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◇半年過ぎたらば・・
私と瑤ちゃんは母親の様子伺いを終えると鯉がたくさん泳いでる
エリアへと足をのばした。
池にはウッドデッキで設えられた池を覗き込んだりして堪能できる場所が
あり、私たちはそこで柵に凭れ掛かり池を覗いたり緑や花々を愛でて
まったりとした。
「苺佳、一緒に暮らすことにしただろ私たち」
「うん、うちのお母さんの体調が戻ったら引っ越していくので
宜しくお願いしますぅ~」
「あのさ・・」
「苺佳は私のことどう思ってる?」
「すっ、好き・・かな?」
「はぁ?」
盛大に瑤ちゃんがため息を吐いた。怒ってるかな。
「だっ・・大好き・・だよぅ」
「結婚してもいいくらいか?」
「うん、もしできるならね」
「分かった。
相手の気持ち聞いてからっていうのが何気に卑怯な気がしなくもないけど
まっ、そこは置いといてだ・・」
「・・ン?」
「半年過ぎたら私たち結婚しよう」
「瑤ちゃんのプロポーズはすっごく、涙が出るほどうれしいけど
日本の法律がそれを許さないわ」
「そうだな、ふたりでアメリカへでも行くか、ってそんなわけ
いかないだろっ、ちびーずがふたりもいるしな」
「苺佳はさぁ、もしも私が自分の性別を選べるとしたら男女どちらに
なってほしい?」
◇半年過ぎたらば・・
私と瑤ちゃんは母親の様子伺いを終えると鯉がたくさん泳いでる
エリアへと足をのばした。
池にはウッドデッキで設えられた池を覗き込んだりして堪能できる場所が
あり、私たちはそこで柵に凭れ掛かり池を覗いたり緑や花々を愛でて
まったりとした。
「苺佳、一緒に暮らすことにしただろ私たち」
「うん、うちのお母さんの体調が戻ったら引っ越していくので
宜しくお願いしますぅ~」
「あのさ・・」
「苺佳は私のことどう思ってる?」
「すっ、好き・・かな?」
「はぁ?」
盛大に瑤ちゃんがため息を吐いた。怒ってるかな。
「だっ・・大好き・・だよぅ」
「結婚してもいいくらいか?」
「うん、もしできるならね」
「分かった。
相手の気持ち聞いてからっていうのが何気に卑怯な気がしなくもないけど
まっ、そこは置いといてだ・・」
「・・ン?」
「半年過ぎたら私たち結婚しよう」
「瑤ちゃんのプロポーズはすっごく、涙が出るほどうれしいけど
日本の法律がそれを許さないわ」
「そうだな、ふたりでアメリカへでも行くか、ってそんなわけ
いかないだろっ、ちびーずがふたりもいるしな」
「苺佳はさぁ、もしも私が自分の性別を選べるとしたら男女どちらに
なってほしい?」
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