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踏み出せない関係
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『なんで家に帰ってこなかったんだ?』
汗を拭きながら親父が聞いてきた。
『特に意味はない。なんだかんだで友達の家に泊まってた。親父はこの二週間でいろいろあったんじゃないか?』
『あ、いや、うん。いろいろ考えた。二週間前のこと、どう整理したらいいか分からん。』
話をしながら俺はアプリで親父のアイコンをブロックした。
『男にやられることに味をしめたんじゃないのか?親父はこの二週間で俺の他にたくさんの男にヤられたんじゃないのか?』
俺には明らかに嫉妬心が生まれていた。
親父は真面目な顔をして携帯を手に取った。
『俺、男が好きかもしれないって思って、いろいろ調べて試しにこのアプリに登録した。大輝、これ知ってるか?』
親父はアプリを開いて俺に見せてきた。もちろん知ってる。
俺は知らん顔をして親父の携帯を受け取った。
『なんだよこれ?知らねぇ。このKって、親父?年下にいじめられたい?で、やってみた?』
俺は知らない素振りをしながらメッセをチェックした。二週間にしてはすごい量の受信が並んでいる。
『そっか、本当の自分を知りたくてそのアプリに登録したけど、イマイチ踏み切れなくて誰とも会ってないし、ヤってない。』
『そうなんだ。ヤってみればよかったのに。』
俺はそう言いながらすべてのメッセをチェックした。確かにどれも猛烈アピールされてるが、途中から親父がレスをしていない。誰ともヤってないことに俺はホッとした。
すごい数のイイネとお気に入りの登録がされている。その中の一人に前に金をもらってヤったおっさんもいて、俺は少し笑った。
『親父は俺とヤって気持ちよかった?またヤりたい?』
親父の携帯のアプリを削除しながら俺は親父の顔を見た。親父は黙ったまま下を向いている。
俺は携帯をテーブルに置いて親父を抱きしめた。しっとりとした汗を肌に感じ、プンと男臭いにおいがする。俺の股間がスウェットの中でビクンと硬さを増してきた。
たまらず汗のにおいのする親父の首筋にキスをした。親父はビクビク反応し、一瞬俺にしがみついた。俺は背中を抱きしめながら親父のケツをまさぐる。肉厚なケツタブをズボンの上から揉んだ。
『大輝、ダメだ。俺達は親子だ。俺の性癖はともかく、俺達はダメだ。』
親父が俺を引き離し、真面目な顔で俺を見た。
ぐいっ。
『うっ。』
『親父、ちんぽ勃ってるじゃねーか。まだ何もしてねーのに。』
ズボンの中で硬くなったモノをぐぃぐぃ握りながら俺は言った。
『違うんだ、ダメだ。』
親父は俺の手を引き離し、背中を向けた。
『とにかくあれはなかったことにしよう。俺には里奈ちゃんがいるし、お前は俺の息子だ。』
『ウける。何、真面目な感じになってんだよ。冗談だよ、冗談。』
俺はふざけたフリをして親父の肩をピシャリと叩いた。
『だよな。』
親父が振り返り、笑顔を見せた。
『さ、今日の飯、どうする?』
『久々に肉にしよーぜ。大輝、スーパーに行ってきてくれよ。』
普段の二人の雰囲気に一気に戻った。親父はいい意味でも悪い意味でも単純だ。
『金くれ、金。』
俺は手を差し出す。カバンから財布を取り出す親父の股間がいつまでも勃起しているのを見ながら。
汗を拭きながら親父が聞いてきた。
『特に意味はない。なんだかんだで友達の家に泊まってた。親父はこの二週間でいろいろあったんじゃないか?』
『あ、いや、うん。いろいろ考えた。二週間前のこと、どう整理したらいいか分からん。』
話をしながら俺はアプリで親父のアイコンをブロックした。
『男にやられることに味をしめたんじゃないのか?親父はこの二週間で俺の他にたくさんの男にヤられたんじゃないのか?』
俺には明らかに嫉妬心が生まれていた。
親父は真面目な顔をして携帯を手に取った。
『俺、男が好きかもしれないって思って、いろいろ調べて試しにこのアプリに登録した。大輝、これ知ってるか?』
親父はアプリを開いて俺に見せてきた。もちろん知ってる。
俺は知らん顔をして親父の携帯を受け取った。
『なんだよこれ?知らねぇ。このKって、親父?年下にいじめられたい?で、やってみた?』
俺は知らない素振りをしながらメッセをチェックした。二週間にしてはすごい量の受信が並んでいる。
『そっか、本当の自分を知りたくてそのアプリに登録したけど、イマイチ踏み切れなくて誰とも会ってないし、ヤってない。』
『そうなんだ。ヤってみればよかったのに。』
俺はそう言いながらすべてのメッセをチェックした。確かにどれも猛烈アピールされてるが、途中から親父がレスをしていない。誰ともヤってないことに俺はホッとした。
すごい数のイイネとお気に入りの登録がされている。その中の一人に前に金をもらってヤったおっさんもいて、俺は少し笑った。
『親父は俺とヤって気持ちよかった?またヤりたい?』
親父の携帯のアプリを削除しながら俺は親父の顔を見た。親父は黙ったまま下を向いている。
俺は携帯をテーブルに置いて親父を抱きしめた。しっとりとした汗を肌に感じ、プンと男臭いにおいがする。俺の股間がスウェットの中でビクンと硬さを増してきた。
たまらず汗のにおいのする親父の首筋にキスをした。親父はビクビク反応し、一瞬俺にしがみついた。俺は背中を抱きしめながら親父のケツをまさぐる。肉厚なケツタブをズボンの上から揉んだ。
『大輝、ダメだ。俺達は親子だ。俺の性癖はともかく、俺達はダメだ。』
親父が俺を引き離し、真面目な顔で俺を見た。
ぐいっ。
『うっ。』
『親父、ちんぽ勃ってるじゃねーか。まだ何もしてねーのに。』
ズボンの中で硬くなったモノをぐぃぐぃ握りながら俺は言った。
『違うんだ、ダメだ。』
親父は俺の手を引き離し、背中を向けた。
『とにかくあれはなかったことにしよう。俺には里奈ちゃんがいるし、お前は俺の息子だ。』
『ウける。何、真面目な感じになってんだよ。冗談だよ、冗談。』
俺はふざけたフリをして親父の肩をピシャリと叩いた。
『だよな。』
親父が振り返り、笑顔を見せた。
『さ、今日の飯、どうする?』
『久々に肉にしよーぜ。大輝、スーパーに行ってきてくれよ。』
普段の二人の雰囲気に一気に戻った。親父はいい意味でも悪い意味でも単純だ。
『金くれ、金。』
俺は手を差し出す。カバンから財布を取り出す親父の股間がいつまでも勃起しているのを見ながら。
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