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林の中の攻防
家出中の身の上として
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やばいやばいやばい!
レグルスが来ちゃうなんて!
レグルスへの悪口に驚異的に作動する地獄耳を持つ親父の方が、ダークエルフの征伐にやって来るかと俺はてっきり思ったが、心優しく天使のようだと俺が思っていたパパの方が来たなんて。
そして、知らなかったパパの一面を俺は知ってしまったのか!
俺はレグルスにガクブルしながら、親父が幼い俺に約束させた三ヶ条を思い出した。
1、汚い言葉でパパを罵ってはいけない。
2、パパに暴力的な行為をしてはいけない。
3、どうしてもパパを罵倒したい時があれば、親父を罵れ。
あれは繊細なパパを傷つけないように、では無くて、怖いパパを怒らせないように、だったんだね!
パパの消滅の一言で俺がボボボって燃えちゃったら、親父こそ泣いちゃうもんね!
「あなたが、レグルス、様?」
ユージンの身体の下でガクブルしていた俺は、ユージンがあげたパパへの感嘆の声ではっと我に返った。
俺、真っ裸だよ。
恋人でない男とシックスナインな体勢で、パパにお尻の穴と性器が丸見え、なんていう、格好だったんだよ、と。
やばいやばいやばいやばい。
レグルスに、俺が彼の可愛いヴォラクだとバレてはいけない。
ユージンに俺をレグルスに紹介させてはいけない。
ユージンの体勢を変えさせてはいけない!
どうするどうする?
俺の脳みそは無い知恵を絞り、これだ!という活路を見出した。
すなわち、ユージンのモノをしゃぶる。
この状態でレグルスに俺がヴォラクだとバレたらそれこそ死ねるが、その場合は確実にユージンの息の根も止めよう。
俺はそのぐらいの覚悟を持ってユージンのモノを口に含んだのだ。
ぐふ。
畜生!
ユージンの下半身てば反応が良すぎるじゃないか!
息が、ああ、俺の呼吸が!
「あ、ありがとうございました!これで思いっきり恋人を嬲れます!」
ユージンの腫れあがったもので俺が窒息しかけた頃、ユージンが俺の意図した台詞を叫んでレグルスを追っ払ってくれた。
ああ、よかった。
では、ユージンを振りほどいて…………。
「ちょっと!ぐふ。もう、いいでしょう!俺を放して!」
「嫌だ!君が誘ったんだ!俺は君の為に徹底的に舐める!」
ユージンこそ人を拘束して毒素を振りまく植物の魔物にでも変化したのか?
俺にしっかりと纏わりついて俺を拘束し、俺の感じやす所をそれが人間の舌か?と訝るぐらいに広範囲にねっとりと責めて来たのだ。
やめて!玉袋と肛門の間のつるつるの場所を舐めないで!
いや!ダイレクトに肛門もダメ!
「いやいや!ちょっと待って!ユージン!ここじゃ嫌だよ!そう、俺は早く水車小屋がいいなって、ああ!」
ユージンの舌の動きは止まらない。
彼は俺の玉袋そのものを口に含み、俺はその行為に感じて身を逸らせて声をあげた。
俺の口に彼のモノが再び入って来た。
「舐めて、もう少しだけ。そうしたら君を解放する。」
俺は自分が始めた事だと観念するしかないのか。
ユージンの、もう少しだけ、という言葉だけを信じて、俺はユージンに舌を絡めた。
嫌々か?
そうじゃ無くなっている事が怖い。
だってさ、ユージンの足は毒で強張って冷たくなっているんだよ。
俺はその気になったら彼を自分の上から撥ね退けられるのでは無いの?
ユージンがかけた隷属の魔法?
そんなものが無くとも、俺はユージンと出会ってから今まで、一度たりともユージンを傷つけたいと思った事など無いのじゃないのさ。
だから、彼を本気で跳ねのける事なんて、俺に出来るわけなんかない、……のか?
レグルスが来ちゃうなんて!
レグルスへの悪口に驚異的に作動する地獄耳を持つ親父の方が、ダークエルフの征伐にやって来るかと俺はてっきり思ったが、心優しく天使のようだと俺が思っていたパパの方が来たなんて。
そして、知らなかったパパの一面を俺は知ってしまったのか!
俺はレグルスにガクブルしながら、親父が幼い俺に約束させた三ヶ条を思い出した。
1、汚い言葉でパパを罵ってはいけない。
2、パパに暴力的な行為をしてはいけない。
3、どうしてもパパを罵倒したい時があれば、親父を罵れ。
あれは繊細なパパを傷つけないように、では無くて、怖いパパを怒らせないように、だったんだね!
パパの消滅の一言で俺がボボボって燃えちゃったら、親父こそ泣いちゃうもんね!
「あなたが、レグルス、様?」
ユージンの身体の下でガクブルしていた俺は、ユージンがあげたパパへの感嘆の声ではっと我に返った。
俺、真っ裸だよ。
恋人でない男とシックスナインな体勢で、パパにお尻の穴と性器が丸見え、なんていう、格好だったんだよ、と。
やばいやばいやばいやばい。
レグルスに、俺が彼の可愛いヴォラクだとバレてはいけない。
ユージンに俺をレグルスに紹介させてはいけない。
ユージンの体勢を変えさせてはいけない!
どうするどうする?
俺の脳みそは無い知恵を絞り、これだ!という活路を見出した。
すなわち、ユージンのモノをしゃぶる。
この状態でレグルスに俺がヴォラクだとバレたらそれこそ死ねるが、その場合は確実にユージンの息の根も止めよう。
俺はそのぐらいの覚悟を持ってユージンのモノを口に含んだのだ。
ぐふ。
畜生!
ユージンの下半身てば反応が良すぎるじゃないか!
息が、ああ、俺の呼吸が!
「あ、ありがとうございました!これで思いっきり恋人を嬲れます!」
ユージンの腫れあがったもので俺が窒息しかけた頃、ユージンが俺の意図した台詞を叫んでレグルスを追っ払ってくれた。
ああ、よかった。
では、ユージンを振りほどいて…………。
「ちょっと!ぐふ。もう、いいでしょう!俺を放して!」
「嫌だ!君が誘ったんだ!俺は君の為に徹底的に舐める!」
ユージンこそ人を拘束して毒素を振りまく植物の魔物にでも変化したのか?
俺にしっかりと纏わりついて俺を拘束し、俺の感じやす所をそれが人間の舌か?と訝るぐらいに広範囲にねっとりと責めて来たのだ。
やめて!玉袋と肛門の間のつるつるの場所を舐めないで!
いや!ダイレクトに肛門もダメ!
「いやいや!ちょっと待って!ユージン!ここじゃ嫌だよ!そう、俺は早く水車小屋がいいなって、ああ!」
ユージンの舌の動きは止まらない。
彼は俺の玉袋そのものを口に含み、俺はその行為に感じて身を逸らせて声をあげた。
俺の口に彼のモノが再び入って来た。
「舐めて、もう少しだけ。そうしたら君を解放する。」
俺は自分が始めた事だと観念するしかないのか。
ユージンの、もう少しだけ、という言葉だけを信じて、俺はユージンに舌を絡めた。
嫌々か?
そうじゃ無くなっている事が怖い。
だってさ、ユージンの足は毒で強張って冷たくなっているんだよ。
俺はその気になったら彼を自分の上から撥ね退けられるのでは無いの?
ユージンがかけた隷属の魔法?
そんなものが無くとも、俺はユージンと出会ってから今まで、一度たりともユージンを傷つけたいと思った事など無いのじゃないのさ。
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