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連載
番外編 結婚狂騒曲(イグニスver)
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イグニス・コルネリアス。
彼をキャメロンの赤い種馬と人は言う。
同時に愛妻家、恐妻家としても自他ともに認める男であるから不思議だ。
甘い色気と男らしい骨太さを両立させた美貌。
そして躍動的な鋼鉄の肉体に赫々たる武勲を誇る伯爵家の長子となれば、イグニスが女性の歓心を買うのはあまりにも容易であった。
とはいえ、立場と肩書だけが彼のもてる秘訣ではない、と年来の友人であるマティスは語る。
「あいつはなあ…………」
まさに天然ジゴロというか、とにかく見境なく女を落としまくる。
それでいて女性泣かせたという話も聞かないのが不思議であった。
それをイグニスに問うと、「俺は女性を愛でているだけだ」と豪語するのだった。
「何がなんだかわからない……」
騎士団での武勇や序列からすれば、マティスとてイグニスに引けを取るものではない。
むしろ団長からの信用はマティスのほうが勝るであろう。
実際このまま王都で、騎士団に残ってくれという打診はマティスには来ているがイグニスには来ていないのである。
「あの男をこのまま王都に置いていたら娘を気軽に外出させられないでしょ!」
そんな騎士団長の血を吐くような叫びがあったというが、あくまでも噂である。
「いったいどうしたらそこまでモテるんだ?」
一度ならずマティスは親友(イグニス)にそう問いかけたものだ。
「美しいもの、愛しいものを愛でることをためらわないことさ!」
「少しはためらえ!」
某宇宙刑事のようなセリフを真顔で言い放つイグニスに、その将来を危ぶむマティスである。
イグニスに熱を上げた令嬢の数は百を超えると噂され、同期の仲間たちはいつかきっとイグニスは刺されると囁き合った。
――――そんな親友が一人の傭兵と結婚した。
結婚式への招待状を受け取ったマティスは驚きのあまり椅子からひっくり返ったという。
「嘘だっ!」
「ありえないだろ!」
「暴動が起きるぞ? 大丈夫か?」
当時騎士団でいっしょだった仲間は口々にそう叫んで惑乱した。
無理もない。
いろいろと浮名を流しすぎたイグニスが、一人の女性で満足できると考えるほうがどうかしていた。
「…………事実ならめでたいことだ。事実ならな……」
そんなどこか釈然としない思いを抱きつつ、マティスはコルネリアスでの結婚式へと赴いたのである。
「よくきてくれたな! マティス!」
「正直耳を疑ったが、まずはおめでとうイグニス!」
久しぶりに会う親友は心なしかやつれているように見えた。
「大丈夫か? その、少しやつれているように見えるが」
「問題ないさ。今日は楽しんでいってくれ」
そう返すイグニスの声にはやはり力がないように思われた。
「それにしても貴様が結婚とはなあ……いったいどれほどの淑女が袖を濡らしていることか」
ビクリ、とイグニスの背中が震えたのをマティスは見逃さなかった。
「やはり、祝福しては……くれないか?」
「お前という奴は……女の独占欲を甘く見るなとあれほど言っただろうが!」
「すまん、そのことについては日々身に染みて感じている」
その言葉があまりに切実なものに感じられて、マティスは密かにいい気味だと思う。
同時に、これほどにイグニスの心をつかんだ奥方に興味がわいた。
「先ほど見かけたが、バーディントン伯爵家のルージア嬢も来ていたぞ。嫌味くらいは覚悟しておけよ?」
「ルージア嬢だと?」
イグニスの顔色が変わった。
それはもう、青くなるのを通り越して死人のように白くである。
友人のあまりの激変にさすがのマティスも青くなった。
「なにか問題でも?」
「俺はルージア嬢を招待なんてしていない! まさか彼女……」
最悪の予想が脳裏をよぎった。
もっともその予想は、イグニスのそれとマティスのそれとでは似ても似つかぬものであったのだが。
「――――いかんな。奥方に余計な真似をしなければいいが」
「ルージアが危ない!」
イグニスの反応に思わずマティスは呆れた。
この場合危ないのはどう考えてもイグニスの奥方であった。
社交界ではそれなりに名の知れたルージア嬢である。一人だけでやってきたとは考え難かった。
下手をするとかつてイグニスと関係をもった女性が徒党をなして奥方を吊り仕上げている可能性があった。
「おいっ! 俺に任せろ! お前が顔を出したらさらに悪化するかもしれんぞ!」
「そんなこと言ってる場合じゃない!」
いったいなんだというのだ。
――イグニスの背中を追い、花嫁の控室へとかけつけたマティスを待っていたのは、想像だにしない光景であった。
「――遅かったか」
「なあっ!」
そこには白い大輪の花を咲かせた花嫁が、愛する夫を待っているはずであった。
しかしそこにいたのは一人の魔王。
人には見せられない恥ずかしい姿を晒した複数の令嬢と、幾人かの取り巻きが血反吐を吐いて横たわっていた。
しかもそのなかの一人はマティスもよく知る騎士団の若手の有望株である。
もし一対一であればマティスでも負けるとは言わないがてこずるだろう。
その彼がどうして倒れているのか?
「――――イグニス」
「ひゃい」
「私はお前に女は整理しろと言ったはずだが」
「整理しました! 一切の連絡を取っておりません! 信じて!」
「ならこの雌どもはなんなんだ、あほんだらっ!」
「ほげらっ!」
目にも止まらぬ速さで花嫁の拳がイグニスの腹に炸裂する。不覚にもいつ接近して何をしたのかマティスの目をもってしても確認できぬ早技だった。
ようやくマティスは得心した。
イグニスが心を入れ替えたわけではない。イグニスほどの規格外の器をもってしても満たすことのできない花嫁。
そう、マゴットという女性の容量は百人の令嬢に勝るのだ。
「いや、物理的に死ぬんですけど……ガクッ」
彼をキャメロンの赤い種馬と人は言う。
同時に愛妻家、恐妻家としても自他ともに認める男であるから不思議だ。
甘い色気と男らしい骨太さを両立させた美貌。
そして躍動的な鋼鉄の肉体に赫々たる武勲を誇る伯爵家の長子となれば、イグニスが女性の歓心を買うのはあまりにも容易であった。
とはいえ、立場と肩書だけが彼のもてる秘訣ではない、と年来の友人であるマティスは語る。
「あいつはなあ…………」
まさに天然ジゴロというか、とにかく見境なく女を落としまくる。
それでいて女性泣かせたという話も聞かないのが不思議であった。
それをイグニスに問うと、「俺は女性を愛でているだけだ」と豪語するのだった。
「何がなんだかわからない……」
騎士団での武勇や序列からすれば、マティスとてイグニスに引けを取るものではない。
むしろ団長からの信用はマティスのほうが勝るであろう。
実際このまま王都で、騎士団に残ってくれという打診はマティスには来ているがイグニスには来ていないのである。
「あの男をこのまま王都に置いていたら娘を気軽に外出させられないでしょ!」
そんな騎士団長の血を吐くような叫びがあったというが、あくまでも噂である。
「いったいどうしたらそこまでモテるんだ?」
一度ならずマティスは親友(イグニス)にそう問いかけたものだ。
「美しいもの、愛しいものを愛でることをためらわないことさ!」
「少しはためらえ!」
某宇宙刑事のようなセリフを真顔で言い放つイグニスに、その将来を危ぶむマティスである。
イグニスに熱を上げた令嬢の数は百を超えると噂され、同期の仲間たちはいつかきっとイグニスは刺されると囁き合った。
――――そんな親友が一人の傭兵と結婚した。
結婚式への招待状を受け取ったマティスは驚きのあまり椅子からひっくり返ったという。
「嘘だっ!」
「ありえないだろ!」
「暴動が起きるぞ? 大丈夫か?」
当時騎士団でいっしょだった仲間は口々にそう叫んで惑乱した。
無理もない。
いろいろと浮名を流しすぎたイグニスが、一人の女性で満足できると考えるほうがどうかしていた。
「…………事実ならめでたいことだ。事実ならな……」
そんなどこか釈然としない思いを抱きつつ、マティスはコルネリアスでの結婚式へと赴いたのである。
「よくきてくれたな! マティス!」
「正直耳を疑ったが、まずはおめでとうイグニス!」
久しぶりに会う親友は心なしかやつれているように見えた。
「大丈夫か? その、少しやつれているように見えるが」
「問題ないさ。今日は楽しんでいってくれ」
そう返すイグニスの声にはやはり力がないように思われた。
「それにしても貴様が結婚とはなあ……いったいどれほどの淑女が袖を濡らしていることか」
ビクリ、とイグニスの背中が震えたのをマティスは見逃さなかった。
「やはり、祝福しては……くれないか?」
「お前という奴は……女の独占欲を甘く見るなとあれほど言っただろうが!」
「すまん、そのことについては日々身に染みて感じている」
その言葉があまりに切実なものに感じられて、マティスは密かにいい気味だと思う。
同時に、これほどにイグニスの心をつかんだ奥方に興味がわいた。
「先ほど見かけたが、バーディントン伯爵家のルージア嬢も来ていたぞ。嫌味くらいは覚悟しておけよ?」
「ルージア嬢だと?」
イグニスの顔色が変わった。
それはもう、青くなるのを通り越して死人のように白くである。
友人のあまりの激変にさすがのマティスも青くなった。
「なにか問題でも?」
「俺はルージア嬢を招待なんてしていない! まさか彼女……」
最悪の予想が脳裏をよぎった。
もっともその予想は、イグニスのそれとマティスのそれとでは似ても似つかぬものであったのだが。
「――――いかんな。奥方に余計な真似をしなければいいが」
「ルージアが危ない!」
イグニスの反応に思わずマティスは呆れた。
この場合危ないのはどう考えてもイグニスの奥方であった。
社交界ではそれなりに名の知れたルージア嬢である。一人だけでやってきたとは考え難かった。
下手をするとかつてイグニスと関係をもった女性が徒党をなして奥方を吊り仕上げている可能性があった。
「おいっ! 俺に任せろ! お前が顔を出したらさらに悪化するかもしれんぞ!」
「そんなこと言ってる場合じゃない!」
いったいなんだというのだ。
――イグニスの背中を追い、花嫁の控室へとかけつけたマティスを待っていたのは、想像だにしない光景であった。
「――遅かったか」
「なあっ!」
そこには白い大輪の花を咲かせた花嫁が、愛する夫を待っているはずであった。
しかしそこにいたのは一人の魔王。
人には見せられない恥ずかしい姿を晒した複数の令嬢と、幾人かの取り巻きが血反吐を吐いて横たわっていた。
しかもそのなかの一人はマティスもよく知る騎士団の若手の有望株である。
もし一対一であればマティスでも負けるとは言わないがてこずるだろう。
その彼がどうして倒れているのか?
「――――イグニス」
「ひゃい」
「私はお前に女は整理しろと言ったはずだが」
「整理しました! 一切の連絡を取っておりません! 信じて!」
「ならこの雌どもはなんなんだ、あほんだらっ!」
「ほげらっ!」
目にも止まらぬ速さで花嫁の拳がイグニスの腹に炸裂する。不覚にもいつ接近して何をしたのかマティスの目をもってしても確認できぬ早技だった。
ようやくマティスは得心した。
イグニスが心を入れ替えたわけではない。イグニスほどの規格外の器をもってしても満たすことのできない花嫁。
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