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【ペット契約】始まります ④
しおりを挟む「服、このまま全部脱がしてあげましょうか?」
「……っ、自分でできます!」
「わかりました」
中途半端に外されたブラウスのボタンに指をかけ、一つずつ外していく。課長は、その後、私がキャミソールを脱ぎ、スカートを降ろしてストッキングから脚を抜き……ブラを外してショーツを脱ぐところも、食い入るようにじっと見ていた。
私が一糸まとわぬ姿になったのを見て満足したのか、副島課長は性急にスーツを脱ぎ捨てる。下着を降ろした時、課長の男性の部分はすでに硬く屹立していた。それを隠すように腰にタオルを巻くのを見て、秘部と胸を手で隠していた私も、タオルに手を伸ばした。
「だめ」
しかし、課長はその手を掴んだ。
「その恰好、恥ずかしいですか?」
「……はい」
「……どうせ包み隠さず、すべてを私に見せることになるんですから」
腕を掴まれ、浴室に引き入れられる。大きな湯船に、お湯はまだ半分しか入っていなかった。……こういう水回りの設備の良さも、ラブホテル独特なものだ。
「木下さん、座って」
「え?」
お風呂用の椅子を、軽くポンポンと叩く音が聞こえた。課長のその目からは、有無言わせぬ力強さを感じ……私は指示されたとおり、その椅子に座る。
課長は湿らせたスポンジにボディーソープを付け、泡立てていく。スポンジを体に当てるのではなく、そのできた泡を手に取って私の背中に乗せた。
「ひゃ!」
「冷たかったですか?」
「び、びっくりして……」
違う、背中を這いまわる課長の手が私の官能を刺激したのだ。そんな底の浅い嘘を、課長は見抜いていた。
「それだけ?」
課長は私の首筋から背中にかけて、じっとりと撫でていく。その手は後ろから脇を軽くくすぐり、体の前に回って胸のふちを指先ですっとなぞり、その柔らかな輪郭を楽しむように泡を広げていった。
「ふっ…あ、んん……」
指先が何度も胸の頂に触れるけれど泡越しに軽く触れるだけで、硬く主張する乳首にそれ以上の刺激は与えられない。
「あ、あぅ……んん……」
「木下さん?」
「んん、あ……」
「感じる? ココ、気持ちいいですか?」
私は唇を噛んで、漏れ出す甘い声を押し込めていた。悔しいけれど……副島課長に脅されているのに、体はすぐに彼の愛撫に反応してしまう。
「これは?」
課長は私の耳元で囁きながら、きゅっと乳首を摘まんだ。私は背筋を反らし、耐えることができず高い声を上げた。
「感じすぎですよ」
「だってぇ……」
「そういう所も、本当に愛らしいですよ」
円を描くように乳輪を焦らし、たまに、すっかり勃起した乳首を爪先で優しくひっかく。その度に、びくっと私の背筋と腰が揺れた。
「コチラも、綺麗にしましょうか」
課長は真後ろから私の膝の裏に手を差し込み、ぐっと脚を広げた。
もっとも隠したかった秘部が、一気に露わになる。
「だめっ……そこは自分で出来ますから……」
「人にしてもらった方が綺麗になりますよ?」
「でもぉ…、恥ずかしいから……」
課長は泡だらけの指で、下から上に向かって割れ目をスッと撫でた。
「あっ……!」
「皮被っているココなんて、汚れているかもしれないですしね」
「え?…あ、あぁー…!」
課長は最も敏感な部分を包む皮をゆっくりと剥いて、ピンク色の肉芽を露わにさせる。
「あぁ……課長、やめてください…」
「やめませんよ……ほら、綺麗にするだけですから」
「いやぁあっ!」
課長は泡がついた指で、そっと花芯にタッチする。ぷつぷつと石鹸の泡がはじけ、それですら快楽の呼び水となっていった。課長の指先は硬くなり始めた肉芽と皮の間を、優しく擦り続ける。
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