451 / 1,906
ルードリヒ国王の指名依頼編
440.金色の甲冑に身を包む騎士3
しおりを挟む
(ひとまずは私もこの場を動かないと! あの子達がいたら『魔法』も使えないしねぇ)
レアはちらりと『ベイル』を見ると、他の同胞達を守るように立ち騎士の男に敵意を剥き出しにしていた。
その間にも『淡く青いオーラ』と『淡く紅いオーラ』が併用されていき、先程までとは比べ物にならない程の圧を感じるレアであった。
「行くわよぉ!」
レアは『炎帝』を無詠唱で生み出し『転移』を使って下りてきた山の方に向かっていく。
騎士の男は先程の焼き回しのように『炎帝』の火球を自身の剣を振る事で完全に無効化して、その場に『炎帝』を置き去りにして『転移』でこの場を離れたレアの方を追いかけて行く。
(よし! 来たわねぇ。今の私では奴を仕留める事は出来ない。でも時間を稼ぐだけならいくらでもやりようはあるのよぉ!)
レアは先程の戦闘で騎士の男が常に攻撃をするタイミングで、剣の刃を返す瞬間に炎が巻き付くのを見ていた。あの瞬間が炎を生み出した騎士が攻撃に移る転機なのだろうとレアはその目で見抜いた。
(あとはあの炎を今の私の魔法のいくつ分で、抑え込めるかを確かめる必要がある!)
『高速転移』を使い距離を取り続けるレアは、縦横無尽に移動を繰り返しながら『トータル』山脈の山崖を斜めによじ登っていく。
「ちぃっ! 本当に逃げ足だけは早い……!」
(……さん、に、いち!)
――超越魔法、『土の爆撃刃』。
『リラリオ』の世界の刻印が刻まれた魔法が、魔力回路に供給した魔力から放出されて、それによって魔法陣が生み出される。
この魔法は『リラリオ』の『精霊族』が使っていた『魔法』で、レアと戦っていた『地属性』を司る『精霊長老』がレアに向けて放った魔法で『リラリオ』の『理』が用いられた『魔法』であった。
威力自体はそこまで大きいものではないが、発動後に『魔法』によって地面を変動させることが出来るために『レア』は相手から身を隠したり、次の攻撃の連携に繋げるのに適した、いわば使い得な『魔法』といえる代物であった。
そしてレアが魔法を仕掛けた場所を騎士が通った瞬間。山膚が弾けて鋭利な部分が突出して『レア』の魔力に呼応するかの如く騎士に襲いかかる。
「小娘が甘いわぁっ! 高速で魔法を放てば私にダメージを与えられると思ったか!」
剣の刃を返すのをレアは『見た』。
――次の瞬間。
炎が剣に巻き付きそして、土の爆撃刃を切り裂きその部分が炎上を始める。
(巻き付いていた炎が全部消えた……! 今よ!)
――超越魔法、『終焉の呪』。
今度は『レパート』の世界の刻印が刻まれた魔法陣が生み出されて行く。そしてその魔法陣は高速回転を始めたかと思うと『土の爆撃刃』を切っている間に出来た隙をつき、夥しい数の死霊達が出現し、騎士を襲う。
「なっ! こ、小賢しいっ!」
騎士は今度剣の切先を返さず、そのまま死霊達を攻撃せずに空を飛んで避けた。
レアは瞬き一つせずに騎士の男をその両の目で追従する。そのレアの目は『金色』に光り続ける。
(連続で使用は出来ないようねぇ? なら、このタイミングで炎を使わせる)
レアは先程より多くの魔力を魔力回路に込めたまま転機を測る。死霊達が騎士に向かって上空へと上がっていき騎士の男に襲い掛かろうとする。
――そしてそこで狙い通りに騎士の男は、剣の刃を返すのだった。
「ここよ!」
――神域魔法、『凶炎』。
死霊達は騎士の放つ炎によって全て燃やし尽くされたが、その『ディレイ硬直』を狙ったレアのどす黒い炎が、騎士の体を焼き尽くさんと襲い掛かる。
「これを狙っていたのか小娘がぁっ!」
どうやらレアの読み通り、炎を放った直後は剣を使っての連続攻撃は不可能のようだった。
――そうであるならば次の行動は決まっている。
「この『魔王』レアを甘く見ない事ねぇ!!」
――神域魔法、『天雷一閃』。
連続で超越魔法を放って間髪入れずに『炎』と『雷』の『神域魔法』を使った事で、レアは多くの魔力を使った事による弊害を浴びて苦しそうな表情を浮かべる。
しかしその甲斐があって光速の雷は『ディレイ硬直』で動けなくなっていた騎士の男に直撃をするのであった。
『魔力枯渇』に陥りかけて苦しそうな表情を浮かべながらもレアは、そこで攻撃の手を緩めない。
「ま、まだまだぁっ!」
レアの魔力回路から全ての魔力が消えた後に、一筋の雷光によって大きく凹んだ場所目掛けて、再び『レパート』の世界の刻印が刻まれた魔法陣が放たれた。
「骨ごと焼き尽くしてやるわぁっ!」
キィイインという音と共に『レア』の大いなる魔力が込められた魔法陣は高速回転を始めた。
――神域魔法、『凶炎』。
再びどす黒い炎が出現して騎士が居るであろう場所を覆いつくすように炎が囲み、そして燃やし尽くす。
「や、やったか……!?」
相手の『ディレイ硬直』を狙ったレアの本気の連続魔法。
その全てがまともに入ったのを確認したレアは、半ば勝利を確信しながらもそう呟いた。
――しかし……。
――神域魔法、『焔放虚空』。
「え」
炎を纏った剣圧が三日月の形をしながら、轟轟と燃えている炎の中央から『レア』を目掛けて放たれてくるのであった。
恐ろしい程の速度の炎の剣撃が地面を焦がしながらレアの体を貫いて尚、そのままの速度を保ったまま、背後の山膚を突き破っていった。
「ぐっ……! かはっ……!」
勝利を確信していたレアは、口から大量に血を吐いてそのまま立ったまま意識を失った。
「もう少しお前の『魔法』に『魔力』が伴っていれば危なかったが、残念ながら『代替身体』のその身体ではどうにもならなかったようだな」
騎士の男は肩で息をしながら目を細めて、倒れずにその場に立ったまま意識を失っているレアに呟くのだった。
……
……
……
レアはちらりと『ベイル』を見ると、他の同胞達を守るように立ち騎士の男に敵意を剥き出しにしていた。
その間にも『淡く青いオーラ』と『淡く紅いオーラ』が併用されていき、先程までとは比べ物にならない程の圧を感じるレアであった。
「行くわよぉ!」
レアは『炎帝』を無詠唱で生み出し『転移』を使って下りてきた山の方に向かっていく。
騎士の男は先程の焼き回しのように『炎帝』の火球を自身の剣を振る事で完全に無効化して、その場に『炎帝』を置き去りにして『転移』でこの場を離れたレアの方を追いかけて行く。
(よし! 来たわねぇ。今の私では奴を仕留める事は出来ない。でも時間を稼ぐだけならいくらでもやりようはあるのよぉ!)
レアは先程の戦闘で騎士の男が常に攻撃をするタイミングで、剣の刃を返す瞬間に炎が巻き付くのを見ていた。あの瞬間が炎を生み出した騎士が攻撃に移る転機なのだろうとレアはその目で見抜いた。
(あとはあの炎を今の私の魔法のいくつ分で、抑え込めるかを確かめる必要がある!)
『高速転移』を使い距離を取り続けるレアは、縦横無尽に移動を繰り返しながら『トータル』山脈の山崖を斜めによじ登っていく。
「ちぃっ! 本当に逃げ足だけは早い……!」
(……さん、に、いち!)
――超越魔法、『土の爆撃刃』。
『リラリオ』の世界の刻印が刻まれた魔法が、魔力回路に供給した魔力から放出されて、それによって魔法陣が生み出される。
この魔法は『リラリオ』の『精霊族』が使っていた『魔法』で、レアと戦っていた『地属性』を司る『精霊長老』がレアに向けて放った魔法で『リラリオ』の『理』が用いられた『魔法』であった。
威力自体はそこまで大きいものではないが、発動後に『魔法』によって地面を変動させることが出来るために『レア』は相手から身を隠したり、次の攻撃の連携に繋げるのに適した、いわば使い得な『魔法』といえる代物であった。
そしてレアが魔法を仕掛けた場所を騎士が通った瞬間。山膚が弾けて鋭利な部分が突出して『レア』の魔力に呼応するかの如く騎士に襲いかかる。
「小娘が甘いわぁっ! 高速で魔法を放てば私にダメージを与えられると思ったか!」
剣の刃を返すのをレアは『見た』。
――次の瞬間。
炎が剣に巻き付きそして、土の爆撃刃を切り裂きその部分が炎上を始める。
(巻き付いていた炎が全部消えた……! 今よ!)
――超越魔法、『終焉の呪』。
今度は『レパート』の世界の刻印が刻まれた魔法陣が生み出されて行く。そしてその魔法陣は高速回転を始めたかと思うと『土の爆撃刃』を切っている間に出来た隙をつき、夥しい数の死霊達が出現し、騎士を襲う。
「なっ! こ、小賢しいっ!」
騎士は今度剣の切先を返さず、そのまま死霊達を攻撃せずに空を飛んで避けた。
レアは瞬き一つせずに騎士の男をその両の目で追従する。そのレアの目は『金色』に光り続ける。
(連続で使用は出来ないようねぇ? なら、このタイミングで炎を使わせる)
レアは先程より多くの魔力を魔力回路に込めたまま転機を測る。死霊達が騎士に向かって上空へと上がっていき騎士の男に襲い掛かろうとする。
――そしてそこで狙い通りに騎士の男は、剣の刃を返すのだった。
「ここよ!」
――神域魔法、『凶炎』。
死霊達は騎士の放つ炎によって全て燃やし尽くされたが、その『ディレイ硬直』を狙ったレアのどす黒い炎が、騎士の体を焼き尽くさんと襲い掛かる。
「これを狙っていたのか小娘がぁっ!」
どうやらレアの読み通り、炎を放った直後は剣を使っての連続攻撃は不可能のようだった。
――そうであるならば次の行動は決まっている。
「この『魔王』レアを甘く見ない事ねぇ!!」
――神域魔法、『天雷一閃』。
連続で超越魔法を放って間髪入れずに『炎』と『雷』の『神域魔法』を使った事で、レアは多くの魔力を使った事による弊害を浴びて苦しそうな表情を浮かべる。
しかしその甲斐があって光速の雷は『ディレイ硬直』で動けなくなっていた騎士の男に直撃をするのであった。
『魔力枯渇』に陥りかけて苦しそうな表情を浮かべながらもレアは、そこで攻撃の手を緩めない。
「ま、まだまだぁっ!」
レアの魔力回路から全ての魔力が消えた後に、一筋の雷光によって大きく凹んだ場所目掛けて、再び『レパート』の世界の刻印が刻まれた魔法陣が放たれた。
「骨ごと焼き尽くしてやるわぁっ!」
キィイインという音と共に『レア』の大いなる魔力が込められた魔法陣は高速回転を始めた。
――神域魔法、『凶炎』。
再びどす黒い炎が出現して騎士が居るであろう場所を覆いつくすように炎が囲み、そして燃やし尽くす。
「や、やったか……!?」
相手の『ディレイ硬直』を狙ったレアの本気の連続魔法。
その全てがまともに入ったのを確認したレアは、半ば勝利を確信しながらもそう呟いた。
――しかし……。
――神域魔法、『焔放虚空』。
「え」
炎を纏った剣圧が三日月の形をしながら、轟轟と燃えている炎の中央から『レア』を目掛けて放たれてくるのであった。
恐ろしい程の速度の炎の剣撃が地面を焦がしながらレアの体を貫いて尚、そのままの速度を保ったまま、背後の山膚を突き破っていった。
「ぐっ……! かはっ……!」
勝利を確信していたレアは、口から大量に血を吐いてそのまま立ったまま意識を失った。
「もう少しお前の『魔法』に『魔力』が伴っていれば危なかったが、残念ながら『代替身体』のその身体ではどうにもならなかったようだな」
騎士の男は肩で息をしながら目を細めて、倒れずにその場に立ったまま意識を失っているレアに呟くのだった。
……
……
……
0
お気に入りに追加
421
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる