恐怖体験や殺人事件都市伝説ほかの駄文

高見 梁川

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予言に関する管理人の雑感

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 以前お話したたつき諒先生の「私が見た未来完全版」が出版されました。
 本当の大災難は2025年7月にやってくる――それ以外にはあまり目新しい情報がなく、正直拍子抜けしております。
 もろもろ予言やオカルトに纏わる話題を取り扱ってきて恐縮なのですが、管理人はあまり予言を信じておりません。
 西風隆介先生の「竜の封印」シリーズの影響で、人間の意識は集合的無意識野で繋がっている。そのため現在、過去にはアクセスできるが未来にはアクセスできないと信じているからです。
 とはいえ興味はありますし、そんな能力があったらいいな、とも思います。
 はたして本当に2025年7月に東日本大震災を超えるような大津波と巨大地震はやってくるのでしょうか。


 コ〇ナウイルスを予言したとして、様々な方の名があがっています。
 日本では松原照子氏、インドではアビギャ・アナンド君という少年予言者などが有名でしょう。

 しかし当たった予言ばかりが取り上げられていることを読者の皆様はご存知でしょうか。
 百の嘘をついておいて、そのうちの一つが当たったからといって、その人の予言を信じるのは愚かなことだと管理人は思うのです。


 例えばアナンド君の予言を見てみよう。
 2019年8月22日にアップされたyoutube動画で、アナンド君は確かに

「世界に広く病気が広がるかもしれない。世界で起こらなければ、インドがひどく苦しむだろう。」

 と言っている。
 それがウイルス性の流感であるとは言っていないし、インドかそれ以外かではなく、インドも世界もこの病に苦しんでいる。
 この動画は今もyoutubeで公開されているはずなので、英語がリスニングできる方はご覧いただきたい。

 問題はこの動画のなかで語られている他の予言なのである。


 ・2019年11月から2020年4月の間に、世界は大きな危機に直面する。
 ・とくに危ないのは火星と土星のコンジャンクション(合わさること)が起きる2020年3月31日の午後4時30分から。
 ・広島や長崎の原爆のようなことが起きる。
 ・アメリカとイランの間では戦争が99%の確率で起きる。
 ・インドとパキスタンの間でも戦争が起きる。
 ・さらに北朝鮮、中国、イギリス、イスラエル、サウジアラビア、そのほかの産油国や富裕国も戦争で苦しむ。
 ・こうした困難を解決するためには神を信じなければならない。





 一個も当たっていないと思うのは私だけか!!!

 ちなみにコ〇ナが終息するのは2024年だが、2030年に再びさらに凶悪になって復活するらしい。



 松原照子氏の予言をとっても

 「規模」については「大きな揺れを感じる」とある。「起きる場所」は「陸前高田」「釜石」をはじめ、東北や関東の各地の地名、「時期」は「近日中」とあり、総じてほぼ的中しているといえるだろう。

 だが実は彼女は2005年から何十回も予言を繰り返していて、ようやくそのひとつが当たっただけだ。

 占いの手口で、十人に「近々あなたに不幸が訪れる」と告げるとひとりくらいは本当に不幸が訪れたりする。
 そうなった人間は占いを頭から信じてしまうという手法がある。


 趣味として予言を楽しむのはいい。
 しかし悪戯に不安になる必要はないと思う。
 ノストラダムスの大予言に振り回された昭和世代の人間として、切にそう願うところである。



 五島勉先生には申しわけないが、私の厨二病を悪化させた本だった。
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