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王典褒章編

第三章の補足と訂正

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 第三章の補足と訂正

 ▼『魔王階級』に関して。
 二章の補足と訂正で少しだけ述べましたが、第三章で多くの階級を出す事になったので、補足をしていきたいと思います。

 魔王階級に関して述べさせていただく前に、その前段階である魔族階級にも触れていきたいと思います。

 ▼『魔族階級』
 魔族の最高峰である最上位魔族・下位、ギリギリ最上位魔族と呼べるラインです(戦力値1001万から戦力値1500万程)。

 次に最上位魔族の最上位、ここが魔族の限界です(表記される戦力値は2500万以上から4000万程)。

 現在までの作中に代表されるキャラクターで、最上位魔族最上位に位置する魔族が(レルバノン、ディアス、シーマ、セレス、初期シス、ヴェルトマー)となります。

 そしてきっかけ次第で覚醒して魔族から魔王に昇華されるラインが、上記に位置するキャラクターです。

 ▼『魔王』
 戦力値4001万以上から6500万に到達している者。魔族から覚醒して魔王へと昇華した者が、このクラスです。

 数ある『世界』でこの魔王クラスが支配している世界も存在します。

 ▼『真なる魔王』
 戦力値6501万から4億未満に到達している者。このクラスから一気に戦力が跳ね上がります。


 数多ある『世界』でこのクラスの魔王が支配する世界が大半を占めます。魔族からこのクラスに到達した者は『覚醒した真なる魔王』と呼ばれます(作中ではレイズ魔国の女王『シス』が該当します)。

 真なる魔王の階級には、下位や最上位という表記をなくしています。その理由としてこの階級では戦力値のコントロールを行うことが当然であり、魔王の気分次第で戦力値を上げたり下げたりが可能だからです。

 そしてこの領域から神域『時』魔法と呼ばれる魔法を使用する事が可能となる『魔力』を有する者達が出てきています(戦闘時に用いられる時魔法の代表的なモノに『次元防壁ディメンション・アンミナ』があります)。

 作中でこの魔法の説明をしたので多くは省きますが『真なる魔王』クラスの魔族であれば、二体以上居なければ、発動と同時に即座に魔力切れを起こした挙句に生命力をも全て吸われて死に至る事もある程で、効力は絶大となる魔法ではあるのですが、発動が非常に難しくなる為に戦闘中に使う魔法としては『真なる魔王』程度の魔族であれば、使用を考えさせられる領域分の魔法といえます。

(現在までの作中の登場しているキャラクターで、一体で扱える者は『ユファ』『ソフィ』『レア』『フルーフ』『ヌー』『レインドリヒ』となります)。

 ▼【大魔王】
 戦力値4億以上から10億未満に到達している者。

 このクラスからを支配している魔王もいます。

 常に予備の身体を準備しており、本体を殺し尽くされても死ぬ事は少ないです。

 この領域から前衛や後衛という概念はなくなり、当たり前のように神域魔法を使えたり、剣や槍など具現化して物理で戦ったりします(作中で大魔王ユファが、レイズ魔国の会議で喋っていた内容がこれに該当します)。

 そしてこの『大魔王』の領域が『魔族』達の一つの到達点と呼ばれる領域であり、魔族からの覚醒や真なる魔王クラスで、この領域に立つ者が少なくなります。

 では、下位から最上位の領域階級は、戦力値コントロールで変わる為に記載はしませんと述べましたが、この大魔王階級では戦力値の幅が非常に大きくなる為に、再び大魔王下位から大魔王最上位までが記載されます。

 ※これ以上の階級については、四章以降で説明させていただきます。

 ▼物語が進むにつれて修正をする可能性がありますが、以上が三章で多く出てきた『魔王』や『真なる魔王』『大魔王』等の違いの大まかな補足となります。

 ▼三章『113話 魔王シスの新魔法』の回にて、シスが生前の『ヴェルトマー』を憑依させて戦うシーンがありましたが、これはあくまで生前にシスと契約をした時のヴェルトマーです。

 現世のユファとは全く関係がない為に『166話 再会する者達』の回にて、ユファがこの世界にソフィが居る事は知りませんでした。

 ※そして本作で登場する回があるかは分かりませんが、シスがこの憑依魔法を使って『ヴェルトマー』を自分に憑依させて、現実のユファと戦う事も可能ではあります。

 ▼誤字脱字に関して。

 作中でよく誤字や脱字をしてそのまま気が付かずに、投稿をしてしまうことがあります。その時に教えて下さる方にはとても感謝をしています。この場を借りてお礼を申し上げます! 本当にありがとうございます。

 第三章の補足は以上となります。

 さて第三章は予想以上に長くなってしまいました(実は4月上旬には、終わる予定でした)。

 作者としては外伝扱いでシス回想編を作り、投稿しようと思っておりましたが、ついつい本編に入れてしまいました。(作者は基本的に本編に出しているメインとなるキャラクターは全て愛していますが、ヴェルトマーはその中でもさらに気に入っているキャラですので、今回多く出させて頂きました)。

 四章はここまで長くする気はありませんが、今後の事ですのでどうなるかは分かりません。

 私は物語を書いている最中にキャラに愛着がわいてしまい、とことん掘り下げていく傾向を持つ物書きでして、気が付けば100話近くを一章分に書いてしまう事がある程です。笑。

 第三章完結までお付き合い頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 第四章では冒険者ギルドの事や『魔王レア』が出てくる話がメインとなり更に物語は続いていきます。

 魔王ソフィの素晴らしさをこれまで以上に伝えられるように頑張っていきますので、宜しければお付き合いくださいませ。それではありがとうございました。

 作者:羽海汐遠はねうみしおん
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