時代遅れたちが騒ぐ夜 ~怪男児岡定俊の生涯~
元祖札束風呂、もとい、小判を床に敷き、その上を全裸で転げまわるのを終生の楽しみとした守銭奴岡定俊。もはや老齢となった彼のもとを、弾圧から逃れてきた宣教師の一団が訪れる。彼らはある大きな秘密を抱えていた……。天下一の驕りものと呼ばれた大久保長安の隠し財宝と幕府転覆計画。そして財宝の秘密を探らんと伊賀忍者と伊達政宗配下の黒脛巾組が、定俊のおひざ元猪苗代を狙う。迎え撃つは定俊と愛する妻にして甲賀忍者おりく。人生最後の戦いに老いた定俊は戦人の血を滾らせる。 ※この物語はフィクションであり、あえて史実を無視、または都合よく解釈している部分があることをあらかじめご承知おきください。
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岡定俊は甥の清長(作品内では政俊)に家のために棄教を求められてその直後に定俊は歴史から姿を消すのは余りにもタイミングが良すぎるというのは色々な憶測を呼ぶところではあります。
なお、清長(政俊)は林を殺した後に蒲生家の松山移封に伴う人事刷新で仕置(家老)に上り詰めますが、家臣で最大の石高を持つ蒲生郷喜を陥れようとして幕閣の怒りを買って追放処分になるという末路を迎えます(寛永蒲生騒動)。
寛永蒲生騒動を巡っても外伝が作れるかも知れませんね。
この作品、短期集中でドラマにならんかなぁ〜
はじめまして。タイトルに惹かれてお気に入りしました。序盤からのしっとりとした筆致に、今後への期待倍増です。ぼちぼち読ませていただきます!
済みません。
もう一件、ルビの選定ミスと思われる箇所を見つけました。
ばらばらの指摘になり、申し訳ありません。
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ありがとうございます。
高見先生
ルビの設定で、一点指摘漏れがありました。
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→この部分も本来は「ヒノモト」をルビ設定する場所では無いでしょうか?
一度、全文に対して「日本」「ヒノモト」で検索して、ルビ設定するべき箇所を確認された方が宜しいかと。
まず、お祖母様のご冥福をお祈りいたします。
久方ぶりの更新が新作で驚きました。
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