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第1話
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よく晴れた今日この日‥私ことアリシア・モドレットは18歳の誕生日を迎えていた。
私が住んでいるこの国では18歳の日に聖職の儀が執り行われ神から自身に適したジョブ‥つまるところの職業が与えられる。
「アリシア‥今日の聖職の儀は期待している。失望させるなよ?」
そう私に声をかけてきたのは現モドレット家当主クライム・モドレット。
私の父親だ。
「はいお父様。」
父は私にそれだけ言うと自身の書斎に戻っていった。昔からこうだ、口数が少なく私自身には興味がない。興味があるのは自分の家の名声だけ‥
恐らくだけど聖職の儀で最上位ジョブかエクストラジョブを引き当てないと家から私は絶縁されてしまうだろう。まぁそんなにこの家に思い入れもないし、絶縁されても別に構わないからいっそのこと遊び人とかになればいいのに。
遊び人は与えられるジョブの中でも最下級‥
最上位ジョブには賢者や剣聖など誰でも一度は聞いたことがあるであろう最強のジョブが名を連ねている。
エクストラジョブはとても貴重なジョブで、最上位ジョブよりなるのが難しいといわれている。与えられるジョブは様々あるらしくそのどれもが個性的かつ特殊なものらしい。特に興味はないけれどね。
若干鬱気味な気分で屋敷の廊下を歩いていると一人のメイドがこちらへと歩いてきた。
「おはようございますお嬢様‥ご朝食の準備が整いましたのでこちらへどうぞ」
「おはようニーナ。今日の朝食は何かしら?」
彼女はニーナこの屋敷のメイド長だ。私が幼いころからこの屋敷で働いている。
「本日のご朝食のメニューは白パンに厚切りのベーコン、目玉焼きにコンソメジュリエンヌとなっております。」
「またそれなの?あの料理長私に嫌がらせしてるのかしら?」
私は朝から肉は食べたくないってあれほど言ったのに‥
「いえ‥恐らくはお兄様のご要望かと思います。」
「アッシュお兄様ね‥」
私のひとつ上にアッシュという長男がいる。去年聖職の儀を終えて最上位職ホーリーナイトのジョブを授かり次期王国騎士団長の座は確定とまで言われている人物だ。
はたから見れば羨望の的になるような人物だが内面は最悪‥‥
女癖が悪く、すでに屋敷のメイドを何人も孕ませているにもかかわらず未だにやり足りないらしい。ついこの前なんてどうやってかわからないが厳重にカギをかけていたはずの私の寝室にも忍び込んできた。
実の妹すらも犯そうとするなんてもはや兄とは思えない所業だ。
「はぁ‥あの時か弱い私にボコボコにされたのをまだ妬んでいるのかしら。」
「お嬢様‥失礼ですが世間一般的にホーリーナイトのお兄様を素手であそこまで痛めつけれるお方をか・弱・い・とは言いません。」
「こうは考えられないかしら?私が強かったんじゃなくてお兄様が弱かったのよ」
「仮にも現王国騎士団長と闘技大会で引き分けたお方でございますよ?」
「う‥そ、そうだったわね」
今年の闘技大会でアッシュお兄様は決勝戦で現王国騎士団長と引き分けている人物だ。まず弱いなんてことはなかった‥
「そんなお兄様を素手とはいえあそこまで痛め付けたお嬢様がいったいどんなジョブを授かるのかニーナめはとても楽しみにしております。」
「はぁ‥そんなに期待しないでよ。私は最下級職の遊び人でいいわ」
そんなに期待されても困る。私は別に最上位職に興味はないしね。それに期待されるのはもう疲れたのよ。
「いけませんお嬢様。もし遊び人なんぞになってしまえば‥」
「わかってるわ。私はむしろそれを望んでるのよ。ニーナや良くしてくれたメイドの皆と別れるのは辛いけれど、正直言って私はこの家が嫌いなの。」
ニーナも私の父のことはよく知っている。あの人の性格であればもし私が遊び人なんかになってしまったら家名を剥奪され、あっさり家を追い出されてしまうのもニーナは分かって言っているのだ。
ちなみにこれには前例がある。実は私とアッシュお兄様の上にさらに長女のミシェルというお姉様がいた。私よりも強くそれに優しい人だったんだけれど、18歳の聖職の儀の時‥お姉様に言い渡されたジョブはただの剣士。
もちろんお姉様の実力は十分で最上級職を与えられてもおかしくなかった。しかし天から告げられたのは剣聖でもドラゴンナイトでもない単なる一般の剣士‥
それでもお姉様はめげてはいなかった。ただの剣士で剣聖すらも凌駕して見せると息巻いていたほどだった。しかしその結果を聞いた父はすぐにお姉様から家名を剥奪‥ほんの少しの生活費だけ持たせて家から追い出した。
あの時のことは今でも忘れられない‥泣いていた私を優しく抱きしめて慰めてくれた。本当はお姉様が一番悲しかったはずなのに私の前では涙を見せなかった。それどころか家を出る最後まで笑っていた。その時のお姉様の笑顔は今でも私の脳裏に焼き付いている。
「お嬢様‥大丈夫でございますか?」
「ん‥えぇ大丈夫。ちょっとあの時のことを思い出しちゃっただけ」
「ミシェルお嬢様のことでございますね?」
「ダメよニーナ、もしその名前がお父様に聞かれたら怒られちゃうわよ?」
父はあの時の出来事を家の恥だと未だに思っているらしくミシェルお姉様の名前をうかつに口にすると激昂してしまうのだ。どこまで幼稚なのか‥本当に馬鹿馬鹿しい
「そうでございました。私としたことが‥」
「別に聞かれてなきゃいいのよ。さっ‥立ち話が長くなっちゃったけどご飯できてるんでしょ?」
「はい、後は食べるだけになっております。」
「冷めちゃったかしらね‥まぁいいわ。案内してくれるかしら?」
「かしこまりました。」
私はニーナの後に続いて朝食が用意されている部屋へと向かった。
「お嬢様‥こちらでございます。」
「ありがとうニーナ。それじゃあ食べてくるわ。」
そしてニーナが扉を開けると朝から見たくもない顔が目に入った。
「よう‥アリシアァ~」
「あら?アッシュお兄様ではないですか?どうしたのですかそのお顔‥ただでさえ醜い顔がさらに醜くなりましたね?」
「なんだとてめぇ!!調子に乗りやがって!!」
私に挑発されたアッシュは面白いほど挑発に乗ってきた。そしてホーリーナイトのジョブを授かったときに天より享け賜わった聖剣を抜いてこちらに突きつけてきた。
「いいのですね?」
「アァ!?何がだよ!!」
「この前はお兄様は素手でしたので私も素手で戦いましたが、剣を抜いたということはつまりそういうこと‥ですよね?」
少し殺気を出して問いかける。未だに何のことかわかっていないようね‥どこまで間抜けなのかしら?
「まだわかりませんか?お兄様は私を殺すつもりで今剣を抜いているのですよね?なら、私に殺されても文句は言えません‥よね?」
「ッ!!上等だ!!」
アッシュは朝食が並べられていたテーブルを蹴飛ばし、私に斬りかかってくる。粗暴な態度に似合わない洗練された剣擊が私に向かって飛んで来る。
これもジョブの効果だ。たとえば剣を持ったことがない素人が剣聖のジョブを授かったとする。するとジョブの方が剣聖に見合った能力をその人に与えるのだ。
剣擊を良く見て避けながらどう制圧するのか考える‥
武器は部屋に置いてきてしまったし、殺すと言った手前どうしようかしら。実際に殺してしまっては問題になってしまうし‥う~ん
「そうだ、こうしましょ。」
迫ってきた聖剣を魔力を纏わせた手刀で弾き私は行動に移る。剣を弾かれて体勢が崩れている所に一気に踏み込んだ。
「ッ!!このッ!!」
そしてアッシュの下腹部に手を当てて魔力を流し込んだ。
「さようなら、アッシュお兄様?」
腹に手を当てられ、慌てて飛び退いたアッシュは自分の体に何の以上もないことに気が付いた。
「ハッタリかましやがって!!このクソアマァ!!」
「あら‥ハッタリではございませんよ?私は確かにお兄様を殺しました。」
「何言ってやがる!!俺はまだ生きてるじゃねぇか!!」
「そうですね‥体は」
そう言い残し私はアッシュにクルリと背を向けて部屋を後にしようとする。しかし当然それは許されない。
「オイ!!どこ行きやがる!!」
「朝食が食べられなくなったので自分で作りにいきます。それではお兄様さようなら♪」
バタン!!とドアを閉めて控えていたニーナを抱えて廊下を走る。
「キャッ!?お、お嬢様!?」
「ごめんねニーナちょっと恥ずかしいかもしれないけど」
そして次の瞬間‥‥さっきまでニーナがいたすぐ後ろの扉が切り刻まれてバラバラになった。
「アリシアァァァァ!!」
アッシュは大きく叫んだがもう既に視界の中にアリシアはいなかった。
「ッチ!!逃げ足の速ぇ女だ‥」
舌打ちをしながらポツリと愚痴をこぼす。
「アァ~暴れたらムラムラしてきやがった。」
頭の後ろをボリボリかきむしりながらアッシュはぼやく。そして以前味見したメイドを一人捕まえ自室へと入っていった。
私が住んでいるこの国では18歳の日に聖職の儀が執り行われ神から自身に適したジョブ‥つまるところの職業が与えられる。
「アリシア‥今日の聖職の儀は期待している。失望させるなよ?」
そう私に声をかけてきたのは現モドレット家当主クライム・モドレット。
私の父親だ。
「はいお父様。」
父は私にそれだけ言うと自身の書斎に戻っていった。昔からこうだ、口数が少なく私自身には興味がない。興味があるのは自分の家の名声だけ‥
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最上位ジョブには賢者や剣聖など誰でも一度は聞いたことがあるであろう最強のジョブが名を連ねている。
エクストラジョブはとても貴重なジョブで、最上位ジョブよりなるのが難しいといわれている。与えられるジョブは様々あるらしくそのどれもが個性的かつ特殊なものらしい。特に興味はないけれどね。
若干鬱気味な気分で屋敷の廊下を歩いていると一人のメイドがこちらへと歩いてきた。
「おはようございますお嬢様‥ご朝食の準備が整いましたのでこちらへどうぞ」
「おはようニーナ。今日の朝食は何かしら?」
彼女はニーナこの屋敷のメイド長だ。私が幼いころからこの屋敷で働いている。
「本日のご朝食のメニューは白パンに厚切りのベーコン、目玉焼きにコンソメジュリエンヌとなっております。」
「またそれなの?あの料理長私に嫌がらせしてるのかしら?」
私は朝から肉は食べたくないってあれほど言ったのに‥
「いえ‥恐らくはお兄様のご要望かと思います。」
「アッシュお兄様ね‥」
私のひとつ上にアッシュという長男がいる。去年聖職の儀を終えて最上位職ホーリーナイトのジョブを授かり次期王国騎士団長の座は確定とまで言われている人物だ。
はたから見れば羨望の的になるような人物だが内面は最悪‥‥
女癖が悪く、すでに屋敷のメイドを何人も孕ませているにもかかわらず未だにやり足りないらしい。ついこの前なんてどうやってかわからないが厳重にカギをかけていたはずの私の寝室にも忍び込んできた。
実の妹すらも犯そうとするなんてもはや兄とは思えない所業だ。
「はぁ‥あの時か弱い私にボコボコにされたのをまだ妬んでいるのかしら。」
「お嬢様‥失礼ですが世間一般的にホーリーナイトのお兄様を素手であそこまで痛めつけれるお方をか・弱・い・とは言いません。」
「こうは考えられないかしら?私が強かったんじゃなくてお兄様が弱かったのよ」
「仮にも現王国騎士団長と闘技大会で引き分けたお方でございますよ?」
「う‥そ、そうだったわね」
今年の闘技大会でアッシュお兄様は決勝戦で現王国騎士団長と引き分けている人物だ。まず弱いなんてことはなかった‥
「そんなお兄様を素手とはいえあそこまで痛め付けたお嬢様がいったいどんなジョブを授かるのかニーナめはとても楽しみにしております。」
「はぁ‥そんなに期待しないでよ。私は最下級職の遊び人でいいわ」
そんなに期待されても困る。私は別に最上位職に興味はないしね。それに期待されるのはもう疲れたのよ。
「いけませんお嬢様。もし遊び人なんぞになってしまえば‥」
「わかってるわ。私はむしろそれを望んでるのよ。ニーナや良くしてくれたメイドの皆と別れるのは辛いけれど、正直言って私はこの家が嫌いなの。」
ニーナも私の父のことはよく知っている。あの人の性格であればもし私が遊び人なんかになってしまったら家名を剥奪され、あっさり家を追い出されてしまうのもニーナは分かって言っているのだ。
ちなみにこれには前例がある。実は私とアッシュお兄様の上にさらに長女のミシェルというお姉様がいた。私よりも強くそれに優しい人だったんだけれど、18歳の聖職の儀の時‥お姉様に言い渡されたジョブはただの剣士。
もちろんお姉様の実力は十分で最上級職を与えられてもおかしくなかった。しかし天から告げられたのは剣聖でもドラゴンナイトでもない単なる一般の剣士‥
それでもお姉様はめげてはいなかった。ただの剣士で剣聖すらも凌駕して見せると息巻いていたほどだった。しかしその結果を聞いた父はすぐにお姉様から家名を剥奪‥ほんの少しの生活費だけ持たせて家から追い出した。
あの時のことは今でも忘れられない‥泣いていた私を優しく抱きしめて慰めてくれた。本当はお姉様が一番悲しかったはずなのに私の前では涙を見せなかった。それどころか家を出る最後まで笑っていた。その時のお姉様の笑顔は今でも私の脳裏に焼き付いている。
「お嬢様‥大丈夫でございますか?」
「ん‥えぇ大丈夫。ちょっとあの時のことを思い出しちゃっただけ」
「ミシェルお嬢様のことでございますね?」
「ダメよニーナ、もしその名前がお父様に聞かれたら怒られちゃうわよ?」
父はあの時の出来事を家の恥だと未だに思っているらしくミシェルお姉様の名前をうかつに口にすると激昂してしまうのだ。どこまで幼稚なのか‥本当に馬鹿馬鹿しい
「そうでございました。私としたことが‥」
「別に聞かれてなきゃいいのよ。さっ‥立ち話が長くなっちゃったけどご飯できてるんでしょ?」
「はい、後は食べるだけになっております。」
「冷めちゃったかしらね‥まぁいいわ。案内してくれるかしら?」
「かしこまりました。」
私はニーナの後に続いて朝食が用意されている部屋へと向かった。
「お嬢様‥こちらでございます。」
「ありがとうニーナ。それじゃあ食べてくるわ。」
そしてニーナが扉を開けると朝から見たくもない顔が目に入った。
「よう‥アリシアァ~」
「あら?アッシュお兄様ではないですか?どうしたのですかそのお顔‥ただでさえ醜い顔がさらに醜くなりましたね?」
「なんだとてめぇ!!調子に乗りやがって!!」
私に挑発されたアッシュは面白いほど挑発に乗ってきた。そしてホーリーナイトのジョブを授かったときに天より享け賜わった聖剣を抜いてこちらに突きつけてきた。
「いいのですね?」
「アァ!?何がだよ!!」
「この前はお兄様は素手でしたので私も素手で戦いましたが、剣を抜いたということはつまりそういうこと‥ですよね?」
少し殺気を出して問いかける。未だに何のことかわかっていないようね‥どこまで間抜けなのかしら?
「まだわかりませんか?お兄様は私を殺すつもりで今剣を抜いているのですよね?なら、私に殺されても文句は言えません‥よね?」
「ッ!!上等だ!!」
アッシュは朝食が並べられていたテーブルを蹴飛ばし、私に斬りかかってくる。粗暴な態度に似合わない洗練された剣擊が私に向かって飛んで来る。
これもジョブの効果だ。たとえば剣を持ったことがない素人が剣聖のジョブを授かったとする。するとジョブの方が剣聖に見合った能力をその人に与えるのだ。
剣擊を良く見て避けながらどう制圧するのか考える‥
武器は部屋に置いてきてしまったし、殺すと言った手前どうしようかしら。実際に殺してしまっては問題になってしまうし‥う~ん
「そうだ、こうしましょ。」
迫ってきた聖剣を魔力を纏わせた手刀で弾き私は行動に移る。剣を弾かれて体勢が崩れている所に一気に踏み込んだ。
「ッ!!このッ!!」
そしてアッシュの下腹部に手を当てて魔力を流し込んだ。
「さようなら、アッシュお兄様?」
腹に手を当てられ、慌てて飛び退いたアッシュは自分の体に何の以上もないことに気が付いた。
「ハッタリかましやがって!!このクソアマァ!!」
「あら‥ハッタリではございませんよ?私は確かにお兄様を殺しました。」
「何言ってやがる!!俺はまだ生きてるじゃねぇか!!」
「そうですね‥体は」
そう言い残し私はアッシュにクルリと背を向けて部屋を後にしようとする。しかし当然それは許されない。
「オイ!!どこ行きやがる!!」
「朝食が食べられなくなったので自分で作りにいきます。それではお兄様さようなら♪」
バタン!!とドアを閉めて控えていたニーナを抱えて廊下を走る。
「キャッ!?お、お嬢様!?」
「ごめんねニーナちょっと恥ずかしいかもしれないけど」
そして次の瞬間‥‥さっきまでニーナがいたすぐ後ろの扉が切り刻まれてバラバラになった。
「アリシアァァァァ!!」
アッシュは大きく叫んだがもう既に視界の中にアリシアはいなかった。
「ッチ!!逃げ足の速ぇ女だ‥」
舌打ちをしながらポツリと愚痴をこぼす。
「アァ~暴れたらムラムラしてきやがった。」
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