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雪人の失踪
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しかし、ログ・ビューを一瞬であれ公開した影響は及んできた。
街に買い出しにいくと、誰かがつけてくる。俺は角を曲がったと思わせて、正面から尾行者と向き合う。最初の相手は薄笑いを浮かべて商売を持ちかけてきた。
「へへ……グラードさん、その『クロノス・ブレイカー』売る気はないですかい?」
「ない」
断って歩こうとすると、犬のように回り込んできた。
「3億、いや5億レナルでもいいんだ。売ってくれないか。いや、本物でなくて、コピーでもいいんだ。作った本人なら、できるでしょ?」
「売る気はない」
俺は一瞥もくれずに歩き出す。最初は、そんな一般のプレイヤーらしき者が多かった。だが、ある程度時が過ぎると、様相が変わってきた。
相手は数人で、身なりも整えている。しかし、生粋の冒険者でないのは一目でわかる。装備の耐久度がほとんど減ってなくて真新しい。実際に『ノワルド』をプレイした事はないだろう。
その代表者らしき者が、丁寧な口をきいてくる。
「グラードさん、我々にその技術を提供してくる気はありませんか? 無論、それだけの報酬は用意します」
「興味ない」
俺は断って去ろうとすると、相手は取り囲んで交渉を続けようとする。そんな集団が、何組か現れた。
何処かの国の組織だ。
そう、俺の直感が囁いた。仮想空間の中だから、こちらを強制的に何とかする事はできない。が、普段はむしろそういう手荒なことに慣れてる連中だ。アバターでも、その雰囲気は漂っていた。
危険を感じながらも、俺たちは10回目の一位獲得を果たした。
*
そして遂に、『アンジェラ』から規約違反に対する警告メールが届いた。僕は学校へと走り、雪人を見つけた。
「雪人!」
振り向いた雪人が、驚いた顔をしている。それも何処か、恐怖が入り混じったような顔だ。
「雪人、残念だけど警告メールが届いた。もう…クロノス・ブレイカーは使えない」
僕はそれだけ言った。しかし、雪人はそれを聞くと、さらに慄きの表情を見せた。
「…それだけか?」
「それだけって…いや、確かにそれだけだ。けど、もうあれを使うことはできない。もう、僕の借金もあらかた返し終わったし、この辺が引き際だと思う」
僕の言葉に、雪人は眼を見開いた。震えるほどに、雪人が恐怖している。
「どうしたの?」
「ーー明、何も覚えてないのか?」
雪人は震える声で、僕にそう訊ねた。僕は何を聞かれているのか判らず、怪訝な顔を見せた。
雪人が、唇を震わせる。と、見た途端、雪人は背中を向けて駆け出した。僕から逃げるように、雪人は振り返りもせずに去っていった。
その後、雪人と連絡が取れなくなった。
下宿にも帰ってない。電話も通じないし、ノワルドにもログインしていない。雪人は学校にも来なくなり、僕だけが卒業式を迎えた。
*
「ーーそれ以来、僕は相良雪人にも、魔導士サガにも会ってません」
僕はケイトにそう話した。ケイトは渋い表情を浮かべながら、こちらを見つめた。
「覚えてないのか…と言ったのね?」
「そう…言ったと思います」
「で、覚えてないの?」
「何をですか?」
ケイトは目を細めた。
「貴方とサガに起きた、本当の何か、よ」
僕の心臓が、どくんと脈を打った。
僕らに起きた何か? それは何だ? 僕の知らないところで、雪人に何かあったのだろうか。僕はずっとそう思っていた。
「僕の名前を騙って、誰かが雪人に何かを吹き込んだーーと僕は推理してます」
それがとてつもなく侮辱的な発言で、雪人は僕の前から姿を消したんじゃないか。
「誰が、何のためにそんな事をするの?」
「僕と雪人の仲を裂くため。そうしておいて、雪人ーーサガから『スカイ・エンダー』を手に入れようとした。…僕はそう考えてます」
「じゃあ、あのアンジェラはサガから『スカイ・エンダー』を買った何者か、という事ね?」
「…そうなります」
僕の答えに、ケイトが怪訝な顔をする。
「貴方から買ってもよかったんじゃないの? というか、貴方にもう一つ同じものを作らせればよかったんじゃないの?」
「実は『クロノス・ブレイカー』は、DNAによる人証識別を通過しないと作動ができないんです。簡単に言うと、僕じゃないと使えないようにセキュリティがかけてあるんです」
「そのセキュリティを外せばいいんじゃないの?」
「そうなんですが…実は、それは僕にも難しいんです」
「作った貴方にも、解除が難しいセキュリティ?」
僕は頷いた。
「解除の暗号コードを移動式にしたんです。暗号コードはくるくる変わります。その暗号コードを解析するのは、普通のコンピューターでも一年くらいかかるはずです」
「それで、貴方を動員する必要があったわけね…。けどどうして、そんな面倒なものを作ったの?」
呆れ顔をするケイトに、僕は説明した。
「もう、同じものを作る気がなかったんです。だからコピーを作ることも考えてなかったし、それに誰かに使わせる気もなかった」
「けど、相良雪人にあげた『スカイ・エンダー』は人証式じゃない。…という事は、あのアンジェラは相良雪人本人か、それを買った者、という事ね?」
「そう…思います」
僕が頷いて見せると、ケイトは怪訝な顔で口を開いた。
「どうして、もう一つ作ってくれ、という話に乗らなかったの?」
「実はーー」
僕はケイトの問いに、少し躊躇いを覚えつつも答えた。
「自分でも、もう作れないんです」
「どうして?」
「覚えてないんですよ」
「……どういう事?」
明らかに不審な顔をするケイトに、僕は説明した。
「あれを作る時に、僕はありったけの加速魔法を使えるようにアイテムを用意して、極度の集中状態を維持してあれを作りました。けど、その無理をした脳への負荷の反動でしょうか。終わった後には、僕には作った時の記憶ならびに、プログラム能力の一部の記憶が残ってなかったんです」
「ーー記憶が、ないの?」
「ええ。だから正直に言うと、自分が作ったものだという実感がないんです。実際、それだけのプログラミング能力があったら、プログラマーとして、もっと良いところに就職してます」
ケイトは眉をひそめた。
「それで、カザマみたいな子会社に就職したと? プログラマーではなく、営業職で」
「まあ、そうですね」
僕が軽く答えると、ケイトは首を振った。少し手で頭を抱えていたが、やがて口を開いた。
「貴方がグラードとしてログインしなくなってから、誰かが『スカイ・エンダー』を使用した形跡はあるの?」
「いえ。今のところ…ありません」
ふうん、とケイトは息をつく。
「そもそも、じゃあその『スカイ・エンダー』を使ってデリーターを妨害するアンジェラは、バグ・ビーストを使って何がしたいのかしら?」
「それは……『ノワルド・アドベンチャー』を主宰する企業に、不利益を与えたい、とか?」
ケイト怪訝な顔をしてみせる。ので、僕はムキになって口を開いた。
「いや、それはそっちの考える事であって、僕が考える事じゃないんじゃ?」
ケイトが明らかに僕を睨む。僕は黙って、唾を呑み込んだ。
「……今日はもういいわ。明日、朝からノワルド・Aに入るわよ。9:00にレナルテで逢いましょう」
ケイトはそう言うと、席を立った。僕はちょっと口を挟む。
「あの……僕は今はキアラっていうキャラをメインに使ってるんですけど。そっちでいいですか?」
「却下よ、グラードでなきゃ駄目」
ケイトは即座に、厳しい声で断言した。
「いや……けどキアラにも『クロノス・ブレイカー』を換装できますけど」
「駄目駄目、グラードでなきゃ絶対に駄目」
「え…どうしてです?」
ケイトが少し間を置く。
「グラードで活動してるのが判れば、サガが接触してくるかもしれないわ。だからグラードで来て」
「……今、言い訳を考えましたよね?」
「そんな事ないわ」
赤くなるのを隠すように、ケイトが踵を返す。ミニスカートから伸びた脚が長すぎた。その抜群のプロポーションの後ろ姿が遠ざかっていくのを、僕はぼんやりと見送った。
街に買い出しにいくと、誰かがつけてくる。俺は角を曲がったと思わせて、正面から尾行者と向き合う。最初の相手は薄笑いを浮かべて商売を持ちかけてきた。
「へへ……グラードさん、その『クロノス・ブレイカー』売る気はないですかい?」
「ない」
断って歩こうとすると、犬のように回り込んできた。
「3億、いや5億レナルでもいいんだ。売ってくれないか。いや、本物でなくて、コピーでもいいんだ。作った本人なら、できるでしょ?」
「売る気はない」
俺は一瞥もくれずに歩き出す。最初は、そんな一般のプレイヤーらしき者が多かった。だが、ある程度時が過ぎると、様相が変わってきた。
相手は数人で、身なりも整えている。しかし、生粋の冒険者でないのは一目でわかる。装備の耐久度がほとんど減ってなくて真新しい。実際に『ノワルド』をプレイした事はないだろう。
その代表者らしき者が、丁寧な口をきいてくる。
「グラードさん、我々にその技術を提供してくる気はありませんか? 無論、それだけの報酬は用意します」
「興味ない」
俺は断って去ろうとすると、相手は取り囲んで交渉を続けようとする。そんな集団が、何組か現れた。
何処かの国の組織だ。
そう、俺の直感が囁いた。仮想空間の中だから、こちらを強制的に何とかする事はできない。が、普段はむしろそういう手荒なことに慣れてる連中だ。アバターでも、その雰囲気は漂っていた。
危険を感じながらも、俺たちは10回目の一位獲得を果たした。
*
そして遂に、『アンジェラ』から規約違反に対する警告メールが届いた。僕は学校へと走り、雪人を見つけた。
「雪人!」
振り向いた雪人が、驚いた顔をしている。それも何処か、恐怖が入り混じったような顔だ。
「雪人、残念だけど警告メールが届いた。もう…クロノス・ブレイカーは使えない」
僕はそれだけ言った。しかし、雪人はそれを聞くと、さらに慄きの表情を見せた。
「…それだけか?」
「それだけって…いや、確かにそれだけだ。けど、もうあれを使うことはできない。もう、僕の借金もあらかた返し終わったし、この辺が引き際だと思う」
僕の言葉に、雪人は眼を見開いた。震えるほどに、雪人が恐怖している。
「どうしたの?」
「ーー明、何も覚えてないのか?」
雪人は震える声で、僕にそう訊ねた。僕は何を聞かれているのか判らず、怪訝な顔を見せた。
雪人が、唇を震わせる。と、見た途端、雪人は背中を向けて駆け出した。僕から逃げるように、雪人は振り返りもせずに去っていった。
その後、雪人と連絡が取れなくなった。
下宿にも帰ってない。電話も通じないし、ノワルドにもログインしていない。雪人は学校にも来なくなり、僕だけが卒業式を迎えた。
*
「ーーそれ以来、僕は相良雪人にも、魔導士サガにも会ってません」
僕はケイトにそう話した。ケイトは渋い表情を浮かべながら、こちらを見つめた。
「覚えてないのか…と言ったのね?」
「そう…言ったと思います」
「で、覚えてないの?」
「何をですか?」
ケイトは目を細めた。
「貴方とサガに起きた、本当の何か、よ」
僕の心臓が、どくんと脈を打った。
僕らに起きた何か? それは何だ? 僕の知らないところで、雪人に何かあったのだろうか。僕はずっとそう思っていた。
「僕の名前を騙って、誰かが雪人に何かを吹き込んだーーと僕は推理してます」
それがとてつもなく侮辱的な発言で、雪人は僕の前から姿を消したんじゃないか。
「誰が、何のためにそんな事をするの?」
「僕と雪人の仲を裂くため。そうしておいて、雪人ーーサガから『スカイ・エンダー』を手に入れようとした。…僕はそう考えてます」
「じゃあ、あのアンジェラはサガから『スカイ・エンダー』を買った何者か、という事ね?」
「…そうなります」
僕の答えに、ケイトが怪訝な顔をする。
「貴方から買ってもよかったんじゃないの? というか、貴方にもう一つ同じものを作らせればよかったんじゃないの?」
「実は『クロノス・ブレイカー』は、DNAによる人証識別を通過しないと作動ができないんです。簡単に言うと、僕じゃないと使えないようにセキュリティがかけてあるんです」
「そのセキュリティを外せばいいんじゃないの?」
「そうなんですが…実は、それは僕にも難しいんです」
「作った貴方にも、解除が難しいセキュリティ?」
僕は頷いた。
「解除の暗号コードを移動式にしたんです。暗号コードはくるくる変わります。その暗号コードを解析するのは、普通のコンピューターでも一年くらいかかるはずです」
「それで、貴方を動員する必要があったわけね…。けどどうして、そんな面倒なものを作ったの?」
呆れ顔をするケイトに、僕は説明した。
「もう、同じものを作る気がなかったんです。だからコピーを作ることも考えてなかったし、それに誰かに使わせる気もなかった」
「けど、相良雪人にあげた『スカイ・エンダー』は人証式じゃない。…という事は、あのアンジェラは相良雪人本人か、それを買った者、という事ね?」
「そう…思います」
僕が頷いて見せると、ケイトは怪訝な顔で口を開いた。
「どうして、もう一つ作ってくれ、という話に乗らなかったの?」
「実はーー」
僕はケイトの問いに、少し躊躇いを覚えつつも答えた。
「自分でも、もう作れないんです」
「どうして?」
「覚えてないんですよ」
「……どういう事?」
明らかに不審な顔をするケイトに、僕は説明した。
「あれを作る時に、僕はありったけの加速魔法を使えるようにアイテムを用意して、極度の集中状態を維持してあれを作りました。けど、その無理をした脳への負荷の反動でしょうか。終わった後には、僕には作った時の記憶ならびに、プログラム能力の一部の記憶が残ってなかったんです」
「ーー記憶が、ないの?」
「ええ。だから正直に言うと、自分が作ったものだという実感がないんです。実際、それだけのプログラミング能力があったら、プログラマーとして、もっと良いところに就職してます」
ケイトは眉をひそめた。
「それで、カザマみたいな子会社に就職したと? プログラマーではなく、営業職で」
「まあ、そうですね」
僕が軽く答えると、ケイトは首を振った。少し手で頭を抱えていたが、やがて口を開いた。
「貴方がグラードとしてログインしなくなってから、誰かが『スカイ・エンダー』を使用した形跡はあるの?」
「いえ。今のところ…ありません」
ふうん、とケイトは息をつく。
「そもそも、じゃあその『スカイ・エンダー』を使ってデリーターを妨害するアンジェラは、バグ・ビーストを使って何がしたいのかしら?」
「それは……『ノワルド・アドベンチャー』を主宰する企業に、不利益を与えたい、とか?」
ケイト怪訝な顔をしてみせる。ので、僕はムキになって口を開いた。
「いや、それはそっちの考える事であって、僕が考える事じゃないんじゃ?」
ケイトが明らかに僕を睨む。僕は黙って、唾を呑み込んだ。
「……今日はもういいわ。明日、朝からノワルド・Aに入るわよ。9:00にレナルテで逢いましょう」
ケイトはそう言うと、席を立った。僕はちょっと口を挟む。
「あの……僕は今はキアラっていうキャラをメインに使ってるんですけど。そっちでいいですか?」
「却下よ、グラードでなきゃ駄目」
ケイトは即座に、厳しい声で断言した。
「いや……けどキアラにも『クロノス・ブレイカー』を換装できますけど」
「駄目駄目、グラードでなきゃ絶対に駄目」
「え…どうしてです?」
ケイトが少し間を置く。
「グラードで活動してるのが判れば、サガが接触してくるかもしれないわ。だからグラードで来て」
「……今、言い訳を考えましたよね?」
「そんな事ないわ」
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