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8.告白の行方***

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 熱い舌が容赦なく口腔を蹂躙していく。息継ぎをするのもやっとの中、カットソーをまくり上げられブラの上から乳房をわしづかみにされた。形が変わるほど強く揉みしだかれる。鼻からくぐもった音が漏れるが、空気を求めて息を吸う以外の余地を与えてもらえない。

 ブラの上部を下にずらされ、指先で頂の突起を根元から引っ搔くように押された。

「んっ」

 何度か同じようにカリカリと指先でこすられ、もどかしい疼きが込み上げる。硬く尖りだした実を根元からキュッとつままれた。

「ひぁっ」

 強弱をつけて引っ張りながらこねられ、背中を跳ねさせる。体をひねって逃れようとするが、のしかかられていて少しも動けない。彼の反対の手がタイトスカートの裾をまくり上げながら這い上がってくる。

「んんっ、ふぁっ、ん……っ」

 嬌声が彼の口腔にのみ込まれる。至る所に与えられる愛撫に腰をくねらせながら悶えていると、やっと口が解放された。荒い息をついている私を見下ろし、彼がにこりと微笑む。

「ストッキングはちゃんと新しいものを買うからな」

 え、なに? 

 そう思った瞬間、ビリビリッと生地が破れる音がした。目を見張ると同時に、両ひざを大きく外側に開かれる。

「きゃあっ」

 たくし上がったスカートの裾を押さえたが、まったく無意味だ。ヌーディベージュのストッキングに覆われた足が完全にあらわになる。割り開かれた中心に注がれている視線に、全身がカーッと燃えるように熱くなった。

「やらしいな、こんなに染みを作って。あれだけで感じた?」
「やっ……恥ずかしいから言わないで」
「バカだな。恥ずかしがるところが見たいんだよ」

 彼は、これまで見たことのないようないじわるな顔をしている。

「濡れたままじゃ気持ち悪いよな? 脱がせてやろうか」

 必死に顔を左右に振った。こんないじわるな彼は見たことがない。

 涙を浮かべて真っ赤になった顔を背けたら、「わかった」と聞こえた。破れたストッキングから指を入れ、ショーツのクロッチを横からグイっと広げられられる。濡れた秘所が空気が触れ、スーっとした感覚に小さく身震いした。

「ひあっ……あぁんっ」

 生温かくぬめるものに花弁の合わせをなぞられ、背中が弓なりに跳ねた。反射的に足を閉じようとしたが彼の頭を挟んだだけ。待っていたかのように、それはぬるりと花弁を割った。

「あぁっ……!」

 まるで本物の蜜を味わうように、次々とあふれ出る愛液をベロベロと舐め取られる。 時々音を立てながらすすられ、羞恥を上回るほどの愉悦に悶えた。

「やぁ……んっ、ふっ……あ……っ」

 ぬるぬると熱い舌が蜜口から侵入してくる。浅い場所を舌先でグイグイと押され、甲高い嬌声がひっきりなしに口から漏れた。ジンジンと痺れるような愉悦が湧き出し、快感が見る見る膨らんでいく一方で、どこかもの足りない。いつも彼が直接触ってくれる場所には届かないのだ。

 膨らんでわだかまっていく熱を、今すぐにでも解放させたいと体が訴える。

「もっ……やぁ……けぃ、ごぉっ」

 懇願するように名前を呼ぶと、彼がやっと顔を上げた。親指で濡れた唇をぬぐった後、その指をペロリと舐める。あまりの妖艶さに酩酊しそうになる。

「こっちが欲しいのか?」

 指を蜜口に当てて小さく動かされ、クチュクチュと粘液が泡立つ音が立つ。

「やらしい音。それに、俺の指をのみ込みたくてひくひくしてる」
「やっ……お願い、いじわるしないで……」

 涙目で訴えると、彼が口の端を持ち上げて微笑む。

「ひどい目に遭ってもいいんだろう?」

「うっ」と言葉に詰まった。確かにそう言ったのは私だ。

「どうして欲しい?」
「え?」
「どうして欲しいか言ったらその通りにしてあげる」

 カッと顔が熱くなった。そんなことできるわけないと首を振りかけたが、ギリギリで踏み留まる。彼の言う『ひどい目』という意味がやっとわかったかもしれない。
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