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16. 仏頂面のキス ☆
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今まで見たこともないような凶悪な顔をして一郎が笑う。
「生で入れたい。早瀬さんの中、俺のでいっぱいにしたい」
ふと、中に出された精液を一郎がきれいに掻き出してくれた時を思い出した。少し乱暴に内部を搔きまわされたあの時のこと。もしかしたら一郎も今、あの日を見ているのかもしれない。
「いいよ。お前のでいっぱいにして」
「全部、塗り替えてあげますね」
俺を仰向けに寝かせて、グイッと布団の端を引っ張ると腰の下に丸めて敷いた。ペニスからスキンを引っこ抜くとテッシュにくるんでその辺に置いた。浮いた俺の腰に一郎が手を沿える。たった0.02ミリ、その膜が無いがないだけなのに。
「あああんっ」
「キツっ、あんまり締めないでくださいよ」
「ごめ……でも、と、まらない」
自分でも物凄く締め付けているのがわかる。欲しくて欲しくて収縮を繰り返しているソコが浅ましい。あれだけ色んな男のモノを咥えたのに一郎にだけ行かないでとしがみついているかのようだ。
「そんなに離したくないですか?」
思っていたのと同じことを言われて顔に血が上る。
「体は素直ですね」
ぬぷぬぷと一郎のペニスが深く侵入してくる。目が合うとくすっとほほ笑まれて、また内部が締まった。あぁ、なんでこんなに反応してしまうんだろう。
「こんなに近いのは初めてですね。何も隔てるものがない」
「あぁんっ、あんっ、はっ、あんっ」
「やっぱ片手だと不便ですね。早瀬さん、上に乗ってくれますか?」
一郎に手を引かれて上下が反転した。一郎を見下ろす。いつもの猫のような姿とは違って今日の一郎はベッドの上で妖しく微笑んでいる。
「一郎ってエロい」
「早瀬さん限定ですよ」
「こ、光栄です?」
「なに疑問形にしてるんですか。もっと自信もって言い切って下さい」
「ぷっ」
「なんですか、もうっ」
こんな風に拗ねるところはいつもの一郎だ。ちょっと可愛いと思ってしまったことは内緒にしておこう。俺は一郎に覆いかぶさるとキスをした。その少し浮いたお尻を一郎のペニスが突き上げる。
「あっ、や、きゅうに」
「だって早瀬さんが可愛いことするから」
「かわ、い、こと?」
「早瀬さんからキスした」
「あぁんっ、ばかっ、そん、なんで激しく、してたら、この、あっ、あぁっ、先、もたなっ」
「それってこれからもしてくれるってことですよね?」
一郎が何度も何度も突き上げるから、俺の意識は完全に快楽に飲まれて返事どころではなかった。
「あんっ、いち、ろ、あぁんっ」
執拗に前立腺を突かれて体は浮き上がり、多すぎる快楽に体が逃げる。逃げる体を掴まれて何度も何度も絶頂に導かれ一郎に抱きついた。
「もう……ナカに、ちょ、うだいっ、んっ」
「あげますよ、たくさん。覚悟してくださいね」
「あぁ、あ、ああ、あ、あんっ!!」
「くっ……」
ナカで一郎のペニスがヒクつく。それでも構わずに一郎が動き始めた。ぬちゅう、ぬちゅう、とさっきよりも増した粘着質な音が俺の体の熱を更に上げる。
「これだけじゃ足りないですよね?」
一郎が耳元で囁いた。
体は怠いし、喉も痛い。でも隣で眠っている一郎を見ると、とても穏やかな気持ちになる。こんな気持ちになれる日が来るなんて思いもしなかった。
「一郎、起きなくて大丈夫か?」
「ん……今、何時ですか?」
「8時」
「あぁ……起きないと」
布団の中に顔を隠して一郎が丸くなったので、布団をめくってほっぺたをつねった。
「ほら、起きないと」
「いだい……」
薄目を開けて恨めしそうに俺を見るとゴソゴソと布団から這い出す。半分しか開いていない目でぼーっと俺を見ると、そのまま顔を近づけてきた。
ちゅっ
「へ?」
無表情、というよりも仏頂面、その顔が俺から離れていく。そのままベッドから出るとガサゴソと服を着始めた。
今のキスだったよな……。
あんな仏頂面のキスなんて初めてなんだけど。
こみあげてくる笑いを必死にこらえていると一郎がこっちを向いた。
「今日も来ていいですか?」
「あぁ、いいよ」
「じゃあ、行ってきます……あの、俺たち付き合ってるってことでいいんですよね?」
「え、あ、うん。そう、かな」
「かな?」
「いや、うん、付き合ってる」
「良かった。じゃ、また」
「うん」
仏頂面だった一郎がしどろもどろだった俺の言葉にふわっと微笑んで出ていった。
あそこであの笑顔は反則だろ……。
一郎が家を出て行ったあと、俺はリビングの床の上に寝転がっていた。
「俺、絵を描いてもいいんだ……」
言葉にしたとたん、透明度を上げた七色の雨が降り注ぎ俺はしばしそのイメージに見とれた。手が自由に動く、足が自由に動く、心も軽くなって世界が急に色づいたような気がする。
「まずはスケッチブックと鉛筆、練り消し、色鉛筆、買いに行くか。それから、引っ越しも」
今の家は二度と絵を描くことはないと思って買った家だ。ダイニングキッチンにリビング、寝室、大きめの部屋がぽんぽんとあるシンプルな造りになっている。そういうところが気に入って買ったのだが、絵を描くとなればアトリエが必要だ。住居とは別にアトリエを用意する人もいるが、俺はイメージが降りた時にすぐ描きたくなるタイプだし、何より移動が面倒くさい。
「荷物が少ないから引っ越しは楽そうだな。不動産屋にも寄るか」
出掛けて部屋に帰ってきたことは覚えている。暗くなってきて電気をつけたことも覚えている。次に時間を感じたのが今、一郎が帰って来た時だ。
「凄いですね。これ、描いたんですか?」
リビングに来ると壁に立てかけた絵を一郎が指さした。
「あぁ、画材屋に行って色々な画材を見たら無性に描きたくなってさ」
最低限の画材を、と思っていたのだが画材を見るうちに大きなものを描きたくなって、最初に買う予定だったものにパステルとF50サイズの木製パネル、大きな紙、マスキングテープを購入してきた。本来なら紙を水で湿らせて木製パネルに張る、水張りという作業をするのだがそれをする紙が渇くまで少なくとも一晩は待たなくてはならない。
だから板に紙をマスキングテープで仮止めして壁に立てかけ、下には新聞を敷いて絵を描いていたのだ。
「早瀬さんって本当に絵を描く人だったんだ」
何て言ったらいいのか分からなくて、まぁな、と流すと一郎はテーブルの上に置いてあった賃貸物件の資料を手に取った。
「あれ?これって……。もしかして引っ越すんですか?」
「あぁ、そう。まだ家は決めてないんだけど、アトリエにするペースが欲しいから」
「この家は?」
「売る。もう手続きはしてきた」
「は……はやい」
「生で入れたい。早瀬さんの中、俺のでいっぱいにしたい」
ふと、中に出された精液を一郎がきれいに掻き出してくれた時を思い出した。少し乱暴に内部を搔きまわされたあの時のこと。もしかしたら一郎も今、あの日を見ているのかもしれない。
「いいよ。お前のでいっぱいにして」
「全部、塗り替えてあげますね」
俺を仰向けに寝かせて、グイッと布団の端を引っ張ると腰の下に丸めて敷いた。ペニスからスキンを引っこ抜くとテッシュにくるんでその辺に置いた。浮いた俺の腰に一郎が手を沿える。たった0.02ミリ、その膜が無いがないだけなのに。
「あああんっ」
「キツっ、あんまり締めないでくださいよ」
「ごめ……でも、と、まらない」
自分でも物凄く締め付けているのがわかる。欲しくて欲しくて収縮を繰り返しているソコが浅ましい。あれだけ色んな男のモノを咥えたのに一郎にだけ行かないでとしがみついているかのようだ。
「そんなに離したくないですか?」
思っていたのと同じことを言われて顔に血が上る。
「体は素直ですね」
ぬぷぬぷと一郎のペニスが深く侵入してくる。目が合うとくすっとほほ笑まれて、また内部が締まった。あぁ、なんでこんなに反応してしまうんだろう。
「こんなに近いのは初めてですね。何も隔てるものがない」
「あぁんっ、あんっ、はっ、あんっ」
「やっぱ片手だと不便ですね。早瀬さん、上に乗ってくれますか?」
一郎に手を引かれて上下が反転した。一郎を見下ろす。いつもの猫のような姿とは違って今日の一郎はベッドの上で妖しく微笑んでいる。
「一郎ってエロい」
「早瀬さん限定ですよ」
「こ、光栄です?」
「なに疑問形にしてるんですか。もっと自信もって言い切って下さい」
「ぷっ」
「なんですか、もうっ」
こんな風に拗ねるところはいつもの一郎だ。ちょっと可愛いと思ってしまったことは内緒にしておこう。俺は一郎に覆いかぶさるとキスをした。その少し浮いたお尻を一郎のペニスが突き上げる。
「あっ、や、きゅうに」
「だって早瀬さんが可愛いことするから」
「かわ、い、こと?」
「早瀬さんからキスした」
「あぁんっ、ばかっ、そん、なんで激しく、してたら、この、あっ、あぁっ、先、もたなっ」
「それってこれからもしてくれるってことですよね?」
一郎が何度も何度も突き上げるから、俺の意識は完全に快楽に飲まれて返事どころではなかった。
「あんっ、いち、ろ、あぁんっ」
執拗に前立腺を突かれて体は浮き上がり、多すぎる快楽に体が逃げる。逃げる体を掴まれて何度も何度も絶頂に導かれ一郎に抱きついた。
「もう……ナカに、ちょ、うだいっ、んっ」
「あげますよ、たくさん。覚悟してくださいね」
「あぁ、あ、ああ、あ、あんっ!!」
「くっ……」
ナカで一郎のペニスがヒクつく。それでも構わずに一郎が動き始めた。ぬちゅう、ぬちゅう、とさっきよりも増した粘着質な音が俺の体の熱を更に上げる。
「これだけじゃ足りないですよね?」
一郎が耳元で囁いた。
体は怠いし、喉も痛い。でも隣で眠っている一郎を見ると、とても穏やかな気持ちになる。こんな気持ちになれる日が来るなんて思いもしなかった。
「一郎、起きなくて大丈夫か?」
「ん……今、何時ですか?」
「8時」
「あぁ……起きないと」
布団の中に顔を隠して一郎が丸くなったので、布団をめくってほっぺたをつねった。
「ほら、起きないと」
「いだい……」
薄目を開けて恨めしそうに俺を見るとゴソゴソと布団から這い出す。半分しか開いていない目でぼーっと俺を見ると、そのまま顔を近づけてきた。
ちゅっ
「へ?」
無表情、というよりも仏頂面、その顔が俺から離れていく。そのままベッドから出るとガサゴソと服を着始めた。
今のキスだったよな……。
あんな仏頂面のキスなんて初めてなんだけど。
こみあげてくる笑いを必死にこらえていると一郎がこっちを向いた。
「今日も来ていいですか?」
「あぁ、いいよ」
「じゃあ、行ってきます……あの、俺たち付き合ってるってことでいいんですよね?」
「え、あ、うん。そう、かな」
「かな?」
「いや、うん、付き合ってる」
「良かった。じゃ、また」
「うん」
仏頂面だった一郎がしどろもどろだった俺の言葉にふわっと微笑んで出ていった。
あそこであの笑顔は反則だろ……。
一郎が家を出て行ったあと、俺はリビングの床の上に寝転がっていた。
「俺、絵を描いてもいいんだ……」
言葉にしたとたん、透明度を上げた七色の雨が降り注ぎ俺はしばしそのイメージに見とれた。手が自由に動く、足が自由に動く、心も軽くなって世界が急に色づいたような気がする。
「まずはスケッチブックと鉛筆、練り消し、色鉛筆、買いに行くか。それから、引っ越しも」
今の家は二度と絵を描くことはないと思って買った家だ。ダイニングキッチンにリビング、寝室、大きめの部屋がぽんぽんとあるシンプルな造りになっている。そういうところが気に入って買ったのだが、絵を描くとなればアトリエが必要だ。住居とは別にアトリエを用意する人もいるが、俺はイメージが降りた時にすぐ描きたくなるタイプだし、何より移動が面倒くさい。
「荷物が少ないから引っ越しは楽そうだな。不動産屋にも寄るか」
出掛けて部屋に帰ってきたことは覚えている。暗くなってきて電気をつけたことも覚えている。次に時間を感じたのが今、一郎が帰って来た時だ。
「凄いですね。これ、描いたんですか?」
リビングに来ると壁に立てかけた絵を一郎が指さした。
「あぁ、画材屋に行って色々な画材を見たら無性に描きたくなってさ」
最低限の画材を、と思っていたのだが画材を見るうちに大きなものを描きたくなって、最初に買う予定だったものにパステルとF50サイズの木製パネル、大きな紙、マスキングテープを購入してきた。本来なら紙を水で湿らせて木製パネルに張る、水張りという作業をするのだがそれをする紙が渇くまで少なくとも一晩は待たなくてはならない。
だから板に紙をマスキングテープで仮止めして壁に立てかけ、下には新聞を敷いて絵を描いていたのだ。
「早瀬さんって本当に絵を描く人だったんだ」
何て言ったらいいのか分からなくて、まぁな、と流すと一郎はテーブルの上に置いてあった賃貸物件の資料を手に取った。
「あれ?これって……。もしかして引っ越すんですか?」
「あぁ、そう。まだ家は決めてないんだけど、アトリエにするペースが欲しいから」
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「は……はやい」
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