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第1章 民間伝承研究部編
転生遺族と少女の覚醒9
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イデシメが目を覚ましたとき、真っ先に目に映ったのは自分の部屋の天井だった。帰ってきたのだとほっとする。
「助かった……がでね?」
「あ、起きた! ねえねえそれどこの方言?」
何やら騒がしい声がする。体を起こして少し首を動かすと、初対面の筈の少女がベッドの横に座っていた。記憶にある限り見たことの無い顔の筈なのに、誰かよく知る人物と似ているような気がしてならない。
「あなたは……どこかで……どちら様ですか?」
「私の名前は微。よろしくね、イデシメちゃん!」
「……よろしくお願いします」
「そんなに緊張しないで。私はあなたとお友達になりたいのです!」
「と、友達⁉︎」
初対面とは思えないような距離を詰め方をしてくる微だったが、イデシメは不思議と悪い気はしなかった。入学式の日にもこうやって攻めの一択で友達になった少女がいたのを思い出す。多くの人との縁を繋げてくれた少女でもある。
「じゃあ、よろしくね。私、イデシメっていうき。て、知っちゅうがやったっけ?」
「うん。お母さんが教えてくれたから」
「お母さん?」
イデシメの頭に疑問符が浮かぶ中、部屋のドアを叩く音がした。
「先輩、もしかして起きたんですか?」
「縦軸君! うん、起きたよ!」
「そうですか。よかったです。十二乗がリンゴ切ってくれたんで持ってきました。入ってもいいですか」
「イデシメちゃん、いいかな?」
声から察するに男性だ。気を使ってくれたのだろう。
「うん。いいで」
「じゃあ失礼します」
部屋に入ってきた少年を見て、イデシメは再び既視感に囚われた。やはりよく知った誰かに酷似している気がする。顔立ちではなく、もっと違った何かが。
「あれ……この人も?」
「初めましてイデシメさん。僕は縦軸っていいます。体の具合はどうですか?」
不思議と警戒心が湧かない。知らない人物の筈なのに、何故か信頼できると思えた。
少年が渡してくれたリンゴをかじりながら、イデシメは体のどこかが痛まないかを確かめる。
「大丈夫……やと思う」
「そっか。じゃあ」
「後はその目だけですね」
「あ」
片目を覆うように巻かれた包帯にイデシメは初めて気づいた。包帯を手でなぞるとざらざらとした指先から伝わってくる。
窓に打ち付ける水滴の音は聞こえない。雨は既に上がり朝日が差し込む中、鳥のさえずりが聞こえていた。
「ぶわぁーーー! いでじめざん! いぎででよがっだでずぅー!」
「リリィちゃん⁉︎ おお、落ち着いて……」
「むりでずーーー!!!」
「縦軸君のお姉ちゃんって原前先生と似てるね」
「類は友を呼ぶんだよ」
イデシメが目覚めてから最もやかましかったのはリリィだった。家のどこにいようと響き渡りそうな泣き声をあげ、人が1日に流すと言われる涙の上限を更新しそうな程の量の液体を両目から溢れ出させていた。
「わだじじんばいで……がいぶぐもでぎないがらみでるごどじがでぎなぐで……」
「そっか。リリィちゃん回復魔法だけは苦手やもんね。ていうか――」
イデシメは首を傾げた。
「何でさっきからタテジクさんにくっついたままながぁ?」
「ずびばぜん。いでじめざんにぢがづぎだぐでもがらだがいうごどぎがないんでず」
「あ、うん。分かった……」
先の微の発言から考えるに目の前の人物がリリィの弟として扱われていること、また自分やセシリアたちの安否を心配する気持ちでも勝てないぐらいにはリリィが彼のことを溺愛しているということをイデシメは察した。
「それと本当ながぁ? 私が3日も寝よったって」
「うん。傷は、すぐに治した。けど、最初の、1日は、うなされてた」
「ほんどにじんばいじだんでずよー!」
泣き喚くリリィの姿が目に焼き付いたイデシメはしばらく無理をしないで安静にしておこうと誓った。コヨや同行していたリリィの両親も無事だと伝えられたことで今自分の手でしたいことが無くなってしまったのもあるが、仲間の心に負担をかけすぎた申し訳なさがあまりにも応えたからだ。
「他の人はどうしたがぁ? カール君とか」
「あいつは魔力切れと、疲労で、寝込んでる。君の回復に、魔力、全部使った。でも、心配いらない」
「イデシメちゃんがテレポートしてくるなり全力で魔法使ってたよ。なんかこう、『ごぉーっ!』って感じで」
「残りは、僕が治した」
「そっか。ありがとう」
「お礼は、カールに言う」
ちなみに他の面々も同じように活動限界を迎えていた。唯一イデシメが目覚めるギリギリまで粘ったのが十二乗だったが、「そのリンゴ……食べさせてあげて」と言い残した後燃え尽きるように眠ってしまった。
その後コヨたちも同じように治療を受けて全員無事であることが告げられ、イデシメは心の底から安堵した。安堵したが故に思い出したことがあった。
「あ、そういえば森で変な人らぁが……」
「大丈夫。セシリアが、その日のうちに、ギルドに、報告した」
「そっか。じゃあ、大丈夫でね?」
「うん。安心、して」
イデシメは安堵した。思わず笑みが溢れる。
「リリィちゃん、エーレちゃん、そろそろ訊いてもいい?」
「何をですか?」
「言ってみて」
「その人らぁ、誰?」
「リリィちゃんの弟さんにリムノさんの娘さん……」
「正確には私とリムノさんの前世の、ですが」
「エーレちゃんも知っちょったがぁ?」
「色々、あって。リムノが、教えてくれた」
「それに生き物を生まれ変わらせるスキル……」
確かに信じられないかもしれない。縦軸はそう声をかけようとしたが、イデシメの反応は意外なものだった。
「よろしくお願いします。タテジクさん、カスカさん」
「え、受け入れるんだ。えっと、よろしくねイデシメさん」
「他の2人も起きたら紹介するね!」
片方しか残っていない目を細めながらイデシメは思わずはにかんだ。
空気がいくらか和やかになると、エーレが思い出したように口を開く。
「ところで、イデシメ、その目は、どうする?」
「……」
イデシメはしばし考えた後、そっと包帯を撫でた。
「その……まだ、よく分からん。でも、治らんものに文句言うても仕方ないき」
とても穏やかな笑顔だった。引き攣っていない。無理をしている様子は全く見られなかった。
「じゃあ、治るって、言ったら?」
「んんんん????」
今度は驚きを露わにした。無理をしているのではと疑ってしまう程に見開いていた。
イデシメより少し遅れて、リムノも目を覚ましていた。
「スキル発動――〈立体座標〉」
双眸が赤と青のオッドアイになる。命の恩人が授けてくれた千里眼の力だ。前世の世界のような通信技術が発達していないこの世界において、このスキルは人探しのために絶大な力を発揮する。
「やっぱり王都にいたわね。向こうが帰る前に捕まえちゃいましょうか」
装備を整え、仕上げとばかりに弓矢を背負う。リムノにとっては会社員が出勤するときにスーツに身を包むのと同じような感覚だ。尤も彼女が向かう先はギルドではないのだが。
部屋を出たところでエーレと会った。
「リムノも、起きてたんだ。ちょっと、その、お願いが」
「イデシメちゃんの件でしょ? 分かってる。今から彼女を捕まえてくるわ。いつもの薬屋の近くにいるみたいだし、さっさとしないとあっちへ帰られちゃうもの」
「分かった。じゃあ、送るね?」
「エーレ、リムノさん、ちょっと待ってもらえますか?」
エーレが空間魔法を発動しようとしたとき、それを止める者たちがいた。
「あら、ていりちゃんじゃない」
いつの間に起きていたのだろうか。エーレが用意した服に着替えてすっかり身なりを整えたていりがいた。
「どうしたの? 僕たち、に、お願い?」
「ええ」
ていりは密かに笑っていた。
「助かった……がでね?」
「あ、起きた! ねえねえそれどこの方言?」
何やら騒がしい声がする。体を起こして少し首を動かすと、初対面の筈の少女がベッドの横に座っていた。記憶にある限り見たことの無い顔の筈なのに、誰かよく知る人物と似ているような気がしてならない。
「あなたは……どこかで……どちら様ですか?」
「私の名前は微。よろしくね、イデシメちゃん!」
「……よろしくお願いします」
「そんなに緊張しないで。私はあなたとお友達になりたいのです!」
「と、友達⁉︎」
初対面とは思えないような距離を詰め方をしてくる微だったが、イデシメは不思議と悪い気はしなかった。入学式の日にもこうやって攻めの一択で友達になった少女がいたのを思い出す。多くの人との縁を繋げてくれた少女でもある。
「じゃあ、よろしくね。私、イデシメっていうき。て、知っちゅうがやったっけ?」
「うん。お母さんが教えてくれたから」
「お母さん?」
イデシメの頭に疑問符が浮かぶ中、部屋のドアを叩く音がした。
「先輩、もしかして起きたんですか?」
「縦軸君! うん、起きたよ!」
「そうですか。よかったです。十二乗がリンゴ切ってくれたんで持ってきました。入ってもいいですか」
「イデシメちゃん、いいかな?」
声から察するに男性だ。気を使ってくれたのだろう。
「うん。いいで」
「じゃあ失礼します」
部屋に入ってきた少年を見て、イデシメは再び既視感に囚われた。やはりよく知った誰かに酷似している気がする。顔立ちではなく、もっと違った何かが。
「あれ……この人も?」
「初めましてイデシメさん。僕は縦軸っていいます。体の具合はどうですか?」
不思議と警戒心が湧かない。知らない人物の筈なのに、何故か信頼できると思えた。
少年が渡してくれたリンゴをかじりながら、イデシメは体のどこかが痛まないかを確かめる。
「大丈夫……やと思う」
「そっか。じゃあ」
「後はその目だけですね」
「あ」
片目を覆うように巻かれた包帯にイデシメは初めて気づいた。包帯を手でなぞるとざらざらとした指先から伝わってくる。
窓に打ち付ける水滴の音は聞こえない。雨は既に上がり朝日が差し込む中、鳥のさえずりが聞こえていた。
「ぶわぁーーー! いでじめざん! いぎででよがっだでずぅー!」
「リリィちゃん⁉︎ おお、落ち着いて……」
「むりでずーーー!!!」
「縦軸君のお姉ちゃんって原前先生と似てるね」
「類は友を呼ぶんだよ」
イデシメが目覚めてから最もやかましかったのはリリィだった。家のどこにいようと響き渡りそうな泣き声をあげ、人が1日に流すと言われる涙の上限を更新しそうな程の量の液体を両目から溢れ出させていた。
「わだじじんばいで……がいぶぐもでぎないがらみでるごどじがでぎなぐで……」
「そっか。リリィちゃん回復魔法だけは苦手やもんね。ていうか――」
イデシメは首を傾げた。
「何でさっきからタテジクさんにくっついたままながぁ?」
「ずびばぜん。いでじめざんにぢがづぎだぐでもがらだがいうごどぎがないんでず」
「あ、うん。分かった……」
先の微の発言から考えるに目の前の人物がリリィの弟として扱われていること、また自分やセシリアたちの安否を心配する気持ちでも勝てないぐらいにはリリィが彼のことを溺愛しているということをイデシメは察した。
「それと本当ながぁ? 私が3日も寝よったって」
「うん。傷は、すぐに治した。けど、最初の、1日は、うなされてた」
「ほんどにじんばいじだんでずよー!」
泣き喚くリリィの姿が目に焼き付いたイデシメはしばらく無理をしないで安静にしておこうと誓った。コヨや同行していたリリィの両親も無事だと伝えられたことで今自分の手でしたいことが無くなってしまったのもあるが、仲間の心に負担をかけすぎた申し訳なさがあまりにも応えたからだ。
「他の人はどうしたがぁ? カール君とか」
「あいつは魔力切れと、疲労で、寝込んでる。君の回復に、魔力、全部使った。でも、心配いらない」
「イデシメちゃんがテレポートしてくるなり全力で魔法使ってたよ。なんかこう、『ごぉーっ!』って感じで」
「残りは、僕が治した」
「そっか。ありがとう」
「お礼は、カールに言う」
ちなみに他の面々も同じように活動限界を迎えていた。唯一イデシメが目覚めるギリギリまで粘ったのが十二乗だったが、「そのリンゴ……食べさせてあげて」と言い残した後燃え尽きるように眠ってしまった。
その後コヨたちも同じように治療を受けて全員無事であることが告げられ、イデシメは心の底から安堵した。安堵したが故に思い出したことがあった。
「あ、そういえば森で変な人らぁが……」
「大丈夫。セシリアが、その日のうちに、ギルドに、報告した」
「そっか。じゃあ、大丈夫でね?」
「うん。安心、して」
イデシメは安堵した。思わず笑みが溢れる。
「リリィちゃん、エーレちゃん、そろそろ訊いてもいい?」
「何をですか?」
「言ってみて」
「その人らぁ、誰?」
「リリィちゃんの弟さんにリムノさんの娘さん……」
「正確には私とリムノさんの前世の、ですが」
「エーレちゃんも知っちょったがぁ?」
「色々、あって。リムノが、教えてくれた」
「それに生き物を生まれ変わらせるスキル……」
確かに信じられないかもしれない。縦軸はそう声をかけようとしたが、イデシメの反応は意外なものだった。
「よろしくお願いします。タテジクさん、カスカさん」
「え、受け入れるんだ。えっと、よろしくねイデシメさん」
「他の2人も起きたら紹介するね!」
片方しか残っていない目を細めながらイデシメは思わずはにかんだ。
空気がいくらか和やかになると、エーレが思い出したように口を開く。
「ところで、イデシメ、その目は、どうする?」
「……」
イデシメはしばし考えた後、そっと包帯を撫でた。
「その……まだ、よく分からん。でも、治らんものに文句言うても仕方ないき」
とても穏やかな笑顔だった。引き攣っていない。無理をしている様子は全く見られなかった。
「じゃあ、治るって、言ったら?」
「んんんん????」
今度は驚きを露わにした。無理をしているのではと疑ってしまう程に見開いていた。
イデシメより少し遅れて、リムノも目を覚ましていた。
「スキル発動――〈立体座標〉」
双眸が赤と青のオッドアイになる。命の恩人が授けてくれた千里眼の力だ。前世の世界のような通信技術が発達していないこの世界において、このスキルは人探しのために絶大な力を発揮する。
「やっぱり王都にいたわね。向こうが帰る前に捕まえちゃいましょうか」
装備を整え、仕上げとばかりに弓矢を背負う。リムノにとっては会社員が出勤するときにスーツに身を包むのと同じような感覚だ。尤も彼女が向かう先はギルドではないのだが。
部屋を出たところでエーレと会った。
「リムノも、起きてたんだ。ちょっと、その、お願いが」
「イデシメちゃんの件でしょ? 分かってる。今から彼女を捕まえてくるわ。いつもの薬屋の近くにいるみたいだし、さっさとしないとあっちへ帰られちゃうもの」
「分かった。じゃあ、送るね?」
「エーレ、リムノさん、ちょっと待ってもらえますか?」
エーレが空間魔法を発動しようとしたとき、それを止める者たちがいた。
「あら、ていりちゃんじゃない」
いつの間に起きていたのだろうか。エーレが用意した服に着替えてすっかり身なりを整えたていりがいた。
「どうしたの? 僕たち、に、お願い?」
「ええ」
ていりは密かに笑っていた。
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