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『苦しめてごめん・・』54
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54
◇来訪者
確か夢でも自宅に帰りほっとしていた自分がいたが、
リアル自宅に帰り着きほっとしている自分を感じた。
それと共に過去の嫌な思いを払拭させる為にもどこか新しい場所で
心機一転やり直したいと思う皇紀だった。
そんなニート生活を二月ほど送っている皇紀の元へ
『一度お目にかかりたい』という人物から連絡が入った。
何でもあの根米菜々緒と付き合っている相手の両親だという。
息子がぞっこんで今すぐにでも根米と籍を入れたいと言ってるのだが、
一度根米を紹介されて会ったご両親たちは何かしら腑に落ちないものを
感じた為、根米の職場に探りを入れたらしい……が。
皆口が堅くこれといった反対理由が見つからなかった。
何も語られることはなかったがある事務方の女性が
俺の存在を教えてくれた。
それで一度話を聞かせてほしいということだった。
今の俺はニートで家で暇つぶしをしていて断る理由もないし、
人助けできるのならと快諾した。
俺は相手が指定してきたホテルのラウンジで会った。
「今日はお忙しい中わざわざお呼び立てして申し訳ありません。
来ていただいて本当にありがとうございます」
初老の夫婦は丁寧に挨拶をしてきた。
「いえ、私で何かお役に立てましたら……」
◇来訪者
確か夢でも自宅に帰りほっとしていた自分がいたが、
リアル自宅に帰り着きほっとしている自分を感じた。
それと共に過去の嫌な思いを払拭させる為にもどこか新しい場所で
心機一転やり直したいと思う皇紀だった。
そんなニート生活を二月ほど送っている皇紀の元へ
『一度お目にかかりたい』という人物から連絡が入った。
何でもあの根米菜々緒と付き合っている相手の両親だという。
息子がぞっこんで今すぐにでも根米と籍を入れたいと言ってるのだが、
一度根米を紹介されて会ったご両親たちは何かしら腑に落ちないものを
感じた為、根米の職場に探りを入れたらしい……が。
皆口が堅くこれといった反対理由が見つからなかった。
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それで一度話を聞かせてほしいということだった。
今の俺はニートで家で暇つぶしをしていて断る理由もないし、
人助けできるのならと快諾した。
俺は相手が指定してきたホテルのラウンジで会った。
「今日はお忙しい中わざわざお呼び立てして申し訳ありません。
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初老の夫婦は丁寧に挨拶をしてきた。
「いえ、私で何かお役に立てましたら……」
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