【R18】サ終のゲームに取り残されました！〜最推し３種に迫られて身体がもちません〜

浅岸久

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本編

１２．二次小説じゃないんだからさっ！　＊

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　苦しい。
　下からも上からも犯されて、わたしのナカ、ぜんぶ栓されてるようなかんじ。

「んふ、ぁ……っ、っ……！」
「あー、嬢ちゃんの口まんこ、スゲエいいわ」

　めちゃくちゃにされてるのに、首領の掠れた声が聞こえて、身体がゾクゾクする。

「チッ、無茶させやがって」
「テメエが言うか。――が、まあ、遅かれ早かれだ。想定はしてたろ？　俺たちふたり、同時に相手させんだから」
「そうだが……よっ！」

　がつっ！
　今度は下から大きく貫かれ、その振動が全身に伝わった。
　一瞬、意識がチカチカ真っ白になり、必死で繋ぎ止める。

「ふぅぅ……、ふぁ、ぅぅぅ……っ」

　やば……ぐちゃぐちゃに犯されてる。
　口も、アソコも、めちゃくちゃにされてるのに。苦しいのに。

「ふぅ……っ、っ……」

　すごい。
　なんだか、意識も、思考も、全部、ぐちゃぐちゃ。

「そうだ、嬢ちゃん。しっかり吸うみたいによ？」
「……っ」
「そ。舌づかい、上手だぜ？」

　あー……と、首領が甘い吐息を漏らすのが聞こえた。
　上手も何も、わたしの頭はがっちり首領の手で固定されてて、自由に動かせない。全部、ぜんぶ彼の望むまま。
　おっきい。
　大きすぎる。
　全部咥え込めるはずもなく、息がまともにできなくて、圧迫感あって苦しい。
　でも、ずっと心臓はばくばくしたまま。
　身体のあちこちが熱くて、胸がいっぱいで、苦しくて、何も考えられないけど、――わたし、すごく、満たされてる。

「ふ、ぅ……ぁっ……んぶっ」

　じゅ、じゅるっ。
　口のナカに涎がたまってて、多分、顔もぐちゃぐちゃ。ひどいことになってる。
　下からも、媚薬と愛液が混じったものがこぼれおちている。もう、ウィルとの結合部もぐじゅぐじゅだ。
　苦しいのに、気持ちいい。
　ふたりを同時に、愛し、愛され、わけわかんなくなってる。
　そのうえ容赦なく彼らのモノが出し挿れされて、めちゃくちゃに犯されて。

「ヤベ。そろそろ一発出しとくか」
「ああ俺も、限界だ」
「クッ、気があうな、オッサン」
「当然だ。なんせ――テメエは、俺だ」
「イクときも一緒ってか？　かかか」

　ふたりは苦笑しながら、動きをますます激しくする。
　その動きがわたしを追い込み、上からも、下からも、快楽が一気に押しよせる――。

「イクぜ、ユイ？」
「しっかり受け入れてくれよ？」

　意識が真っ白い波にさらわれたのと、口のナカと、膣の奥――両方に熱いモノが放たれたのは同時だった。
　びゅく、びゅく、びゅく。と太い彼らのモノが脈動している。
　なんとも言えない味が口のナカいっぱいに広がって、苦しくて、喉の奥がぎゅっと締まるような感覚がする。

「っ、っ、っ……！」

　やば。
　身体がずっと震えてる。
　膣までぎゅっと締まって、ウィルのモノを搾り取るように、ずっとずーっと、びくびくしてる。

「あー……」

　ウィルが甘い吐息を吐き出し、わたしの腰に両腕を回した。

「ヤベ、きもちー……」

　はああああ、とさらに大きく息を吐き出す。どうやら彼自身も動けずにいるらしい。

　一方で首領の方は、彼のモノをずるりとわたしの口のナカから引き抜いた。
　そのままどすんとわたしの前に腰かけて、目を合わせる。もちろん、彼の両手はわたしの頬に添えられてた。

「すげえ顔――嬢ちゃん、そのまま、舌出して」

　何にも考えられないわたしは、彼の言うがまま。
　独特の匂いと味がする白濁をそのままに舌を出すと、どろっと舌の上から精液がこぼれ落ちる。

「いい眺め」

　満足そうに喉の奥で笑い、今度は両手で、わたしの口をそっと閉じさせる。

「残り、ごっくん、できるな？」

　強引に口を閉じさせられてる。吐き出させてくれるつもりなんて、ないくせに。
　でも、わたしは彼の言うがまま。
　ごくり、と、口のナカに残った苦いものをのみ込んだ。

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