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第五十話 ヘレナの戦い2
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「開門せよ! わが名はザワディロフ! 早くせぬと殿下よりお叱りを賜ることになろうぞ!」
ヴラドという強力な決定権者がいなくなった今、門番ごときにまともな判断などできまい、とザワディロフは内心でたかをくくっていた。
しかしその思惑は鈴が鳴るような少女の美声によってさえぎられることになる。
「先触れもないままの突然の来訪、いったい何故をもってのことか? ザワディロフよ」
仕立てのいいドレスを纏った金髪の少女らしき姿が、城門の上に見て取ることが出来た。
どこの貴族の子弟かはわからぬが女子供が大人の事情に口を出すなどあってはならぬことだ。
憤懣も露わにザワディロフは怒鳴りつける。
「身分をわきまえよ! 餓鬼の口出すことではないわ!」
「身分をわきまえるのは貴様じゃザワディロフ。ワラキワの田舎領主ごときがローマ皇帝家の血を引く妾に身分を説くとは片腹痛いわ!」
「んなっ??」
このときになって初めてザワディロフは、少女がローマからやってきた王女ヘレナ・パレオロギナであるという事実に気づいたのだった。
たちまちザワディロフは想定外の事態に口をどもらせ目に見えて委縮した。
ローマという輝かしすぎるブランドを前にしては、一介の土豪にすぎないザワディロフなど爪の垢程度の価値すらないのはさすがに常識として理解していた。
「こ、これは殿下直々の返答を賜るとは光栄の至り。このザワディロフ首都を不逞の輩が襲うという情報に接し殿下をお守りしようと駆け付けた次第にて」
「ほう、それでその不逞の輩とやらはどこにおる? いったいその情報を誰から仕入れた? どれほどの規模で誰の指図を受けて動いているのだ? まさか答えられぬとは言わせぬぞザワディロフ!」
「うう……」
もともと勢いに任せて門番の衛兵を説得するだけだと思っていたザワディロフに、整合性のなる詳細な返答などできようはずもなかった。
(もはやことここにいたってはやむを得ぬか)
すでに賽は投げられたのだ。
ここで引き返したとしても完全に疑われている以上、ヴラドの一党から目をつけられるのは確実であった。
ならばここで計画を中止するメリットは無きに等しい。
「―――――おとなしく城門を開け。そしてトゥルゴビシュテを引き渡せ。そうすれば命ばかりは助けてやるぞ」
当人にとっては可能な限りの凄みを聞かせたつもりの台詞であったが、その台詞はヘレナになんの感銘ももたらさなかった。
「田舎者らしいなんともつまらぬ芸のない台詞じゃな。妾と我が夫に逆らうということがどういうことか、想像もできぬような低能に期待するだけ無理というものか」
ヘレナはどこまでも辛らつに言い放って、ザワディロフの要求をにべもなく拒絶した。
全く反論できない事実であるだけに、ザワディロフの怒りは拳をあげる場所を求めて荒れ狂った。
「この生意気な餓鬼め! 思い知らせてくれるぞ!」
「そんな無駄な事より死後に神へどう詫びるか考えておいたほうがよかろうよ」
どこまでも人を食ったヘレナの言葉に、ザワディロフは激昂して剣を振り下ろした。
「ものども! かかれ! あの糞餓鬼を血祭りにあげよ! 串刺し公の見せしめにしてくれるわ!」
ザワディロフの率いてきた軍勢は一族郎党を合わせておよそ八百名というところだろうか。
これに対するトゥルゴヴィシテの兵力はどう頑張っても百名に届かない。
もともと十字軍より兵力が劣勢であるうえに、分進合撃によってこちらも兵力を分散させられたことが響いていた。
この人数では城壁の全周を完全に守備することは難しい。
そのためヘレナは攻撃を一か所に集中させることで、兵力の差を補おうとしたのである。
―――――負けぬ。妾は負けはせぬ! 再び我が夫に相まみえるまでは!
震える膝を叱咤してヘレナは歯を食いしばった。
今日はハンガリーを、明日はオスマンを敵に回そうというヴラドの苦難に比べればこの程度の敵を退けずしてヴラドの妻が名乗れようか!
それはヘレナの生来の矜持の発露であると同時に、恋する男に認められたいという乙女の埒もない恋心であることにヘレナはまだ気づかずにいた。
「我が君の勝利まで、妾も妻としてやるべきことをやるだけだ」
ヘレナ自身はヴラドの勝利を欠片も疑っていないが、国内に残留した貴族がヴラドとヤーノシュの勝負の行方を固唾をのんで見守っているのは確実だった。
もしヘレナがヴラドの敵であれば持ちうる限りの資金と人材を投入してヴラドが敗北したという噂を国内中に流すだろう。
それでいくつかの貴族が暴発するだけでヴラドは背後を脅かされる。
長期戦になった場合、ザワディロフ以外の貴族が暴発する危険性は加速度的に高まっていく。
(まあ、もっともそのくらいがわからぬ我が夫ではないのだが)
あえてヴラドが攻勢防御をとったのは短期決戦で決着をつけるためだということをヘレナは承知していた。
「腕木の報せを見逃すなよ。我が夫が勝つまでそう長くはかからぬはずじゃ」
腕木通信の特性上夜の通信が制限されるとはいえ、勝利した2日後には報せが届くはずであった。
味方が勝利したとなればザワディロフ本人は別として仲間の貴族は動揺するであろうし、愚かな真似に及ぶ貴族たちもいなくなるであろう。
「見ていてくれ、我が夫(つま)――――――」
そしてあの大きな瞳を細めて笑って欲しい。
抱き上げてキスをして、その大きな胸板に顔を埋めさせてほしい。
それだけでいくらでも自分は頑張れる気がする。
初めての実戦指揮で才覚を振るう高揚も存在するが、今はそれよりもヴラドとの絆が大切になっている自分がいた。
「姫様、トゥルゴヴィシテの主な面々が集まっております」
「うむ、通せ」
この劣勢下でトゥルゴヴィシテを守りきるためには彼らの協力が不可欠だ。
戦いは何も兵士の数だけで決まるわけではないことを、あの馬鹿どもに教えてやる。
静かな闘志を燃やしてヘレナは彼らの待つ広場に向かって身をひるがえした。
その決然とした眼差しと美しい身こなしと、何より恐るべき神算鬼謀に誰が呼ぶともなく、ヘレナを串刺し公の花嫁と呼んだ。
ヴラドという強力な決定権者がいなくなった今、門番ごときにまともな判断などできまい、とザワディロフは内心でたかをくくっていた。
しかしその思惑は鈴が鳴るような少女の美声によってさえぎられることになる。
「先触れもないままの突然の来訪、いったい何故をもってのことか? ザワディロフよ」
仕立てのいいドレスを纏った金髪の少女らしき姿が、城門の上に見て取ることが出来た。
どこの貴族の子弟かはわからぬが女子供が大人の事情に口を出すなどあってはならぬことだ。
憤懣も露わにザワディロフは怒鳴りつける。
「身分をわきまえよ! 餓鬼の口出すことではないわ!」
「身分をわきまえるのは貴様じゃザワディロフ。ワラキワの田舎領主ごときがローマ皇帝家の血を引く妾に身分を説くとは片腹痛いわ!」
「んなっ??」
このときになって初めてザワディロフは、少女がローマからやってきた王女ヘレナ・パレオロギナであるという事実に気づいたのだった。
たちまちザワディロフは想定外の事態に口をどもらせ目に見えて委縮した。
ローマという輝かしすぎるブランドを前にしては、一介の土豪にすぎないザワディロフなど爪の垢程度の価値すらないのはさすがに常識として理解していた。
「こ、これは殿下直々の返答を賜るとは光栄の至り。このザワディロフ首都を不逞の輩が襲うという情報に接し殿下をお守りしようと駆け付けた次第にて」
「ほう、それでその不逞の輩とやらはどこにおる? いったいその情報を誰から仕入れた? どれほどの規模で誰の指図を受けて動いているのだ? まさか答えられぬとは言わせぬぞザワディロフ!」
「うう……」
もともと勢いに任せて門番の衛兵を説得するだけだと思っていたザワディロフに、整合性のなる詳細な返答などできようはずもなかった。
(もはやことここにいたってはやむを得ぬか)
すでに賽は投げられたのだ。
ここで引き返したとしても完全に疑われている以上、ヴラドの一党から目をつけられるのは確実であった。
ならばここで計画を中止するメリットは無きに等しい。
「―――――おとなしく城門を開け。そしてトゥルゴビシュテを引き渡せ。そうすれば命ばかりは助けてやるぞ」
当人にとっては可能な限りの凄みを聞かせたつもりの台詞であったが、その台詞はヘレナになんの感銘ももたらさなかった。
「田舎者らしいなんともつまらぬ芸のない台詞じゃな。妾と我が夫に逆らうということがどういうことか、想像もできぬような低能に期待するだけ無理というものか」
ヘレナはどこまでも辛らつに言い放って、ザワディロフの要求をにべもなく拒絶した。
全く反論できない事実であるだけに、ザワディロフの怒りは拳をあげる場所を求めて荒れ狂った。
「この生意気な餓鬼め! 思い知らせてくれるぞ!」
「そんな無駄な事より死後に神へどう詫びるか考えておいたほうがよかろうよ」
どこまでも人を食ったヘレナの言葉に、ザワディロフは激昂して剣を振り下ろした。
「ものども! かかれ! あの糞餓鬼を血祭りにあげよ! 串刺し公の見せしめにしてくれるわ!」
ザワディロフの率いてきた軍勢は一族郎党を合わせておよそ八百名というところだろうか。
これに対するトゥルゴヴィシテの兵力はどう頑張っても百名に届かない。
もともと十字軍より兵力が劣勢であるうえに、分進合撃によってこちらも兵力を分散させられたことが響いていた。
この人数では城壁の全周を完全に守備することは難しい。
そのためヘレナは攻撃を一か所に集中させることで、兵力の差を補おうとしたのである。
―――――負けぬ。妾は負けはせぬ! 再び我が夫に相まみえるまでは!
震える膝を叱咤してヘレナは歯を食いしばった。
今日はハンガリーを、明日はオスマンを敵に回そうというヴラドの苦難に比べればこの程度の敵を退けずしてヴラドの妻が名乗れようか!
それはヘレナの生来の矜持の発露であると同時に、恋する男に認められたいという乙女の埒もない恋心であることにヘレナはまだ気づかずにいた。
「我が君の勝利まで、妾も妻としてやるべきことをやるだけだ」
ヘレナ自身はヴラドの勝利を欠片も疑っていないが、国内に残留した貴族がヴラドとヤーノシュの勝負の行方を固唾をのんで見守っているのは確実だった。
もしヘレナがヴラドの敵であれば持ちうる限りの資金と人材を投入してヴラドが敗北したという噂を国内中に流すだろう。
それでいくつかの貴族が暴発するだけでヴラドは背後を脅かされる。
長期戦になった場合、ザワディロフ以外の貴族が暴発する危険性は加速度的に高まっていく。
(まあ、もっともそのくらいがわからぬ我が夫ではないのだが)
あえてヴラドが攻勢防御をとったのは短期決戦で決着をつけるためだということをヘレナは承知していた。
「腕木の報せを見逃すなよ。我が夫が勝つまでそう長くはかからぬはずじゃ」
腕木通信の特性上夜の通信が制限されるとはいえ、勝利した2日後には報せが届くはずであった。
味方が勝利したとなればザワディロフ本人は別として仲間の貴族は動揺するであろうし、愚かな真似に及ぶ貴族たちもいなくなるであろう。
「見ていてくれ、我が夫(つま)――――――」
そしてあの大きな瞳を細めて笑って欲しい。
抱き上げてキスをして、その大きな胸板に顔を埋めさせてほしい。
それだけでいくらでも自分は頑張れる気がする。
初めての実戦指揮で才覚を振るう高揚も存在するが、今はそれよりもヴラドとの絆が大切になっている自分がいた。
「姫様、トゥルゴヴィシテの主な面々が集まっております」
「うむ、通せ」
この劣勢下でトゥルゴヴィシテを守りきるためには彼らの協力が不可欠だ。
戦いは何も兵士の数だけで決まるわけではないことを、あの馬鹿どもに教えてやる。
静かな闘志を燃やしてヘレナは彼らの待つ広場に向かって身をひるがえした。
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