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イダラマの同志編
1496.新たな門出と代替身体の身
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「頭を上げてくれオウギ。お主らが大変な時に組織を出て『はぐれ』の身であった事は間違いない事だ。だがしかし、小生もまだ『妖魔召士』としての誇りや心得までを捨てたつもりはない。この組織の為に……いや、この世界に生きる人間達の為にもこの小生は力を尽くすつもりでいる。その第一歩が『妖魔山』に居るであろう未確認の存在達の詳細を得る事だと思っている。お主らのような若者達や、この先我々の意思を引き継ぐであろう子供達の為にもな……」
そう言うエイジはオウギから視線を外すと、そのまま窓の外の空を見上げるのだった。
「うむ。エイジの言う通り、我々は少しばかり過去の柵にとらわれ過ぎておったようだ。大事な事は強大であろう敵の存在をしっかりと認識して、我々妖魔召士組織の全員が、その脅威の存在の情報を一つでも多く共有する事にある。あの『妖魔山』の管理を『妖魔退魔師』に譲り渡したとて、今回のように『妖魔退魔師』組織と再び協力関係を確立出来ていけたのならば、管理を譲り渡した事自体は大きな損害というわけにはならぬ筈だ。この場に居る全員が力を合わせて今後の『妖魔召士』、そして『ノックス』の世界に生きる人間達を守り抜くのだ!」
「「応!」」
その場に居る『妖魔召士』達がゲンロクの言葉に呼応するように大声をあげる中、エイジとゲンロクは互いに握手を交わして頷き合うのだった。
その二人の様子を見て『オウギ』もまた、自身の奮える心を感じて両手を強く握りしめていた――。
『妖魔山』の調査を行う直前のこの場にて、ようやく『エイジ』はこの場に居る『妖魔召士』全員から『はぐれ』ではなく組織の本当の『仲間』として認められたようであった。
――前時代、その名を轟かした『サイヨウ』の一番弟子にして、天才妖魔召士『エイジ』。
保守本流の『妖魔召士』達の意思を引き継ぐ者にして、当代の『改革派』の『妖魔召士』組織の大幹部として再び迎え入れられるのであった。
……
……
……
ソフィとシゲンが二人で『アレルバレル』の世界の話を行っている頃、同じ『妖魔退魔師』組織の本部で『漏出』の魔力コントロールが遅れたせいで『眩暈』を引き起こしてそのまま横になっていた『ヌー』は、ようやく落ち着いたのか布団から起き上がって、構えるように布団の上に座ると大きく深呼吸を行うのだった。
「――?」(もう起き上がって大丈夫なのか? 水でももらってきてやろうか?)
起き上がったヌーを心配して、死神の『テア』は甲斐甲斐しく世話を焼き始める。
「ああ……。いや、今はいい。それよりソフィの野郎はまだ戻ってきてねぇのか?」
「旦那はまだ戻って来てねぇぜ? さっきみたいにまだ呂律が回ってねぇところをみると、どうやら酩酊状態からは回復したようだが、魔力の乱れを感じている状態にみえるな。もうちょっとは無理をせずに横になってろよ」
部屋の隅で寝っ転がっていたセルバスもまた、ヌー達の声が聴こえたようで『ヌー』達の元に近づいてきたかと思うとそう口にするのだった。
流石にセルバスも『煌聖の教団』の大幹部の大魔王を務めていただけあって『漏出』の副作用で生じるあらゆる状態を診るのは慣れている様子で、直ぐにヌーの今の状況を理解するのだった。
「ちっ! 分かってる。この状態で『魔力』を使えば、また脳震盪を起こしちまうだろうからな。しかし『漏出』の『魔力コントロール』でミスをおかすなんざ何年ぶりだろうな……」
「クックック、確かに旦那の近くに居ると『魔』に精通している筈の俺達『大魔王』も形無しだよな。俺もあの『魔神』が『聖域結界』を張った瞬間に慣れ親しんだ『魔力コントロール』のせいで誤って『魔力感知』を勝手にしちまって偉い目に遭いかけたからな。ヌーの気持ちがよく分かるぜ」
互いに世界を支配出来る程の名のある『大魔王』達は、本来ならあり得ない事だとばかりにそう口にするのだった。
「馬鹿野郎! てめぇと一緒にすんじゃねぇよ。俺のはあくまでソフィの『力』を探ろうとわざと使ったんだよ。てめぇみたいに格上の魔力にあてられて必死に防衛手段を取ったわけじゃねぇ!」
「は? 何を言っていやがる。旦那の力を分かってて探ろうとしてぶっ倒れる方が情けねぇだろ! 危険から身を守ろうと防衛手段を取る判断を無意識に行った俺の方がてめぇより優れてんだよ!」
「ああ!? クソ雑魚が、何を抜かしてやがんだテメェ!!」
「てめぇから煽ってきたんだろうが! それに『代替身体』になった奴にクソ雑魚とか言うんじゃねぇよ! てめぇだって何があるかわからねぇんだぞ? 『代替身体』になった奴の事を馬鹿にするんじゃねぇ!」
「ちっ……!」
立ち上がって互いに胸倉を掴みあっていたヌーだが、そのセルバスの言葉に先に手を離して舌打ちをするのだった。
ヌーがセルバスから手を離して顔を背けると、直ぐにセルバスもヌーの胸倉から手を離した。
「俺はもう『煌聖の教団』に居た頃の『力』を取り戻す事は難しいだろう。元の身体は『神速』のガキに切り刻まれてどうしようもなくなっちまってる。単に『魔力』を蓄えて身体の回復を待つなんて悠長な真似すらできねぇ……。ハッキリ言って俺は今後数百年はお前の言う通りにクソ雑魚のままだろうよ」
「てめぇ……!」
『代替身体』になるという事がどういう事か。それを目の前に居る旧友の様子から理解したようで、ヌーは逸らしていた視線を再びにセルバスに戻りながら苦し気に呟くのだった。
「だけど一度は『大魔王』領域の最上位まで上り詰めたんだ。あらゆる知識は過去の大魔王時代の頃だ。残ったままだからこそ、一度通った道を今度は最短で駆けあがって、また『てめぇ』や『神速』とやり合えるように努力しようとこの世界で決心したんだ! だからよ、応援しろとまではいわねぇけど、少しだけ言葉を選びやがれ! 元の身体より強くなったら、またてめぇと何度でもやり合ってやるからよ!」
セルバスはそう言ってヌーに『待ってろ』とばかりに、決意の言葉をぶつけるのだった。
そしてヌーが何かをセルバスに口にしようと開きかけた時、すっと部屋の入り口からソフィが入ってくるのであった。
「クックック! 言い争いをしている途中にすまぬな」
「だ、旦那! お、お帰りなさい!」
「ちっ! 今頃戻ってきやがって……! それで、あのシゲンって野郎との話はすんだのかよ?」
何処か照れを隠すように話を逸らそうとするヌーの様子を見て、横に居るテアやソフィもにやにやと笑みを浮かべるのであった。
……
……
……
そう言うエイジはオウギから視線を外すと、そのまま窓の外の空を見上げるのだった。
「うむ。エイジの言う通り、我々は少しばかり過去の柵にとらわれ過ぎておったようだ。大事な事は強大であろう敵の存在をしっかりと認識して、我々妖魔召士組織の全員が、その脅威の存在の情報を一つでも多く共有する事にある。あの『妖魔山』の管理を『妖魔退魔師』に譲り渡したとて、今回のように『妖魔退魔師』組織と再び協力関係を確立出来ていけたのならば、管理を譲り渡した事自体は大きな損害というわけにはならぬ筈だ。この場に居る全員が力を合わせて今後の『妖魔召士』、そして『ノックス』の世界に生きる人間達を守り抜くのだ!」
「「応!」」
その場に居る『妖魔召士』達がゲンロクの言葉に呼応するように大声をあげる中、エイジとゲンロクは互いに握手を交わして頷き合うのだった。
その二人の様子を見て『オウギ』もまた、自身の奮える心を感じて両手を強く握りしめていた――。
『妖魔山』の調査を行う直前のこの場にて、ようやく『エイジ』はこの場に居る『妖魔召士』全員から『はぐれ』ではなく組織の本当の『仲間』として認められたようであった。
――前時代、その名を轟かした『サイヨウ』の一番弟子にして、天才妖魔召士『エイジ』。
保守本流の『妖魔召士』達の意思を引き継ぐ者にして、当代の『改革派』の『妖魔召士』組織の大幹部として再び迎え入れられるのであった。
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ソフィとシゲンが二人で『アレルバレル』の世界の話を行っている頃、同じ『妖魔退魔師』組織の本部で『漏出』の魔力コントロールが遅れたせいで『眩暈』を引き起こしてそのまま横になっていた『ヌー』は、ようやく落ち着いたのか布団から起き上がって、構えるように布団の上に座ると大きく深呼吸を行うのだった。
「――?」(もう起き上がって大丈夫なのか? 水でももらってきてやろうか?)
起き上がったヌーを心配して、死神の『テア』は甲斐甲斐しく世話を焼き始める。
「ああ……。いや、今はいい。それよりソフィの野郎はまだ戻ってきてねぇのか?」
「旦那はまだ戻って来てねぇぜ? さっきみたいにまだ呂律が回ってねぇところをみると、どうやら酩酊状態からは回復したようだが、魔力の乱れを感じている状態にみえるな。もうちょっとは無理をせずに横になってろよ」
部屋の隅で寝っ転がっていたセルバスもまた、ヌー達の声が聴こえたようで『ヌー』達の元に近づいてきたかと思うとそう口にするのだった。
流石にセルバスも『煌聖の教団』の大幹部の大魔王を務めていただけあって『漏出』の副作用で生じるあらゆる状態を診るのは慣れている様子で、直ぐにヌーの今の状況を理解するのだった。
「ちっ! 分かってる。この状態で『魔力』を使えば、また脳震盪を起こしちまうだろうからな。しかし『漏出』の『魔力コントロール』でミスをおかすなんざ何年ぶりだろうな……」
「クックック、確かに旦那の近くに居ると『魔』に精通している筈の俺達『大魔王』も形無しだよな。俺もあの『魔神』が『聖域結界』を張った瞬間に慣れ親しんだ『魔力コントロール』のせいで誤って『魔力感知』を勝手にしちまって偉い目に遭いかけたからな。ヌーの気持ちがよく分かるぜ」
互いに世界を支配出来る程の名のある『大魔王』達は、本来ならあり得ない事だとばかりにそう口にするのだった。
「馬鹿野郎! てめぇと一緒にすんじゃねぇよ。俺のはあくまでソフィの『力』を探ろうとわざと使ったんだよ。てめぇみたいに格上の魔力にあてられて必死に防衛手段を取ったわけじゃねぇ!」
「は? 何を言っていやがる。旦那の力を分かってて探ろうとしてぶっ倒れる方が情けねぇだろ! 危険から身を守ろうと防衛手段を取る判断を無意識に行った俺の方がてめぇより優れてんだよ!」
「ああ!? クソ雑魚が、何を抜かしてやがんだテメェ!!」
「てめぇから煽ってきたんだろうが! それに『代替身体』になった奴にクソ雑魚とか言うんじゃねぇよ! てめぇだって何があるかわからねぇんだぞ? 『代替身体』になった奴の事を馬鹿にするんじゃねぇ!」
「ちっ……!」
立ち上がって互いに胸倉を掴みあっていたヌーだが、そのセルバスの言葉に先に手を離して舌打ちをするのだった。
ヌーがセルバスから手を離して顔を背けると、直ぐにセルバスもヌーの胸倉から手を離した。
「俺はもう『煌聖の教団』に居た頃の『力』を取り戻す事は難しいだろう。元の身体は『神速』のガキに切り刻まれてどうしようもなくなっちまってる。単に『魔力』を蓄えて身体の回復を待つなんて悠長な真似すらできねぇ……。ハッキリ言って俺は今後数百年はお前の言う通りにクソ雑魚のままだろうよ」
「てめぇ……!」
『代替身体』になるという事がどういう事か。それを目の前に居る旧友の様子から理解したようで、ヌーは逸らしていた視線を再びにセルバスに戻りながら苦し気に呟くのだった。
「だけど一度は『大魔王』領域の最上位まで上り詰めたんだ。あらゆる知識は過去の大魔王時代の頃だ。残ったままだからこそ、一度通った道を今度は最短で駆けあがって、また『てめぇ』や『神速』とやり合えるように努力しようとこの世界で決心したんだ! だからよ、応援しろとまではいわねぇけど、少しだけ言葉を選びやがれ! 元の身体より強くなったら、またてめぇと何度でもやり合ってやるからよ!」
セルバスはそう言ってヌーに『待ってろ』とばかりに、決意の言葉をぶつけるのだった。
そしてヌーが何かをセルバスに口にしようと開きかけた時、すっと部屋の入り口からソフィが入ってくるのであった。
「クックック! 言い争いをしている途中にすまぬな」
「だ、旦那! お、お帰りなさい!」
「ちっ! 今頃戻ってきやがって……! それで、あのシゲンって野郎との話はすんだのかよ?」
何処か照れを隠すように話を逸らそうとするヌーの様子を見て、横に居るテアやソフィもにやにやと笑みを浮かべるのであった。
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