97 / 146
第1章 民間伝承研究部編
十二乗音の悪足掻き12
しおりを挟む
何故か民間伝承研究部とかいう部活に入ることになった。つい昨日のことだ。
荷解きもほぼ終わり、私はこれから自分の部屋となる場所で一息ついた。慣れない重労働のせいか、額には汗が浮かんでいる。自分よりずっと真面目に働いてくれたあの虚とかいう男子に申し訳ない。
ここ数日は原前先生の家に泊めてもらった。担任って訳でもないのにそこまでよくしてくれるとは。
「ふう……」
汗を拭う腕には、まだ包帯が巻かれていた。黒髪さん改め三角ていりが巻いたものではない。既に取り替えられている。ちなみに巻いているのは傷が目立つからだ。マシになったら取ろうと思う。
「……」
死にたくなかった。助けて欲しかった。どうしてあいつには分かったのだろうか。お姉さんを喪ったという過去のせいか、それとも本人が優しさの天才なのか。
「虚愛さん……バド部で……いじめられて……自殺」
まさか、ね。いくらあの行方不明者と同じ部活で同い年であいつにいじめられてた人と同じ時期に亡くなっててあいつと同じ中学だからって……どう考えてもあの人だわ。
「うおお……まじかぁ……」
流石に従姉妹だったら遠いから怒らないと思うけど、血縁者としてただならぬ罪悪感を覚えてしまう。虚縦軸さん、さっき知り合った素子さんと秀樹さん、あと原前先生、私の親族の愚行で愛さんの命を奪う結果となってしまい、本当にごめんなさい。
「どうしたの十二乗さん? 蹲って」
「うおおおおっ⁉︎」
しまった、ドア開けてた。
「どこか痛むの? まさか腕の傷口が……」
「ち、ち、違うわよ! 流石にもう大丈夫だから!」
「そうか、よかった」
何なのよその暖かい笑みは。本当にさっきまで電話越しに幼馴染教師に文句垂れてた人間の顔? もしかしてとんでもないお人好しなんじゃないの?
「んで、何の用よ。わざわざレディの部屋に踏み込むなんて」
「あ、ご、ごめん。母さんが晩ご飯が出来たから十二乗さんも一緒にって」
「そう、分かったわ。すぐに行く。それと、私の部屋に入るときはノックぐらいしなさいよね」
「う、うん。分かった」
「あと友達とよく通話するから1人で喋ってる声が聞こえても気にしないで」
「分かった。母さんと父さんにも伝えといてね」
「うす」
1階から美味しそうな匂いが漂ってくる。どうやら今晩はカレーみたいだ。唯一中身の取り出されていない段ボール箱を一瞥し、私はドアを閉めた。
嗚呼……こりゃどうやって治めたものだろう。状況は混乱を極めている。私は防戦一方だ。なんとか目の前の相手を鎮めなければならないが、私には決定打が欠けていた。
そうこうしている間にも、ヘッドフォン越しの絶叫は激しさを増す。
「自殺じようどじだっでどういうごどっずがー!」
「だーかーらー、両親と……」
「急に連絡でぎなぐなるがらー心配じだんずよー!」
「それはパソコンが……」
「あだじに相談じでぐれだっでいいじゃないっずかー!」
「うるさーい! いいから話を聞けーい! あと涙拭いて鼻をかみなさーい!」
私の自殺未遂報告に絶叫するおとを宥めるのに、結局30分ほどかかってしまった。
「つまり……その親切な人の家に住まわせてもらうってことで丸く治まったんすね?」
「そうよ。もう死のうなんて思ってないから安心して」
虚についてはクラスメイトって以外は名前すらも言わないでおいた。何て言うか、「縦軸君っていう賢者っぽいシスコンと同棲することになりました!」と言ってしまったら、またおとが発狂しそうだったからだ。
もちろん〈転生師〉とかいう変な力についても教えていない。私は先輩の力で異世界の風景を見せられたから信じるようになったが、つい最近死のうとした人間の口から説明されるだけだったら余計心配させてしまう。これ以上おとの心に傷をつけてしまうのは嫌だ。
「えっと……おと?」
「約束」
「?」
「約束して欲しいっす。『もう死のうとしない。何かあったら絶対私に相談する』って。ネットだからどうこうってのはもう無しっす!」
「お、落ち着いて、分かったから!」
ここまで私のことに必死になってくれていることがちょっとだけ嬉しいのは内緒だ。
「もう自殺なんてしません。悩んだらちゃんと相談します」
「誰に?」
お、重いな。デレさせてやりたい。
「いひ、大好きな、お・と・に(はーと)」
「ひゃい⁉︎」
お、チョロいな。
「ししし、仕方ないっすね。こ、今回はこれで許してやるっす」
「うん、ありがと」
「うひょー、感情が眩しいっす!」
おと、あんた私が死のうとしたことでショック受けてない? なんだかいつもよりエモーショナルになり過ぎてるわよ。
「しっかしぴたごらすも金持ちっすよね。早速新しいパソコン買ってもらったなんて」
「そのことなんだけど……」
「ん?」
「これ、私がずっと使ってたパソコンなのよ」
「…………はい?」
「つまり、捨てられたと思ってたパソコンが戻って来たってわけ」
「……理解が追いつかないっす」
私だって何言ってるか分からない。私が愛用していたそれは父が業者に引き取らせたはずだ。もちろん曲のデータなどのバックアップも取らずに(これは私にも責任があるが)。
父の暴挙には死ぬほど腸が煮え繰り返ったがそれでは何も帰ってはこない。生き物もデータも、1度なくなったらそれでお終いなのだ。前者については虚縦軸というバグが現れてしまったが。
だから諦め、開き直っていた。また一から作り直せばいいと。曲は頭に入っている。また機器とソフト一式を揃えて出直せばいい。ただ何となく、次に買うソフトは別のキャラにしたいと思ったが。
異変に気付いたのはこの家に引っ越してきてからだ。原前先生の家でしっかりと確認した筈なのに、ここに到着してから見てみると段ボールが1つ増えていたのだ。しかも引越し業者のロゴも無い。スーパーで手に入るような果物か何かのそれのようだった。
中を開けてみると、ご丁寧にソフト一式をパッケージまで含めて梱包されていた。
「不思議なこともあるもんすね。もしかしてあれっすか?実はお父さんがこっそり……」
「いや、それは無い。絶対に無い」
それだとそもそもあいつがパソコンを捨てる理由が無くなる。
「じゃあ一体誰が」
「さあね。私は別に考えなくてもいいかなって思ってる」
「まあ……それもそうっすね!」
誰かの優しいに助けられた。相手が名乗らないから正体は分からない。だったらそのままでいいじゃないか。求められてもいない、もしかしたら拒まれているかもしれないお礼なんて無理にする必要は無い。私たちは今まで通り作品を作るだけだ。
「それじゃあ次の曲のデモが出来たら連絡するわね」
「了解っす。また最高の絵を描いてやるっす!」
ボカロPになりたいと、そして生きたいと、私なりに足掻き続けた。まだ理想には程遠いけど、少しは素敵な場所に来られたのかもしれない。
「あ、そうだおと」
「ん?」
「ごめんね。無理させちゃって」
「むり?」
「三谷さんがいなくなった日にさ、あんた言ってきたじゃない。何も無かったって言う私に『嘘っすよね?』って」
「ああ、言われてみれば」
「でもその後何も訊かなかった。あれさ、だいぶ無理して堪えたでしょ?」
「ぎくっ」
うむ、分かりやすい反応だ。
そもそも私の事情について興味が無いなら私の嘘なんて無視すればいい。あの時わざわざ嘘だと指摘したのは、本当は踏み込みたかったからだと思う。私の問題に無理矢理入り込んで、自分の手で解決したかったんだと思う。
それをぐっと抑えたのは、私と彼女がネット上だけの付き合いだからだろう。そういう関係ではある程度距離を置くもの。SNSで知り合った相手(本当に私でよかった)に個人情報を喋りまくっていたおとに私が教えたマナーの1つだ。
「あなたに合わないことをさせてしまった。本当にごめんなさい」
「ぴたごらす……」
「音」
「え?」
「十二乗音。私の名前」
「ひとめぐり……おと?」
「そ。あんたのハンドルネームと同じ」
どうして教えたのかは訊かれなかった。きっとおとも分かってくれたんだと思う。
「おと、本名明かしたついでに1ついいこと教えたげる」
「何すか?」
「さっき言った親切な人に助けられてね、こんな考察をしたの。『余計なお世話をしないと助けられないときもある』ってね。おと、あんたは踏み込んでいい。助けていいんだ」
私が助けを求める声を勝手に聞いた虚みたいに、これで彼女が誰かを救ってくれたらどんなに素敵だろう。そんな空想だ。
「よし、じゃああんたも本名教えな」
「思いっきりマナー無視っすか⁉︎」
「何を今更。十彩町在住の小6さん、早く教えてくださいよ」
「しょ、しょうがないっすね。じゃあ言うっすよ。私の名前は――」
荷解きもほぼ終わり、私はこれから自分の部屋となる場所で一息ついた。慣れない重労働のせいか、額には汗が浮かんでいる。自分よりずっと真面目に働いてくれたあの虚とかいう男子に申し訳ない。
ここ数日は原前先生の家に泊めてもらった。担任って訳でもないのにそこまでよくしてくれるとは。
「ふう……」
汗を拭う腕には、まだ包帯が巻かれていた。黒髪さん改め三角ていりが巻いたものではない。既に取り替えられている。ちなみに巻いているのは傷が目立つからだ。マシになったら取ろうと思う。
「……」
死にたくなかった。助けて欲しかった。どうしてあいつには分かったのだろうか。お姉さんを喪ったという過去のせいか、それとも本人が優しさの天才なのか。
「虚愛さん……バド部で……いじめられて……自殺」
まさか、ね。いくらあの行方不明者と同じ部活で同い年であいつにいじめられてた人と同じ時期に亡くなっててあいつと同じ中学だからって……どう考えてもあの人だわ。
「うおお……まじかぁ……」
流石に従姉妹だったら遠いから怒らないと思うけど、血縁者としてただならぬ罪悪感を覚えてしまう。虚縦軸さん、さっき知り合った素子さんと秀樹さん、あと原前先生、私の親族の愚行で愛さんの命を奪う結果となってしまい、本当にごめんなさい。
「どうしたの十二乗さん? 蹲って」
「うおおおおっ⁉︎」
しまった、ドア開けてた。
「どこか痛むの? まさか腕の傷口が……」
「ち、ち、違うわよ! 流石にもう大丈夫だから!」
「そうか、よかった」
何なのよその暖かい笑みは。本当にさっきまで電話越しに幼馴染教師に文句垂れてた人間の顔? もしかしてとんでもないお人好しなんじゃないの?
「んで、何の用よ。わざわざレディの部屋に踏み込むなんて」
「あ、ご、ごめん。母さんが晩ご飯が出来たから十二乗さんも一緒にって」
「そう、分かったわ。すぐに行く。それと、私の部屋に入るときはノックぐらいしなさいよね」
「う、うん。分かった」
「あと友達とよく通話するから1人で喋ってる声が聞こえても気にしないで」
「分かった。母さんと父さんにも伝えといてね」
「うす」
1階から美味しそうな匂いが漂ってくる。どうやら今晩はカレーみたいだ。唯一中身の取り出されていない段ボール箱を一瞥し、私はドアを閉めた。
嗚呼……こりゃどうやって治めたものだろう。状況は混乱を極めている。私は防戦一方だ。なんとか目の前の相手を鎮めなければならないが、私には決定打が欠けていた。
そうこうしている間にも、ヘッドフォン越しの絶叫は激しさを増す。
「自殺じようどじだっでどういうごどっずがー!」
「だーかーらー、両親と……」
「急に連絡でぎなぐなるがらー心配じだんずよー!」
「それはパソコンが……」
「あだじに相談じでぐれだっでいいじゃないっずかー!」
「うるさーい! いいから話を聞けーい! あと涙拭いて鼻をかみなさーい!」
私の自殺未遂報告に絶叫するおとを宥めるのに、結局30分ほどかかってしまった。
「つまり……その親切な人の家に住まわせてもらうってことで丸く治まったんすね?」
「そうよ。もう死のうなんて思ってないから安心して」
虚についてはクラスメイトって以外は名前すらも言わないでおいた。何て言うか、「縦軸君っていう賢者っぽいシスコンと同棲することになりました!」と言ってしまったら、またおとが発狂しそうだったからだ。
もちろん〈転生師〉とかいう変な力についても教えていない。私は先輩の力で異世界の風景を見せられたから信じるようになったが、つい最近死のうとした人間の口から説明されるだけだったら余計心配させてしまう。これ以上おとの心に傷をつけてしまうのは嫌だ。
「えっと……おと?」
「約束」
「?」
「約束して欲しいっす。『もう死のうとしない。何かあったら絶対私に相談する』って。ネットだからどうこうってのはもう無しっす!」
「お、落ち着いて、分かったから!」
ここまで私のことに必死になってくれていることがちょっとだけ嬉しいのは内緒だ。
「もう自殺なんてしません。悩んだらちゃんと相談します」
「誰に?」
お、重いな。デレさせてやりたい。
「いひ、大好きな、お・と・に(はーと)」
「ひゃい⁉︎」
お、チョロいな。
「ししし、仕方ないっすね。こ、今回はこれで許してやるっす」
「うん、ありがと」
「うひょー、感情が眩しいっす!」
おと、あんた私が死のうとしたことでショック受けてない? なんだかいつもよりエモーショナルになり過ぎてるわよ。
「しっかしぴたごらすも金持ちっすよね。早速新しいパソコン買ってもらったなんて」
「そのことなんだけど……」
「ん?」
「これ、私がずっと使ってたパソコンなのよ」
「…………はい?」
「つまり、捨てられたと思ってたパソコンが戻って来たってわけ」
「……理解が追いつかないっす」
私だって何言ってるか分からない。私が愛用していたそれは父が業者に引き取らせたはずだ。もちろん曲のデータなどのバックアップも取らずに(これは私にも責任があるが)。
父の暴挙には死ぬほど腸が煮え繰り返ったがそれでは何も帰ってはこない。生き物もデータも、1度なくなったらそれでお終いなのだ。前者については虚縦軸というバグが現れてしまったが。
だから諦め、開き直っていた。また一から作り直せばいいと。曲は頭に入っている。また機器とソフト一式を揃えて出直せばいい。ただ何となく、次に買うソフトは別のキャラにしたいと思ったが。
異変に気付いたのはこの家に引っ越してきてからだ。原前先生の家でしっかりと確認した筈なのに、ここに到着してから見てみると段ボールが1つ増えていたのだ。しかも引越し業者のロゴも無い。スーパーで手に入るような果物か何かのそれのようだった。
中を開けてみると、ご丁寧にソフト一式をパッケージまで含めて梱包されていた。
「不思議なこともあるもんすね。もしかしてあれっすか?実はお父さんがこっそり……」
「いや、それは無い。絶対に無い」
それだとそもそもあいつがパソコンを捨てる理由が無くなる。
「じゃあ一体誰が」
「さあね。私は別に考えなくてもいいかなって思ってる」
「まあ……それもそうっすね!」
誰かの優しいに助けられた。相手が名乗らないから正体は分からない。だったらそのままでいいじゃないか。求められてもいない、もしかしたら拒まれているかもしれないお礼なんて無理にする必要は無い。私たちは今まで通り作品を作るだけだ。
「それじゃあ次の曲のデモが出来たら連絡するわね」
「了解っす。また最高の絵を描いてやるっす!」
ボカロPになりたいと、そして生きたいと、私なりに足掻き続けた。まだ理想には程遠いけど、少しは素敵な場所に来られたのかもしれない。
「あ、そうだおと」
「ん?」
「ごめんね。無理させちゃって」
「むり?」
「三谷さんがいなくなった日にさ、あんた言ってきたじゃない。何も無かったって言う私に『嘘っすよね?』って」
「ああ、言われてみれば」
「でもその後何も訊かなかった。あれさ、だいぶ無理して堪えたでしょ?」
「ぎくっ」
うむ、分かりやすい反応だ。
そもそも私の事情について興味が無いなら私の嘘なんて無視すればいい。あの時わざわざ嘘だと指摘したのは、本当は踏み込みたかったからだと思う。私の問題に無理矢理入り込んで、自分の手で解決したかったんだと思う。
それをぐっと抑えたのは、私と彼女がネット上だけの付き合いだからだろう。そういう関係ではある程度距離を置くもの。SNSで知り合った相手(本当に私でよかった)に個人情報を喋りまくっていたおとに私が教えたマナーの1つだ。
「あなたに合わないことをさせてしまった。本当にごめんなさい」
「ぴたごらす……」
「音」
「え?」
「十二乗音。私の名前」
「ひとめぐり……おと?」
「そ。あんたのハンドルネームと同じ」
どうして教えたのかは訊かれなかった。きっとおとも分かってくれたんだと思う。
「おと、本名明かしたついでに1ついいこと教えたげる」
「何すか?」
「さっき言った親切な人に助けられてね、こんな考察をしたの。『余計なお世話をしないと助けられないときもある』ってね。おと、あんたは踏み込んでいい。助けていいんだ」
私が助けを求める声を勝手に聞いた虚みたいに、これで彼女が誰かを救ってくれたらどんなに素敵だろう。そんな空想だ。
「よし、じゃああんたも本名教えな」
「思いっきりマナー無視っすか⁉︎」
「何を今更。十彩町在住の小6さん、早く教えてくださいよ」
「しょ、しょうがないっすね。じゃあ言うっすよ。私の名前は――」
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる