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19. 泉と二人きり
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昨日散々喘がされたせいで引っ越しの前日だというのに体はボロボロだ。
「楓、荷造り終わったか?」
「まだ。あと2、3時間はかかりそう。今日はこっちに泊まるかな」
泉は僕の部屋を覗くと、ありゃーっと声を上げた。
「箱、ひっくり返したみたいになってる」
その通りだ。さっきせっかく荷造りし終えた箱を持ち上げようとしてよろけて派手にぶちまけたのだ。
「誰のせいだよ、誰の」
僕は腰を撫でながら泉を睨む。
「俺だけのせいじゃないだろ? 皐月さんだってそうだし、もっと言えばあんあん喘いで煽りまくった楓も悪い」
「なっ!」
「まぁまぁ、そう怒るなって。俺もこっちに泊まって手伝ってやるから」
「それは助かるけど、ここで二人きりっていうのは皐月さんにちょっと……」
「気持ちはわかるけど一人じゃキツイだろ。皐月さんだって今日くらい勘弁してくれるって。それに、この家とも明日でお別れだからな。さっさと片付けてお別れ会くらいしようぜ」
「そうだね」
泉に手伝って貰ったら思っていたよりもずっと早く荷造りが終わった。リビングに段ボールを集めると、僕の部屋も泉の部屋もベッドだけを残して空になった。泉が感慨深そうに部屋を見渡す。
不動産屋で泉と出会って10か月。10か月と言葉にしてしまえば短いような気もするが、この家で一緒に暮らして同級生でしかなかった泉が特別な存在になった。
「あの日不動産屋で会ってなかったらさ、僕と泉はこんな風になってなかったかもな」
一緒に暮らすと決めていなければ、試験に落ちて酔っぱらっていなければ、泉があんな契約を持ち掛けなければ、れば、を数えればキリがない。
「それは違うよ、楓。不動産屋で会ってなくても俺、楓を探して会いに行ったと思うんだよな」
「え? なんで?」
「楓にもう一度会いたいってずっと思ってたから」
「そうなんだ」
「うん。会ったらきっと、やっぱり楓が好きだって自覚したし、そしたらなんとかして楓に振り向いてもらおうとしたと思う」
「それって、スタートする場所は違っても僕、結局泉とこうなってたじゃん」
「そう。どのルートを通っても俺と楓はこうなってたよ」
泉はくすくすと笑うと僕の頬に手を添えた。目を閉じた泉の顔が迫ると、僕はその唇を受け止めた。僕の唇を啄むようにして何度も小さなキスが降りる。やがてそれだけでは足りなそうに泉の唇が僕の口の中に入ってくると、僕はその先を止めるしかなかった。
「き、今日は無理だからな!」
「分かってるって」
尚もキスを続けようとする泉を僕は必死に止めると、泉が不満そうな表情をした。
「……うー、これ以上されたら、困る。ほんとうに」
僕がそう言えば、今度はにこっと嬉しそうな表情をした。
「煽られるんだ」
「そんなわけないだろっ。先に風呂入ってくるから、泉は来るなよ!」
「はいはい」
ザーッとしたシャワーの音。降るお湯の中にいると少し息苦しくてそれが心地よい。さっきの泉の言葉、どのルートを通っても俺と楓はこうなってた、なんて。
あの言葉、ちょっとヤバくないか。なんか、こうキュンって心臓が震えるみたいな感じがした。
恋愛はお互いのルールですればいいという山口さんの言葉に押されてここまで来たけれど、本当にこれでいいのかと今でも迷う。
「かえでー」
「んー?」
ガラッと風呂場のドアが開くと裸の泉が立っていた。
「おまえっ、入って来るなって言っただろ」
「だって最後だし、楓と二人きりで一晩過ごすなんてなかなか無いじゃん。ほら体、洗ってやるよ」
「いやらしい洗い方するなよ」
「いやらしいって?」
泉の石鹸塗れの手が僕の体を滑る。滑りのまま乳首を掠めてお腹にたどり着き、また乳首を掠めて首元へ移動する。
「あっ」
「声、出ちゃったね。でもさ、これって普通に洗ってるだけだよね。楓が大好きな乳首を弾かれているわけでもないし、ペニスにだってまだ触れていない。でも、楓は声を上げて気持ち良くなっちゃうわけだ」
「いっ、ずみ。も、自分で、あらう」
泉の言うとおりだ。前までの僕なら感じたりしない。僕が勝手に気持ち良くなっているだけだ。泉は僕の言葉を無視してどんどん体を洗う。ペニスに触れられ体が跳ねたが、泉の指は洗う以外の意味を持たないままペニスを擦って離れた。
ただ洗ってもらっているだけなのに、泉の体にしがみ付いて恥ずかしい、こんな。
「あんっ、ちょっと、あはぅ」
背中を洗っていた泉の指が肛門を撫で、アナルに挿入された。
「そこは、洗わなくていああっん」
ぬるっ、ぬちゅっ、と泉の指が内部を擦る。
「なぁ、やっぱり今日やらせて」
泉の指がアナルから引き抜かれて、抜ける感覚に小さな声が漏れた。火照った体をシャワーのお湯が流す。
「楓と二人で抱き合えるって、滅多にないだろ?」
「……あのさ泉、皐月さんのことも泉のことも好きってやっぱり、泉は辛い?」
泉が僕の体を引っ張って、二人で湯船に浸かった。僕を後ろから抱きしめながら、泉が「ん~」と考えるような声を出す。
「辛いとか辛くないとか、そういう言葉じゃないかな。マイナスを探せば一般的な恋愛だって多分、色々と出てくるよ。上も下も見ればキリがないだろ。そんなこともよりも楓と一緒にいて触れ合えることが俺は嬉しい」
「泉……」
「だからさ、今、楓に触れさせてよ」
とろけたような目でこんなことを言われて、ダメだと言えるはずもない。
タオルで体をくるんだまま髪の毛を乾かして泉の部屋に向かった。がらんとした部屋にベッドがポツンとあってその上に座る。
「さっきのあの言葉、嬉しかった。僕も泉に触れるのも触れられるのも嬉しい」
泉が柔らかく笑う。
「なんつーか、ちょっと照れるな。気持ちを確認してから二人でセックスするってなかったから」
恥ずかしそうに視線を反らす泉が新鮮で可愛いくて、泉の頬を両手でつかんで自分からキスをした。泉はいつも僕を受け入れてくれる。求めてくれる。その想いに応えたいと思っていた。でも今は僕が泉を求めたい。
「あのさ、こんな時にこんなこと言うのもアレなんだけど」
泉が「なに?」と声を出す。
「僕、今だけは皐月さんのこと忘れるから、いつか皐月さんともこういう時間作っていいかな。ごめん、こんな時に」
「ぷっ、楓らしい。うん、いいよ。その方が俺のこともないがしろにしないんだなって安心できる」
僕は小さく、ありがとうと微笑んだ。
「好きだよ、泉。本当に、本当に」
「楓……あんまり言うなよ。ちょっと泣きそう」
「いいよ、泣いても。何回も言う。僕、泉が好き」
「ばか」
「楓、荷造り終わったか?」
「まだ。あと2、3時間はかかりそう。今日はこっちに泊まるかな」
泉は僕の部屋を覗くと、ありゃーっと声を上げた。
「箱、ひっくり返したみたいになってる」
その通りだ。さっきせっかく荷造りし終えた箱を持ち上げようとしてよろけて派手にぶちまけたのだ。
「誰のせいだよ、誰の」
僕は腰を撫でながら泉を睨む。
「俺だけのせいじゃないだろ? 皐月さんだってそうだし、もっと言えばあんあん喘いで煽りまくった楓も悪い」
「なっ!」
「まぁまぁ、そう怒るなって。俺もこっちに泊まって手伝ってやるから」
「それは助かるけど、ここで二人きりっていうのは皐月さんにちょっと……」
「気持ちはわかるけど一人じゃキツイだろ。皐月さんだって今日くらい勘弁してくれるって。それに、この家とも明日でお別れだからな。さっさと片付けてお別れ会くらいしようぜ」
「そうだね」
泉に手伝って貰ったら思っていたよりもずっと早く荷造りが終わった。リビングに段ボールを集めると、僕の部屋も泉の部屋もベッドだけを残して空になった。泉が感慨深そうに部屋を見渡す。
不動産屋で泉と出会って10か月。10か月と言葉にしてしまえば短いような気もするが、この家で一緒に暮らして同級生でしかなかった泉が特別な存在になった。
「あの日不動産屋で会ってなかったらさ、僕と泉はこんな風になってなかったかもな」
一緒に暮らすと決めていなければ、試験に落ちて酔っぱらっていなければ、泉があんな契約を持ち掛けなければ、れば、を数えればキリがない。
「それは違うよ、楓。不動産屋で会ってなくても俺、楓を探して会いに行ったと思うんだよな」
「え? なんで?」
「楓にもう一度会いたいってずっと思ってたから」
「そうなんだ」
「うん。会ったらきっと、やっぱり楓が好きだって自覚したし、そしたらなんとかして楓に振り向いてもらおうとしたと思う」
「それって、スタートする場所は違っても僕、結局泉とこうなってたじゃん」
「そう。どのルートを通っても俺と楓はこうなってたよ」
泉はくすくすと笑うと僕の頬に手を添えた。目を閉じた泉の顔が迫ると、僕はその唇を受け止めた。僕の唇を啄むようにして何度も小さなキスが降りる。やがてそれだけでは足りなそうに泉の唇が僕の口の中に入ってくると、僕はその先を止めるしかなかった。
「き、今日は無理だからな!」
「分かってるって」
尚もキスを続けようとする泉を僕は必死に止めると、泉が不満そうな表情をした。
「……うー、これ以上されたら、困る。ほんとうに」
僕がそう言えば、今度はにこっと嬉しそうな表情をした。
「煽られるんだ」
「そんなわけないだろっ。先に風呂入ってくるから、泉は来るなよ!」
「はいはい」
ザーッとしたシャワーの音。降るお湯の中にいると少し息苦しくてそれが心地よい。さっきの泉の言葉、どのルートを通っても俺と楓はこうなってた、なんて。
あの言葉、ちょっとヤバくないか。なんか、こうキュンって心臓が震えるみたいな感じがした。
恋愛はお互いのルールですればいいという山口さんの言葉に押されてここまで来たけれど、本当にこれでいいのかと今でも迷う。
「かえでー」
「んー?」
ガラッと風呂場のドアが開くと裸の泉が立っていた。
「おまえっ、入って来るなって言っただろ」
「だって最後だし、楓と二人きりで一晩過ごすなんてなかなか無いじゃん。ほら体、洗ってやるよ」
「いやらしい洗い方するなよ」
「いやらしいって?」
泉の石鹸塗れの手が僕の体を滑る。滑りのまま乳首を掠めてお腹にたどり着き、また乳首を掠めて首元へ移動する。
「あっ」
「声、出ちゃったね。でもさ、これって普通に洗ってるだけだよね。楓が大好きな乳首を弾かれているわけでもないし、ペニスにだってまだ触れていない。でも、楓は声を上げて気持ち良くなっちゃうわけだ」
「いっ、ずみ。も、自分で、あらう」
泉の言うとおりだ。前までの僕なら感じたりしない。僕が勝手に気持ち良くなっているだけだ。泉は僕の言葉を無視してどんどん体を洗う。ペニスに触れられ体が跳ねたが、泉の指は洗う以外の意味を持たないままペニスを擦って離れた。
ただ洗ってもらっているだけなのに、泉の体にしがみ付いて恥ずかしい、こんな。
「あんっ、ちょっと、あはぅ」
背中を洗っていた泉の指が肛門を撫で、アナルに挿入された。
「そこは、洗わなくていああっん」
ぬるっ、ぬちゅっ、と泉の指が内部を擦る。
「なぁ、やっぱり今日やらせて」
泉の指がアナルから引き抜かれて、抜ける感覚に小さな声が漏れた。火照った体をシャワーのお湯が流す。
「楓と二人で抱き合えるって、滅多にないだろ?」
「……あのさ泉、皐月さんのことも泉のことも好きってやっぱり、泉は辛い?」
泉が僕の体を引っ張って、二人で湯船に浸かった。僕を後ろから抱きしめながら、泉が「ん~」と考えるような声を出す。
「辛いとか辛くないとか、そういう言葉じゃないかな。マイナスを探せば一般的な恋愛だって多分、色々と出てくるよ。上も下も見ればキリがないだろ。そんなこともよりも楓と一緒にいて触れ合えることが俺は嬉しい」
「泉……」
「だからさ、今、楓に触れさせてよ」
とろけたような目でこんなことを言われて、ダメだと言えるはずもない。
タオルで体をくるんだまま髪の毛を乾かして泉の部屋に向かった。がらんとした部屋にベッドがポツンとあってその上に座る。
「さっきのあの言葉、嬉しかった。僕も泉に触れるのも触れられるのも嬉しい」
泉が柔らかく笑う。
「なんつーか、ちょっと照れるな。気持ちを確認してから二人でセックスするってなかったから」
恥ずかしそうに視線を反らす泉が新鮮で可愛いくて、泉の頬を両手でつかんで自分からキスをした。泉はいつも僕を受け入れてくれる。求めてくれる。その想いに応えたいと思っていた。でも今は僕が泉を求めたい。
「あのさ、こんな時にこんなこと言うのもアレなんだけど」
泉が「なに?」と声を出す。
「僕、今だけは皐月さんのこと忘れるから、いつか皐月さんともこういう時間作っていいかな。ごめん、こんな時に」
「ぷっ、楓らしい。うん、いいよ。その方が俺のこともないがしろにしないんだなって安心できる」
僕は小さく、ありがとうと微笑んだ。
「好きだよ、泉。本当に、本当に」
「楓……あんまり言うなよ。ちょっと泣きそう」
「いいよ、泣いても。何回も言う。僕、泉が好き」
「ばか」
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