64 / 68
8.告白の行方***
[3]-3
しおりを挟む
熱い舌が容赦なく口腔を蹂躙していく。息継ぎをするのもやっとの中、カットソーをまくり上げられブラの上から乳房をわしづかみにされた。形が変わるほど強く揉みしだかれる。鼻からくぐもった音が漏れるが、空気を求めて息を吸う以外の余地を与えてもらえない。
ブラの上部を下にずらされ、指先で頂の突起を根元から引っ搔くように押された。
「んっ」
何度か同じようにカリカリと指先でこすられ、もどかしい疼きが込み上げる。硬く尖りだした実を根元からキュッとつままれた。
「ひぁっ」
強弱をつけて引っ張りながらこねられ、背中を跳ねさせる。体をひねって逃れようとするが、のしかかられていて少しも動けない。彼の反対の手がタイトスカートの裾をまくり上げながら這い上がってくる。
「んんっ、ふぁっ、ん……っ」
嬌声が彼の口腔にのみ込まれる。至る所に与えられる愛撫に腰をくねらせながら悶えていると、やっと口が解放された。荒い息をついている私を見下ろし、彼がにこりと微笑む。
「ストッキングはちゃんと新しいものを買うからな」
え、なに?
そう思った瞬間、ビリビリッと生地が破れる音がした。目を見張ると同時に、両ひざを大きく外側に開かれる。
「きゃあっ」
たくし上がったスカートの裾を押さえたが、まったく無意味だ。ヌーディベージュのストッキングに覆われた足が完全にあらわになる。割り開かれた中心に注がれている視線に、全身がカーッと燃えるように熱くなった。
「やらしいな、こんなに染みを作って。あれだけで感じた?」
「やっ……恥ずかしいから言わないで」
「バカだな。恥ずかしがるところが見たいんだよ」
彼は、これまで見たことのないようないじわるな顔をしている。
「濡れたままじゃ気持ち悪いよな? 脱がせてやろうか」
必死に顔を左右に振った。こんないじわるな彼は見たことがない。
涙を浮かべて真っ赤になった顔を背けたら、「わかった」と聞こえた。破れたストッキングから指を入れ、ショーツのクロッチを横からグイっと広げられられる。濡れた秘所が空気が触れ、スーっとした感覚に小さく身震いした。
「ひあっ……あぁんっ」
生温かくぬめるものに花弁の合わせをなぞられ、背中が弓なりに跳ねた。反射的に足を閉じようとしたが彼の頭を挟んだだけ。待っていたかのように、それはぬるりと花弁を割った。
「あぁっ……!」
まるで本物の蜜を味わうように、次々とあふれ出る愛液をベロベロと舐め取られる。 時々音を立てながらすすられ、羞恥を上回るほどの愉悦に悶えた。
「やぁ……んっ、ふっ……あ……っ」
ぬるぬると熱い舌が蜜口から侵入してくる。浅い場所を舌先でグイグイと押され、甲高い嬌声がひっきりなしに口から漏れた。ジンジンと痺れるような愉悦が湧き出し、快感が見る見る膨らんでいく一方で、どこかもの足りない。いつも彼が直接触ってくれる場所には届かないのだ。
膨らんでわだかまっていく熱を、今すぐにでも解放させたいと体が訴える。
「もっ……やぁ……けぃ、ごぉっ」
懇願するように名前を呼ぶと、彼がやっと顔を上げた。親指で濡れた唇をぬぐった後、その指をペロリと舐める。あまりの妖艶さに酩酊しそうになる。
「こっちが欲しいのか?」
指を蜜口に当てて小さく動かされ、クチュクチュと粘液が泡立つ音が立つ。
「やらしい音。それに、俺の指をのみ込みたくてひくひくしてる」
「やっ……お願い、いじわるしないで……」
涙目で訴えると、彼が口の端を持ち上げて微笑む。
「ひどい目に遭ってもいいんだろう?」
「うっ」と言葉に詰まった。確かにそう言ったのは私だ。
「どうして欲しい?」
「え?」
「どうして欲しいか言ったらその通りにしてあげる」
カッと顔が熱くなった。そんなことできるわけないと首を振りかけたが、ギリギリで踏み留まる。彼の言う『ひどい目』という意味がやっとわかったかもしれない。
ブラの上部を下にずらされ、指先で頂の突起を根元から引っ搔くように押された。
「んっ」
何度か同じようにカリカリと指先でこすられ、もどかしい疼きが込み上げる。硬く尖りだした実を根元からキュッとつままれた。
「ひぁっ」
強弱をつけて引っ張りながらこねられ、背中を跳ねさせる。体をひねって逃れようとするが、のしかかられていて少しも動けない。彼の反対の手がタイトスカートの裾をまくり上げながら這い上がってくる。
「んんっ、ふぁっ、ん……っ」
嬌声が彼の口腔にのみ込まれる。至る所に与えられる愛撫に腰をくねらせながら悶えていると、やっと口が解放された。荒い息をついている私を見下ろし、彼がにこりと微笑む。
「ストッキングはちゃんと新しいものを買うからな」
え、なに?
そう思った瞬間、ビリビリッと生地が破れる音がした。目を見張ると同時に、両ひざを大きく外側に開かれる。
「きゃあっ」
たくし上がったスカートの裾を押さえたが、まったく無意味だ。ヌーディベージュのストッキングに覆われた足が完全にあらわになる。割り開かれた中心に注がれている視線に、全身がカーッと燃えるように熱くなった。
「やらしいな、こんなに染みを作って。あれだけで感じた?」
「やっ……恥ずかしいから言わないで」
「バカだな。恥ずかしがるところが見たいんだよ」
彼は、これまで見たことのないようないじわるな顔をしている。
「濡れたままじゃ気持ち悪いよな? 脱がせてやろうか」
必死に顔を左右に振った。こんないじわるな彼は見たことがない。
涙を浮かべて真っ赤になった顔を背けたら、「わかった」と聞こえた。破れたストッキングから指を入れ、ショーツのクロッチを横からグイっと広げられられる。濡れた秘所が空気が触れ、スーっとした感覚に小さく身震いした。
「ひあっ……あぁんっ」
生温かくぬめるものに花弁の合わせをなぞられ、背中が弓なりに跳ねた。反射的に足を閉じようとしたが彼の頭を挟んだだけ。待っていたかのように、それはぬるりと花弁を割った。
「あぁっ……!」
まるで本物の蜜を味わうように、次々とあふれ出る愛液をベロベロと舐め取られる。 時々音を立てながらすすられ、羞恥を上回るほどの愉悦に悶えた。
「やぁ……んっ、ふっ……あ……っ」
ぬるぬると熱い舌が蜜口から侵入してくる。浅い場所を舌先でグイグイと押され、甲高い嬌声がひっきりなしに口から漏れた。ジンジンと痺れるような愉悦が湧き出し、快感が見る見る膨らんでいく一方で、どこかもの足りない。いつも彼が直接触ってくれる場所には届かないのだ。
膨らんでわだかまっていく熱を、今すぐにでも解放させたいと体が訴える。
「もっ……やぁ……けぃ、ごぉっ」
懇願するように名前を呼ぶと、彼がやっと顔を上げた。親指で濡れた唇をぬぐった後、その指をペロリと舐める。あまりの妖艶さに酩酊しそうになる。
「こっちが欲しいのか?」
指を蜜口に当てて小さく動かされ、クチュクチュと粘液が泡立つ音が立つ。
「やらしい音。それに、俺の指をのみ込みたくてひくひくしてる」
「やっ……お願い、いじわるしないで……」
涙目で訴えると、彼が口の端を持ち上げて微笑む。
「ひどい目に遭ってもいいんだろう?」
「うっ」と言葉に詰まった。確かにそう言ったのは私だ。
「どうして欲しい?」
「え?」
「どうして欲しいか言ったらその通りにしてあげる」
カッと顔が熱くなった。そんなことできるわけないと首を振りかけたが、ギリギリで踏み留まる。彼の言う『ひどい目』という意味がやっとわかったかもしれない。
1
お気に入りに追加
229
あなたにおすすめの小説
再会ロマンス~幼なじみの甘い溺愛~
松本ユミ
恋愛
夏木美桜(なつきみお)は幼なじみの鳴海哲平(なるみてっぺい)に淡い恋心を抱いていた。
しかし、小学校の卒業式で起こったある出来事により二人はすれ違い、両親の離婚により美桜は引っ越して哲平と疎遠になった。
約十二年後、偶然にも美桜は哲平と再会した。
過去の出来事から二度と会いたくないと思っていた哲平と、美桜は酔った勢いで一夜を共にしてしまう。
美桜が初めてだと知った哲平は『責任をとる、結婚しよう』と言ってきて、好きという気持ちを全面に出して甘やかしてくる。
そんな中、美桜がストーカー被害に遭っていることを知った哲平が一緒に住むことを提案してきて……。
幼なじみとの再会ラブ。
*他サイト様でも公開中ですが、こちらは加筆修正した完全版になります。
性描写も予告なしに入りますので、苦手な人はご注意してください。
お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~
ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。
2021/3/10
しおりを挟んでくださっている皆様へ。
こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。
しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗)
楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。
申しわけありません。
新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。
修正していないのと、若かりし頃の作品のため、
甘めに見てくださいm(__)m
地味女で喪女でもよく濡れる。~俺様海運王に開発されました~
あこや(亜胡夜カイ)
恋愛
新米学芸員の工藤貴奈(くどうあてな)は、自他ともに認める地味女で喪女だが、素敵な思い出がある。卒業旅行で訪れたギリシャで出会った美麗な男とのワンナイトラブだ。文字通り「ワンナイト」のつもりだったのに、なぜか貴奈に執着した男は日本へやってきた。貴奈が所属する博物館を含むグループ企業を丸ごと買収、CEOとして乗り込んできたのだ。「お前は俺が開発する」と宣言して、貴奈を学芸員兼秘書として側に置くという。彼氏いない歴=年齢、好きな相手は壁画の住人、「だったはず」の貴奈は、昼も夜も彼の執着に翻弄され、やがて体が応えるように……
お見合いから始まる冷徹社長からの甘い執愛 〜政略結婚なのに毎日熱烈に追いかけられてます〜
Adria
恋愛
仕事ばかりをしている娘の将来を案じた両親に泣かれて、うっかり頷いてしまった瑞希はお見合いに行かなければならなくなった。
渋々お見合いの席に行くと、そこにいたのは瑞希の勤め先の社長だった!?
合理的で無駄が嫌いという噂がある冷徹社長を前にして、瑞希は「冗談じゃない!」と、その場から逃亡――
だが、ひょんなことから彼に瑞希が自社の社員であることがバレてしまうと、彼は結婚前提の同棲を迫ってくる。
「君の未来をくれないか?」と求愛してくる彼の強引さに翻弄されながらも、瑞希は次第に溺れていき……
《エブリスタ、ムーン、ベリカフェにも投稿しています》
最高ランクの御曹司との甘い生活にすっかりハマってます
けいこ
恋愛
ホテルマンとして、大好きなあなたと毎日一緒に仕事が出来ることに幸せを感じていた。
あなたは、グレースホテル東京の総支配人。
今や、世界中に点在する最高級ホテルの創始者の孫。
つまりは、最高ランクの御曹司。
おまけに、容姿端麗、頭脳明晰。
総支配人と、同じホテルで働く地味で大人しめのコンシェルジュの私とは、明らかに身分違い。
私は、ただ、あなたを遠くから見つめているだけで良かったのに…
それなのに、突然、あなたから頼まれた偽装結婚の相手役。
こんな私に、どうしてそんなことを?
『なぜ普通以下なんて自分をさげすむんだ。一花は…そんなに可愛いのに…』
そう言って、私を抱きしめるのはなぜ?
告白されたわけじゃないのに、気がづけば一緒に住むことになって…
仕事では見ることが出来ない、私だけに向けられるその笑顔と優しさ、そして、あなたの甘い囁きに、毎日胸がキュンキュンしてしまう。
親友からのキツイ言葉に深く傷ついたり、ホテルに長期滞在しているお客様や、同僚からのアプローチにも翻弄されて…
私、一体、この先どうなっていくのかな?
【完結】エリート産業医はウブな彼女を溺愛する。
花澤凛
恋愛
第17回 恋愛小説大賞 奨励賞受賞
皆さまのおかげで賞をいただくことになりました。
ありがとうございます。
今好きな人がいます。
相手は殿上人の千秋柾哉先生。
仕事上の関係で気まずくなるぐらいなら眺めているままでよかった。
それなのに千秋先生からまさかの告白…?!
「俺と付き合ってくれませんか」
どうしよう。うそ。え?本当に?
「結構はじめから可愛いなあって思ってた」
「なんとか自分のものにできないかなって」
「果穂。名前で呼んで」
「今日から俺のもの、ね?」
福原果穂26歳:OL:人事労務部
×
千秋柾哉33歳:産業医(名門外科医家系御曹司出身)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる