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関西弁の男
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それから数ヶ月、盗んだスパッツと盗撮動画はしばらくは健太のオナニーのオカズとなった。
相変わらず健太とは仲がいい。リスペクトはしている。しかし、強化合宿以降、嫉みや罪悪感、噴き上げる欲求を抑えて健太は勇次と接していた。何も知らない勇次からの無邪気なスキンシップにイライラしながら。
勇次がノンケでありゲイに興味がないことは十分理解している。ラグビーが大切な健太は人間関係や今のポジションを失ってまで何かアクションを起こす気もなかった。
そして男との恋愛経験がない健太はこれが恋だと気付いていない。
イライラがつのり、今日もマッチョ系発展場に向かった。男らしい奴から手を出されると片っ端から犯すようにケツを掘った。
帰ろうとした時、関西弁の男が声をかけてきた。髭もなく清潔感はあるが雄のフェロモンがある。
『もっと思いっきりヤってみーひんか?それとも思いっきりヤられてみーひんか?よかったら連絡してや。』
いつものように連絡先を渡されたが、健太は何故かそのメモをすぐには捨てなかった。それは関西弁の男が勇次に雰囲気が似ていたからだ。
(一般人だったら、あんな感じになりそう。)
健太はそう思いながらポケットにメモを突っ込んだ。
しばらくして関西弁の男の連絡先が出てきた。健太は練習後シャワーも浴びずに連絡してみた。
指定されたマンションの部屋の前に着き、ピンポンを鳴らした。
ガチャ。
『入れや。』
関西弁の男がドアから顔を出し、中に促した。健太は素直に中に入った。
『えっ!』
健太は驚いた。
中に入ると、四つの端に拘束するような手錠が付いたテーブル、床に転がるロープやローソク、バイブ 。SM部屋のようだった。
(おもしろいな。)
健太は思いながら中に進んだ。
『兄ちゃん、えらい体ゴッツイな。で、かなりドSやな。Mはやったことあるんか?』
関西弁の男がはち切れそうな腕の筋肉を触りながら聞いてきた。
『経験ないす。興味もないし。』
健太はケツ受けの経験もなかった。男に奉仕させるが、そのままウケとしてイカされる経験は少なかった。恥ずかしいし、男にイカされることに抵抗があった。
『ドSとドMは表裏一体や。嫌やったら途中でやめたるから、やってみーひんか?』
関西弁の男に言われ、少し考えて健太は言った。
『俺、ケツは使えないんで、ケツなしでいいすか?あと、やめろと頼んでやめなかったら、殴りますよ。』
『了解。やめて下さい言いながらやられるんは興奮するやろうから、ホンマにやめて欲しい時は、ガチやめろって言うてや。ほな、これに着替えてや。』
関西弁の男が白のビキニを差し出した。
健太はサッサと勢いよく着ている服を脱ぎ、全裸になった。
『やっぱ、めちゃめちゃええ体やな。肩も胸も筋肉パンパンやんけ。』
『あざっす。』
筋肉を褒められるのは慣れている健太は、軽く対応し白のビキニを履いた。
『なんじゃ、こりゃ。』
なんとか竿と玉をビキニに押し込んだ健太は驚いた。
白いビキニは透けており、竿や玉、陰毛が丸見えだった。
『両手を頭の後ろに組んで仁王立ちしてや。』
驚いている健太を無視して髭の男が言った。
健太は頭の後ろに手を組み仁王立ちした。ふと見ると、目の前に全身を映す鏡があった。
ジムでよく見る自分の姿だが、ちんぽが透けて見えるビキニを履いている自分が映っていた。
異常な光景ながらも健太は(腰回りに贅肉がついたな)と受け入れていた。
相変わらず健太とは仲がいい。リスペクトはしている。しかし、強化合宿以降、嫉みや罪悪感、噴き上げる欲求を抑えて健太は勇次と接していた。何も知らない勇次からの無邪気なスキンシップにイライラしながら。
勇次がノンケでありゲイに興味がないことは十分理解している。ラグビーが大切な健太は人間関係や今のポジションを失ってまで何かアクションを起こす気もなかった。
そして男との恋愛経験がない健太はこれが恋だと気付いていない。
イライラがつのり、今日もマッチョ系発展場に向かった。男らしい奴から手を出されると片っ端から犯すようにケツを掘った。
帰ろうとした時、関西弁の男が声をかけてきた。髭もなく清潔感はあるが雄のフェロモンがある。
『もっと思いっきりヤってみーひんか?それとも思いっきりヤられてみーひんか?よかったら連絡してや。』
いつものように連絡先を渡されたが、健太は何故かそのメモをすぐには捨てなかった。それは関西弁の男が勇次に雰囲気が似ていたからだ。
(一般人だったら、あんな感じになりそう。)
健太はそう思いながらポケットにメモを突っ込んだ。
しばらくして関西弁の男の連絡先が出てきた。健太は練習後シャワーも浴びずに連絡してみた。
指定されたマンションの部屋の前に着き、ピンポンを鳴らした。
ガチャ。
『入れや。』
関西弁の男がドアから顔を出し、中に促した。健太は素直に中に入った。
『えっ!』
健太は驚いた。
中に入ると、四つの端に拘束するような手錠が付いたテーブル、床に転がるロープやローソク、バイブ 。SM部屋のようだった。
(おもしろいな。)
健太は思いながら中に進んだ。
『兄ちゃん、えらい体ゴッツイな。で、かなりドSやな。Mはやったことあるんか?』
関西弁の男がはち切れそうな腕の筋肉を触りながら聞いてきた。
『経験ないす。興味もないし。』
健太はケツ受けの経験もなかった。男に奉仕させるが、そのままウケとしてイカされる経験は少なかった。恥ずかしいし、男にイカされることに抵抗があった。
『ドSとドMは表裏一体や。嫌やったら途中でやめたるから、やってみーひんか?』
関西弁の男に言われ、少し考えて健太は言った。
『俺、ケツは使えないんで、ケツなしでいいすか?あと、やめろと頼んでやめなかったら、殴りますよ。』
『了解。やめて下さい言いながらやられるんは興奮するやろうから、ホンマにやめて欲しい時は、ガチやめろって言うてや。ほな、これに着替えてや。』
関西弁の男が白のビキニを差し出した。
健太はサッサと勢いよく着ている服を脱ぎ、全裸になった。
『やっぱ、めちゃめちゃええ体やな。肩も胸も筋肉パンパンやんけ。』
『あざっす。』
筋肉を褒められるのは慣れている健太は、軽く対応し白のビキニを履いた。
『なんじゃ、こりゃ。』
なんとか竿と玉をビキニに押し込んだ健太は驚いた。
白いビキニは透けており、竿や玉、陰毛が丸見えだった。
『両手を頭の後ろに組んで仁王立ちしてや。』
驚いている健太を無視して髭の男が言った。
健太は頭の後ろに手を組み仁王立ちした。ふと見ると、目の前に全身を映す鏡があった。
ジムでよく見る自分の姿だが、ちんぽが透けて見えるビキニを履いている自分が映っていた。
異常な光景ながらも健太は(腰回りに贅肉がついたな)と受け入れていた。
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