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Goodbye Happiness 22☑
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22.
" Visit 訪問 3 "
まぁ、一度車で追跡して突き止めてはいるので、自力でどうにか
なるだろうとは思っていたのだが、ひとまず義両親から景子の現住所
やら電話番号を聞き出し、家を後にした。
景子は実家に息子を預けて4時までのパートをしていると聞いた。
そこで俺は金曜日になるのを待って家を訪ねた。
もちろん、アポなし。
義両親から連絡がいってるかもしれんが。
インターホン越しに名乗った俺を、ドアを開け出迎えた景子は
狼狽えていた。
小さな子が玄関先に一緒に出て来てた。
「こんにちは」
「こンにゃチわ」
子供は恥ずかしそうにして景子の脚にくっついていた。
「久しぶりだね、ちょっとおじゃましてよい? 駄目ならその辺の店でも
いいんだけど」
「上がってください、とっちらかっちゃってるけど」
ダイニングに案内された、けど・・俺は座らず立ったまま話を始めた。
「な、その子のせい? 俺の前からいなくなったのって。それとも
さとみさんのせい? 」
俺が椅子に座らなかったものだから、景子も俺と向かい合う形で
立ち尽くしていた。
「うん、さとみさんのことも了承していたのに、だんだんあなたを
彼女と共有するのが辛くなってきて・・息子はあの後できた子だから
関係ない・・」
" Visit 訪問 3 "
まぁ、一度車で追跡して突き止めてはいるので、自力でどうにか
なるだろうとは思っていたのだが、ひとまず義両親から景子の現住所
やら電話番号を聞き出し、家を後にした。
景子は実家に息子を預けて4時までのパートをしていると聞いた。
そこで俺は金曜日になるのを待って家を訪ねた。
もちろん、アポなし。
義両親から連絡がいってるかもしれんが。
インターホン越しに名乗った俺を、ドアを開け出迎えた景子は
狼狽えていた。
小さな子が玄関先に一緒に出て来てた。
「こんにちは」
「こンにゃチわ」
子供は恥ずかしそうにして景子の脚にくっついていた。
「久しぶりだね、ちょっとおじゃましてよい? 駄目ならその辺の店でも
いいんだけど」
「上がってください、とっちらかっちゃってるけど」
ダイニングに案内された、けど・・俺は座らず立ったまま話を始めた。
「な、その子のせい? 俺の前からいなくなったのって。それとも
さとみさんのせい? 」
俺が椅子に座らなかったものだから、景子も俺と向かい合う形で
立ち尽くしていた。
「うん、さとみさんのことも了承していたのに、だんだんあなたを
彼女と共有するのが辛くなってきて・・息子はあの後できた子だから
関係ない・・」
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