233 / 252
連載
番外編 結婚狂騒曲(イグニスver)
しおりを挟む
イグニス・コルネリアス。
彼をキャメロンの赤い種馬と人は言う。
同時に愛妻家、恐妻家としても自他ともに認める男であるから不思議だ。
甘い色気と男らしい骨太さを両立させた美貌。
そして躍動的な鋼鉄の肉体に赫々たる武勲を誇る伯爵家の長子となれば、イグニスが女性の歓心を買うのはあまりにも容易であった。
とはいえ、立場と肩書だけが彼のもてる秘訣ではない、と年来の友人であるマティスは語る。
「あいつはなあ…………」
まさに天然ジゴロというか、とにかく見境なく女を落としまくる。
それでいて女性泣かせたという話も聞かないのが不思議であった。
それをイグニスに問うと、「俺は女性を愛でているだけだ」と豪語するのだった。
「何がなんだかわからない……」
騎士団での武勇や序列からすれば、マティスとてイグニスに引けを取るものではない。
むしろ団長からの信用はマティスのほうが勝るであろう。
実際このまま王都で、騎士団に残ってくれという打診はマティスには来ているがイグニスには来ていないのである。
「あの男をこのまま王都に置いていたら娘を気軽に外出させられないでしょ!」
そんな騎士団長の血を吐くような叫びがあったというが、あくまでも噂である。
「いったいどうしたらそこまでモテるんだ?」
一度ならずマティスは親友(イグニス)にそう問いかけたものだ。
「美しいもの、愛しいものを愛でることをためらわないことさ!」
「少しはためらえ!」
某宇宙刑事のようなセリフを真顔で言い放つイグニスに、その将来を危ぶむマティスである。
イグニスに熱を上げた令嬢の数は百を超えると噂され、同期の仲間たちはいつかきっとイグニスは刺されると囁き合った。
――――そんな親友が一人の傭兵と結婚した。
結婚式への招待状を受け取ったマティスは驚きのあまり椅子からひっくり返ったという。
「嘘だっ!」
「ありえないだろ!」
「暴動が起きるぞ? 大丈夫か?」
当時騎士団でいっしょだった仲間は口々にそう叫んで惑乱した。
無理もない。
いろいろと浮名を流しすぎたイグニスが、一人の女性で満足できると考えるほうがどうかしていた。
「…………事実ならめでたいことだ。事実ならな……」
そんなどこか釈然としない思いを抱きつつ、マティスはコルネリアスでの結婚式へと赴いたのである。
「よくきてくれたな! マティス!」
「正直耳を疑ったが、まずはおめでとうイグニス!」
久しぶりに会う親友は心なしかやつれているように見えた。
「大丈夫か? その、少しやつれているように見えるが」
「問題ないさ。今日は楽しんでいってくれ」
そう返すイグニスの声にはやはり力がないように思われた。
「それにしても貴様が結婚とはなあ……いったいどれほどの淑女が袖を濡らしていることか」
ビクリ、とイグニスの背中が震えたのをマティスは見逃さなかった。
「やはり、祝福しては……くれないか?」
「お前という奴は……女の独占欲を甘く見るなとあれほど言っただろうが!」
「すまん、そのことについては日々身に染みて感じている」
その言葉があまりに切実なものに感じられて、マティスは密かにいい気味だと思う。
同時に、これほどにイグニスの心をつかんだ奥方に興味がわいた。
「先ほど見かけたが、バーディントン伯爵家のルージア嬢も来ていたぞ。嫌味くらいは覚悟しておけよ?」
「ルージア嬢だと?」
イグニスの顔色が変わった。
それはもう、青くなるのを通り越して死人のように白くである。
友人のあまりの激変にさすがのマティスも青くなった。
「なにか問題でも?」
「俺はルージア嬢を招待なんてしていない! まさか彼女……」
最悪の予想が脳裏をよぎった。
もっともその予想は、イグニスのそれとマティスのそれとでは似ても似つかぬものであったのだが。
「――――いかんな。奥方に余計な真似をしなければいいが」
「ルージアが危ない!」
イグニスの反応に思わずマティスは呆れた。
この場合危ないのはどう考えてもイグニスの奥方であった。
社交界ではそれなりに名の知れたルージア嬢である。一人だけでやってきたとは考え難かった。
下手をするとかつてイグニスと関係をもった女性が徒党をなして奥方を吊り仕上げている可能性があった。
「おいっ! 俺に任せろ! お前が顔を出したらさらに悪化するかもしれんぞ!」
「そんなこと言ってる場合じゃない!」
いったいなんだというのだ。
――イグニスの背中を追い、花嫁の控室へとかけつけたマティスを待っていたのは、想像だにしない光景であった。
「――遅かったか」
「なあっ!」
そこには白い大輪の花を咲かせた花嫁が、愛する夫を待っているはずであった。
しかしそこにいたのは一人の魔王。
人には見せられない恥ずかしい姿を晒した複数の令嬢と、幾人かの取り巻きが血反吐を吐いて横たわっていた。
しかもそのなかの一人はマティスもよく知る騎士団の若手の有望株である。
もし一対一であればマティスでも負けるとは言わないがてこずるだろう。
その彼がどうして倒れているのか?
「――――イグニス」
「ひゃい」
「私はお前に女は整理しろと言ったはずだが」
「整理しました! 一切の連絡を取っておりません! 信じて!」
「ならこの雌どもはなんなんだ、あほんだらっ!」
「ほげらっ!」
目にも止まらぬ速さで花嫁の拳がイグニスの腹に炸裂する。不覚にもいつ接近して何をしたのかマティスの目をもってしても確認できぬ早技だった。
ようやくマティスは得心した。
イグニスが心を入れ替えたわけではない。イグニスほどの規格外の器をもってしても満たすことのできない花嫁。
そう、マゴットという女性の容量は百人の令嬢に勝るのだ。
「いや、物理的に死ぬんですけど……ガクッ」
彼をキャメロンの赤い種馬と人は言う。
同時に愛妻家、恐妻家としても自他ともに認める男であるから不思議だ。
甘い色気と男らしい骨太さを両立させた美貌。
そして躍動的な鋼鉄の肉体に赫々たる武勲を誇る伯爵家の長子となれば、イグニスが女性の歓心を買うのはあまりにも容易であった。
とはいえ、立場と肩書だけが彼のもてる秘訣ではない、と年来の友人であるマティスは語る。
「あいつはなあ…………」
まさに天然ジゴロというか、とにかく見境なく女を落としまくる。
それでいて女性泣かせたという話も聞かないのが不思議であった。
それをイグニスに問うと、「俺は女性を愛でているだけだ」と豪語するのだった。
「何がなんだかわからない……」
騎士団での武勇や序列からすれば、マティスとてイグニスに引けを取るものではない。
むしろ団長からの信用はマティスのほうが勝るであろう。
実際このまま王都で、騎士団に残ってくれという打診はマティスには来ているがイグニスには来ていないのである。
「あの男をこのまま王都に置いていたら娘を気軽に外出させられないでしょ!」
そんな騎士団長の血を吐くような叫びがあったというが、あくまでも噂である。
「いったいどうしたらそこまでモテるんだ?」
一度ならずマティスは親友(イグニス)にそう問いかけたものだ。
「美しいもの、愛しいものを愛でることをためらわないことさ!」
「少しはためらえ!」
某宇宙刑事のようなセリフを真顔で言い放つイグニスに、その将来を危ぶむマティスである。
イグニスに熱を上げた令嬢の数は百を超えると噂され、同期の仲間たちはいつかきっとイグニスは刺されると囁き合った。
――――そんな親友が一人の傭兵と結婚した。
結婚式への招待状を受け取ったマティスは驚きのあまり椅子からひっくり返ったという。
「嘘だっ!」
「ありえないだろ!」
「暴動が起きるぞ? 大丈夫か?」
当時騎士団でいっしょだった仲間は口々にそう叫んで惑乱した。
無理もない。
いろいろと浮名を流しすぎたイグニスが、一人の女性で満足できると考えるほうがどうかしていた。
「…………事実ならめでたいことだ。事実ならな……」
そんなどこか釈然としない思いを抱きつつ、マティスはコルネリアスでの結婚式へと赴いたのである。
「よくきてくれたな! マティス!」
「正直耳を疑ったが、まずはおめでとうイグニス!」
久しぶりに会う親友は心なしかやつれているように見えた。
「大丈夫か? その、少しやつれているように見えるが」
「問題ないさ。今日は楽しんでいってくれ」
そう返すイグニスの声にはやはり力がないように思われた。
「それにしても貴様が結婚とはなあ……いったいどれほどの淑女が袖を濡らしていることか」
ビクリ、とイグニスの背中が震えたのをマティスは見逃さなかった。
「やはり、祝福しては……くれないか?」
「お前という奴は……女の独占欲を甘く見るなとあれほど言っただろうが!」
「すまん、そのことについては日々身に染みて感じている」
その言葉があまりに切実なものに感じられて、マティスは密かにいい気味だと思う。
同時に、これほどにイグニスの心をつかんだ奥方に興味がわいた。
「先ほど見かけたが、バーディントン伯爵家のルージア嬢も来ていたぞ。嫌味くらいは覚悟しておけよ?」
「ルージア嬢だと?」
イグニスの顔色が変わった。
それはもう、青くなるのを通り越して死人のように白くである。
友人のあまりの激変にさすがのマティスも青くなった。
「なにか問題でも?」
「俺はルージア嬢を招待なんてしていない! まさか彼女……」
最悪の予想が脳裏をよぎった。
もっともその予想は、イグニスのそれとマティスのそれとでは似ても似つかぬものであったのだが。
「――――いかんな。奥方に余計な真似をしなければいいが」
「ルージアが危ない!」
イグニスの反応に思わずマティスは呆れた。
この場合危ないのはどう考えてもイグニスの奥方であった。
社交界ではそれなりに名の知れたルージア嬢である。一人だけでやってきたとは考え難かった。
下手をするとかつてイグニスと関係をもった女性が徒党をなして奥方を吊り仕上げている可能性があった。
「おいっ! 俺に任せろ! お前が顔を出したらさらに悪化するかもしれんぞ!」
「そんなこと言ってる場合じゃない!」
いったいなんだというのだ。
――イグニスの背中を追い、花嫁の控室へとかけつけたマティスを待っていたのは、想像だにしない光景であった。
「――遅かったか」
「なあっ!」
そこには白い大輪の花を咲かせた花嫁が、愛する夫を待っているはずであった。
しかしそこにいたのは一人の魔王。
人には見せられない恥ずかしい姿を晒した複数の令嬢と、幾人かの取り巻きが血反吐を吐いて横たわっていた。
しかもそのなかの一人はマティスもよく知る騎士団の若手の有望株である。
もし一対一であればマティスでも負けるとは言わないがてこずるだろう。
その彼がどうして倒れているのか?
「――――イグニス」
「ひゃい」
「私はお前に女は整理しろと言ったはずだが」
「整理しました! 一切の連絡を取っておりません! 信じて!」
「ならこの雌どもはなんなんだ、あほんだらっ!」
「ほげらっ!」
目にも止まらぬ速さで花嫁の拳がイグニスの腹に炸裂する。不覚にもいつ接近して何をしたのかマティスの目をもってしても確認できぬ早技だった。
ようやくマティスは得心した。
イグニスが心を入れ替えたわけではない。イグニスほどの規格外の器をもってしても満たすことのできない花嫁。
そう、マゴットという女性の容量は百人の令嬢に勝るのだ。
「いや、物理的に死ぬんですけど……ガクッ」
40
お気に入りに追加
16,143
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
序盤でボコられるクズ悪役貴族に転生した俺、死にたくなくて強くなったら主人公にキレられました。 え? お前も転生者だったの? そんなの知らんし
水間ノボル🐳
ファンタジー
↑「お気に入りに追加」を押してくださいっ!↑
★2024/2/25〜3/3 男性向けホットランキング1位!
★2024/2/25 ファンタジージャンル1位!(24hポイント)
「主人公が俺を殺そうとしてくるがもう遅い。なぜか最強キャラにされていた~」
『醜い豚』
『最低のゴミクズ』
『無能の恥晒し』
18禁ゲーム「ドミナント・タクティクス」のクズ悪役貴族、アルフォンス・フォン・ヴァリエに転生した俺。
優れた魔術師の血統でありながら、アルフォンスは豚のようにデブっており、性格は傲慢かつ怠惰。しかも女の子を痛ぶるのが性癖のゴミクズ。
魔術の鍛錬はまったくしてないから、戦闘でもクソ雑魚であった。
ゲーム序盤で主人公にボコられて、悪事を暴かれて断罪される、ざまぁ対象であった。
プレイヤーをスカッとさせるためだけの存在。
そんな破滅の運命を回避するため、俺はレベルを上げまくって強くなる。
ついでに痩せて、女の子にも優しくなったら……なぜか主人公がキレ始めて。
「主人公は俺なのに……」
「うん。キミが主人公だ」
「お前のせいで原作が壊れた。絶対に許さない。お前を殺す」
「理不尽すぎません?」
原作原理主義の主人公が、俺を殺そうとしてきたのだが。
※ カクヨム様にて、異世界ファンタジージャンル表紙入り。5000スター、10000フォロワーを達成!
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
異世界転生漫遊記
しょう
ファンタジー
ブラック企業で働いていた主人公は
体を壊し亡くなってしまった。
それを哀れんだ神の手によって
主人公は異世界に転生することに
前世の失敗を繰り返さないように
今度は自由に楽しく生きていこうと
決める
主人公が転生した世界は
魔物が闊歩する世界!
それを知った主人公は幼い頃から
努力し続け、剣と魔法を習得する!
初めての作品です!
よろしくお願いします!
感想よろしくお願いします!
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。