書きの種(エッセイ日記)

湊あくあ、から結城さくな、へ

湊あくあが卒業した、と思ったら、もう『転生』してた。そうかあ、Ｖの業界も転生って言うのね。で、転生前は『前世』、って、なるほどね。湊あくあの転生後は『結城さくな』なのだ。見てみると、すっごく似てる。絵描いた人（ママというらしい）が一緒なんだね。

そもそもなんだけど、今更、どうして湊あくあが卒業したのか動画で知った。なんか話が難しすぎてよく判らんかったが……。中国のファンが、湊あくあがすぐにホロをやめて自分たち側に来るようにするため、嫌がらせをしていた、とか、ゲーム大会に出て期待された成果が出せず、ゲーマーたちに滅茶苦茶叩かれた、とか。

よくも悪くも、人気だったんだろうなあ。ファンの動きもアンチの勢いも度を越している。で、悩んだ挙句、卒業した。それで湊あくあが結城さくなになって何話してるのかな～と思って見たら、「なりすましが凄いいます。気を付けてください」みたいな話してる。……え？　デビューしたてのＶチューバーって事だよね？　もう、なりすまし？

いや、ファンかアンチか知らんが、粘着すぎんか。キモいわ、悪いけど。他にやることないんか。一人の女の子によってたかって依存して、自分が恥ずかしくないんかな？　ホント気持ち悪くて吐きそう。

まあ、それは別として、Ｖチューバーのかなえ先生が湊あくあ転生について話してたのに驚いた。普段は犯罪とかの話してるから、え、Ｖチュｰバーの話？　って思ったけど、本人もＶだもんね、他人事じゃない。

かなえ先生の話しが面白いなと思ったのは、市場規模の話をし始めたところだ。Ｖチューバー業界は３０００億か４０００億か判らんけど、業界としての市場規模はそんなに大きくはない。今、Ｖの企業としては、Ｖ業界の外――例えばアニメ市場などの大きな市場を狙いたい。

で、そういう中で個人Ｖは、小さくても自分のファンをある程度獲得すれば、自分の年収レベルで見れば、ＯＫになる。ここで企業とＶ個人の目指す方向、やりたい事が異なってくる。湊あくあは個人勢になったが、ファンもそのまま連れて行った。これは企業にとって、脅威になるという話であった。