……デザートなんて食事と一緒に持ってきてくれれば面倒が無いのに、なんてマッシュくんは思いましたが、寮に住む騎士たちは皆気のいい仲間たちです。
言葉の通りに甘えることにしました。
𓂃𓈒𓂂𓏸
チリン、とマッシュくんは呼びベルを使いました。
白パンは、フワフワで柔らかくてほんのり甘くて。
コンソメスープは、野菜がクタクタになるまで煮込まれていて、小ぶりのソーセージを噛み締めれば、ジュワーと肉汁が溢れ、あっと言う間に完食していました。
カチャリと扉を開けたのは、寮母♂さんでした。
「あれ?寮母♂さん……」
「完食してるな。偉いぞ。ほら、デザートだ。滋養のあるモンも入れてる特製アイスクリームだ」
ニカっとお日様のように寮母♂さんは笑いました。
「ありがとうございます」
「ほれ、あーん」
「え!?」
机の椅子を引き寄せて、寮母♂さんはマッシュくんのベッド横に座りました。
アイスクリームの器を渡すかと思えば、寮母♂さん自らマッシュくんに食べさせるみたいです。
驚いたのはマッシュくんです。
口元に出された、そのスプーンを咥えていいのか戸惑っています。
「昼飯もこうやって付き添いたかったのだが……ごめんなぁ、デザートだけで。食べな、溶けて垂れるぞ」
慌ててマッシュくんは口を開けました。
スルン、とクリームが口の中で溶けていきます。
「美味しい……」
「そうか?良かった。コレが美味いと思えるなら、直ぐに良くなるよ」
パクン、パクン、と子の食事介助のように手際良く寮母♂さんはマッシュくんにアイスクリームを与えます。
いつの間にか、マッシュくんの表情はニコニコと笑顔になっていました。
ところで、「滋養のあるもの」とは何でしょうか?
「マリィの葉って知ってるか?」
アイスクリーム食べさせながら、寮母♂さんはマッシュくんに聞きました。
「はい、薬草ですね。万能薬の材料のひとつで、薬草でありながら、香り・味も良く食材として使えば疲労回復や虚弱体質、風邪の初期症状にも効果が期待されてると言われています」
「良く勉強してるな」
「へへ……」
そして、マリィの葉は人による栽培が難しく、森奧の野生でしか見られず、その希少性から、とても高価である事も補足しようとしたところで、
「今日のアイスクリームはマリィのアイスクリームだっ!うめぇだろー?草のクセにミルクの邪魔にならないって凄いよな!今日の非番のやつらはラッキーだったなぁー」
ゲラゲラと寮母♂さんは笑っていますが、マッシュくんはそれどころではありません。
そんな高価な薬草がアイスクリームに使われるなんて……!
「あ、気にするなよ?寮の裏庭に行けばマリィの葉なんてワンサカ生えてんだからよ」
「はい!?」
「宰相と魔法薬科の奴らには内緒な?あいつらうるさいからな」
ウィンクしながら、「しぃーっ」と人差し指を口元に当てて楽しそうに笑ってる寮母♂さんに、逆らえるはずがありません。
マッシュくんはコクコクと頷いて、マリィの葉が入ったアイスクリームを完食しました。
その後、またベッドに潜ったのですが、マリィの葉効果なのか、ギュンギュンと体調は快方に向かい、それと共に鮮明に記憶に残った寮母♂さんのオチクビ……フワモチムッチリのお胸……元気になれば色々な所も元気になってきます。
寮母♂さんにイケナイ気持ちを抱きながら、ベッドの中でアレソレするマッシュくんでした。
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