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本編
プロローグ
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ドコカノ王国は、剣と魔法の国です。
そして、とても平和です。
隣国との関係も良好で争う気配はありません。
天候も荒れる事も無く、農作物も毎年概ね豊作。
国民も、ほとんどが穏やかな気質でのんびり屋。
「へぇ?王さまがねぇ!」
「あらま、王妃さまもお元気そうで」
王政ですが、無理な搾取をする事も無く、ほのぼのとのんびり政治。それでも国は十分潤って人も経済も回っています。
たまーに悪い貴族等が沸く事もありますが、そこは勧善懲悪の世界。
悪者はキチンと裁かれ淘汰されるのが常です。
王さまも王妃さまも国民に慕われており、ウィークリーで無料発行される『今週の王さまニュース』は国民の楽しみになっています。
そんなハッピーヤッピーな国ですが、時々荒れる事があります。
それが、魔物の来襲です。
街まで来襲する事はありませんが、森の奥深い場所には魔物がウヨウヨと住んでいます。
その魔物が、時々ヒャッハーして浅い森辺りに来てしまう事があるのです。
そんなヒャッハーな魔物を討伐するのが、国営騎士団のお仕事です。
もちろん、魔物以外でも人災天災があれば現場に赴きます。万が一他国と争う事があれば、真っ先に戦いに行く事もお仕事です。
けど、ここ最近は人災天災は大きなものは無く、隣国と仲良しなので争う火種は今のところありません。
平和なものです。
なんて事を言ってますが、騎士のお仕事は危険と隣り合わせです。
だって魔物の強さは、なかなかのものなのですから。
一般人が遭遇すれば3秒で死んだ曽祖父が迎えに来ることでしょう。
なので当たり前ではありますが、騎士は強くなくてはいけません。
そんな騎士団の中に、特殊隊と呼ばれる騎士たちが存在します。
騎士の中でも突飛出た強さを誇る人たちです。
その騎士たちは、寝食を共にしています。
あれ?寝食共にしてるって聞いてちょっとエッチな事考えた?
ブッブー。
ただの寮住まいでーっす。
そう、特殊な騎士たちは寮に住んでいます。
……もしかしたら逆説かも知れません。
寮に住み始めたから、異様に強くなった。
が、正解かも知れません。
𓂃𓈒𓂂𓏸
今でこそ、強者が住まう寮ですが、昔は荒れに荒れた掃き溜め寮でした。
帰る場所の無い、ワケあり貴族のご子息たちが、家督も継げず、嫡男の代わりにもなれず、家同士を繋ぐための駒にもなれず、文官になれる程の品格も頭も無く、どうしようもなく、親の貴族パワーで騎士団に入隊させられた後の住まいとして使われていました。
家族にはぞんざいに扱われ、用無しと言わんばかりに無理やり入団させられた騎士団。
勿論エリートコースからは外れています。
エリートたちは最初から志高く騎士団の試験を受け入団をしているのです。
一方、彼らは無理やり。
やる気なんてお留守ところか、いた試しもないのです。
これには騎士団長も頭を抱えました。
「なんでもかんでも押し付けて来んなっての!!我らの給金は国の金ぞ!?穀潰しなんて要らねぇぇんだよ!!!」
騎士団長は平民上がりの叩き上げです。
ご貴族さまの良く分からないルールなんて知ったこっちゃないのです。
「知らねぇぇぇよ!!従者なんて誰だよ!?こちとら生まれた時から出来る事はなんでもやってたっつーーの!!」
どうやら平民でも孤児だったみたいです。
「ひとりでやれっっっ!!!」
当時の寮母さんは5人ほど居ましたが、ひねくれ拗らせ貴族の坊ちゃんたちの無理難題に辟易し、全員辞めてしまいました。
その尻拭いが、何故か騎士団長に回ってきてしまったのです。
到底ヤル気の無い団員相手に怒声の毎日です。
このまま飼い殺すしか無いのかと途方に暮れていると、1人の騎士指導者が団長に声をかけました。
「俺がそいつらの面倒を見ようか?」
それが、後の寮母♂さんです。
𓂃𓈒𓂂𓏸
ところで、寮母♂さんは、元はとても優秀な騎士でした。
誰よりも強く優しく美しく、そして誰よりもムッチリムチムチ屈強騎士でした。
しかし優秀な人ほど短命と言いましょうか……討伐の際に仲間の騎士を庇った事で右足首を魔物に切断されてしまう事故に遭いました。
今の魔法治癒技術をもってすれば、離れた足を接合する事は難しくありません。ただ、相手をした魔物が悪かった。魔物は毒を持っており、裁断した右足首を猛毒でドロドロに溶かしてしまったのです。
溶けた足は元に戻らず、寮母♂さんは「どっかの大陸の言葉には覆水盆に返らずなんて言葉があったが、こういう事を言う事を言うのかも知れないなぁ」と他人事のように考えたものです。
さぁ、困ったのは騎士団とそれをまとめる偉い人たちです。
もちろん、偉い人の中には王さまも含まれてます。
ドコカノ王国で騎士になるためには、条件があります。
身長、体重、病歴、犯罪歴、等など。
その中のひとつに「身体に著しい欠損が無いこと」と言う条件があります。
右足首を失った寮母♂さんは、騎士では居られなくなったのです。
寮母♂さんは、あっさりと退団届を当時の団長に提出しました。
当時の団長は、寮母♂さんを一旦引き止め、庇われた騎士は責任を持つと言って寮母♂さんに求婚しました。
……余談ですが、その求婚した騎士が現団長です。
偉い人たちは話し合いました。
「著しい欠損とは曖昧な表現ではないか?」
「右足首の欠損は著しい欠損か?」
「著しいだろ」
「いやでも寮母♂さんなら足首切断なんてちょっと深爪しちゃった位の感覚じゃないか?」
「「「「深爪」」」」
偉い人たちが満場一致で納得しようとしたところで、当時の騎士団長が待ったをかけました。
「欠損は欠損です。まだ引き止めてはいますが、私は彼の気持ちを汲みたいと思っています。彼は騎士規約に基づき退団届を提出しています。彼を守りきれなかった私にも責任ありますので、私も彼と共に騎士の道から退こうと思います」
そう言って、当時の団長も退団届を提出しました。
王さま更にビックリ。
一気に2強が辞めてしまうだなんて。
「ヤダヤダ。二人とも辞めるのヤダヤダ」
思わず口調も幼くなってしまうものです。
当時の団長も、寮母♂さんも意思は固く、偉い人たちが話し合って説得しても退団を止める事は出来ませんでした。
その代わり、2人を指導者に立てる事で、なんとか騎士に関わりを持って貰うことにしました。
𓂃𓈒𓂂𓏸
そんな指導者として第2の騎士道を歩んでいた寮母♂さんでしたが、荒れくれた騎士団寮に頭を悩ませる現団長を見兼ねて、手助けをすべく声をかけたのです。
そんなこんなで、寮母♂さんは、騎士団員から騎士指導者を経て、騎士団寮の寮母♂さんになりました。
おかげさまで、騎士団寮に住むワケ有り貴族のご子息たちも、寮母♂さんの愛情たっぷりのお世話と指導でスッカリ矯正され、立派な騎士に成長し、他の騎士団と上手くコミュニケーションを取れる様になりました。
しかも、寮母♂さんは元最強のムッチリムチムチ騎士団員であり指導者です。
真面目に稽古に取り組む騎士団寮の騎士たちは、寮母♂さんの愛ある指導で、ウッカリ強くなり過ぎました。
それが、今の騎士団寮の事情です。
このお話は、そんな騎士団寮を切り盛りする寮母♂さんを中心に取り巻くアレやソレな物語です。
それでは、はりきってどうぞ~。
✂ーーーーーーーーーーー✂
終始こんなノリだと思います。
合わなかったら迷いなくソッ閉じくださいませ:( ;´꒳`;):
まずは本日よりお試し5日間、定期更新いたします。
ついてこれる猛者様、よろしくお願いします。
そして、とても平和です。
隣国との関係も良好で争う気配はありません。
天候も荒れる事も無く、農作物も毎年概ね豊作。
国民も、ほとんどが穏やかな気質でのんびり屋。
「へぇ?王さまがねぇ!」
「あらま、王妃さまもお元気そうで」
王政ですが、無理な搾取をする事も無く、ほのぼのとのんびり政治。それでも国は十分潤って人も経済も回っています。
たまーに悪い貴族等が沸く事もありますが、そこは勧善懲悪の世界。
悪者はキチンと裁かれ淘汰されるのが常です。
王さまも王妃さまも国民に慕われており、ウィークリーで無料発行される『今週の王さまニュース』は国民の楽しみになっています。
そんなハッピーヤッピーな国ですが、時々荒れる事があります。
それが、魔物の来襲です。
街まで来襲する事はありませんが、森の奥深い場所には魔物がウヨウヨと住んでいます。
その魔物が、時々ヒャッハーして浅い森辺りに来てしまう事があるのです。
そんなヒャッハーな魔物を討伐するのが、国営騎士団のお仕事です。
もちろん、魔物以外でも人災天災があれば現場に赴きます。万が一他国と争う事があれば、真っ先に戦いに行く事もお仕事です。
けど、ここ最近は人災天災は大きなものは無く、隣国と仲良しなので争う火種は今のところありません。
平和なものです。
なんて事を言ってますが、騎士のお仕事は危険と隣り合わせです。
だって魔物の強さは、なかなかのものなのですから。
一般人が遭遇すれば3秒で死んだ曽祖父が迎えに来ることでしょう。
なので当たり前ではありますが、騎士は強くなくてはいけません。
そんな騎士団の中に、特殊隊と呼ばれる騎士たちが存在します。
騎士の中でも突飛出た強さを誇る人たちです。
その騎士たちは、寝食を共にしています。
あれ?寝食共にしてるって聞いてちょっとエッチな事考えた?
ブッブー。
ただの寮住まいでーっす。
そう、特殊な騎士たちは寮に住んでいます。
……もしかしたら逆説かも知れません。
寮に住み始めたから、異様に強くなった。
が、正解かも知れません。
𓂃𓈒𓂂𓏸
今でこそ、強者が住まう寮ですが、昔は荒れに荒れた掃き溜め寮でした。
帰る場所の無い、ワケあり貴族のご子息たちが、家督も継げず、嫡男の代わりにもなれず、家同士を繋ぐための駒にもなれず、文官になれる程の品格も頭も無く、どうしようもなく、親の貴族パワーで騎士団に入隊させられた後の住まいとして使われていました。
家族にはぞんざいに扱われ、用無しと言わんばかりに無理やり入団させられた騎士団。
勿論エリートコースからは外れています。
エリートたちは最初から志高く騎士団の試験を受け入団をしているのです。
一方、彼らは無理やり。
やる気なんてお留守ところか、いた試しもないのです。
これには騎士団長も頭を抱えました。
「なんでもかんでも押し付けて来んなっての!!我らの給金は国の金ぞ!?穀潰しなんて要らねぇぇんだよ!!!」
騎士団長は平民上がりの叩き上げです。
ご貴族さまの良く分からないルールなんて知ったこっちゃないのです。
「知らねぇぇぇよ!!従者なんて誰だよ!?こちとら生まれた時から出来る事はなんでもやってたっつーーの!!」
どうやら平民でも孤児だったみたいです。
「ひとりでやれっっっ!!!」
当時の寮母さんは5人ほど居ましたが、ひねくれ拗らせ貴族の坊ちゃんたちの無理難題に辟易し、全員辞めてしまいました。
その尻拭いが、何故か騎士団長に回ってきてしまったのです。
到底ヤル気の無い団員相手に怒声の毎日です。
このまま飼い殺すしか無いのかと途方に暮れていると、1人の騎士指導者が団長に声をかけました。
「俺がそいつらの面倒を見ようか?」
それが、後の寮母♂さんです。
𓂃𓈒𓂂𓏸
ところで、寮母♂さんは、元はとても優秀な騎士でした。
誰よりも強く優しく美しく、そして誰よりもムッチリムチムチ屈強騎士でした。
しかし優秀な人ほど短命と言いましょうか……討伐の際に仲間の騎士を庇った事で右足首を魔物に切断されてしまう事故に遭いました。
今の魔法治癒技術をもってすれば、離れた足を接合する事は難しくありません。ただ、相手をした魔物が悪かった。魔物は毒を持っており、裁断した右足首を猛毒でドロドロに溶かしてしまったのです。
溶けた足は元に戻らず、寮母♂さんは「どっかの大陸の言葉には覆水盆に返らずなんて言葉があったが、こういう事を言う事を言うのかも知れないなぁ」と他人事のように考えたものです。
さぁ、困ったのは騎士団とそれをまとめる偉い人たちです。
もちろん、偉い人の中には王さまも含まれてます。
ドコカノ王国で騎士になるためには、条件があります。
身長、体重、病歴、犯罪歴、等など。
その中のひとつに「身体に著しい欠損が無いこと」と言う条件があります。
右足首を失った寮母♂さんは、騎士では居られなくなったのです。
寮母♂さんは、あっさりと退団届を当時の団長に提出しました。
当時の団長は、寮母♂さんを一旦引き止め、庇われた騎士は責任を持つと言って寮母♂さんに求婚しました。
……余談ですが、その求婚した騎士が現団長です。
偉い人たちは話し合いました。
「著しい欠損とは曖昧な表現ではないか?」
「右足首の欠損は著しい欠損か?」
「著しいだろ」
「いやでも寮母♂さんなら足首切断なんてちょっと深爪しちゃった位の感覚じゃないか?」
「「「「深爪」」」」
偉い人たちが満場一致で納得しようとしたところで、当時の騎士団長が待ったをかけました。
「欠損は欠損です。まだ引き止めてはいますが、私は彼の気持ちを汲みたいと思っています。彼は騎士規約に基づき退団届を提出しています。彼を守りきれなかった私にも責任ありますので、私も彼と共に騎士の道から退こうと思います」
そう言って、当時の団長も退団届を提出しました。
王さま更にビックリ。
一気に2強が辞めてしまうだなんて。
「ヤダヤダ。二人とも辞めるのヤダヤダ」
思わず口調も幼くなってしまうものです。
当時の団長も、寮母♂さんも意思は固く、偉い人たちが話し合って説得しても退団を止める事は出来ませんでした。
その代わり、2人を指導者に立てる事で、なんとか騎士に関わりを持って貰うことにしました。
𓂃𓈒𓂂𓏸
そんな指導者として第2の騎士道を歩んでいた寮母♂さんでしたが、荒れくれた騎士団寮に頭を悩ませる現団長を見兼ねて、手助けをすべく声をかけたのです。
そんなこんなで、寮母♂さんは、騎士団員から騎士指導者を経て、騎士団寮の寮母♂さんになりました。
おかげさまで、騎士団寮に住むワケ有り貴族のご子息たちも、寮母♂さんの愛情たっぷりのお世話と指導でスッカリ矯正され、立派な騎士に成長し、他の騎士団と上手くコミュニケーションを取れる様になりました。
しかも、寮母♂さんは元最強のムッチリムチムチ騎士団員であり指導者です。
真面目に稽古に取り組む騎士団寮の騎士たちは、寮母♂さんの愛ある指導で、ウッカリ強くなり過ぎました。
それが、今の騎士団寮の事情です。
このお話は、そんな騎士団寮を切り盛りする寮母♂さんを中心に取り巻くアレやソレな物語です。
それでは、はりきってどうぞ~。
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