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第1章 民間伝承研究部編
転生遺族と自称ライバル8
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私の名前は平方成。
突然だけど、私は今恋をしている。相手はクラスメイトの互除くん。中学生のときに出会って以来大好きなのだ。
「除くん、おはよう!」
「成か、今日も元気だな!」
その元気はあなたからもらっているのよ。ああかっこいい!この熱血感がたまらないんです。私のこと守って欲しい。純粋で真っ直ぐで誰に対しても全然態度を変えずに接してくれてこれって目標決めたら絶対諦めなくて私の声も可愛いって言ってくれて……ああ魅力が止まらない!
思えば私と除くんの出会いは入学式の日。あの時私が…………
…………あれ?除くんのこと考えてたら1日終わってた。いけないいけない、馬鹿になって除くんに嫌われないようにしないと。除くんが知的な女の子が好きなのは知ってるんだ。
少しずつ人がまばらになっていく教室で、今日も一緒に帰るために除くんに声をかける。
「除くん、一緒に帰ろう!」
「……あ、ああ、もちろんだとも成」
あれ?何か元気が無いような。そういや今朝もいつも通りなようで少しだけ元気が無かったような。どうしたんだろ?
帰り道でも家に近づくにつれて除くんの顔はさらに暗くなっていく。こんなの見過ごせるわけがない。
「ねえ除くん」
「ん、何だ?」
「何か悩みでもあるの?」
「…………いや、悩みってわけでもないんだ」
「じゃあやっぱり何かあるんだね」
除くんは強いからきっと我慢してるんだ。でも私は許さない。除くんを困らせるものは私が消してあげないと。
私の思いが通じたのか、除くんは話してくれた。私を絶望させる内容を。
「俺、転校するんだ」
「…………え?」
両親の仕事の関係らしい。何か色々と話した覚えはあるけど全然記憶がない。ただ一言
「成のこと、忘れないから」
そう言われたことだけは嫌になる程覚えていた。多分だけど、走って帰った。
その晩、私は部屋で泣いていた。
何で「好き」って言わなかったんだろう。いや、言ったところでどうなった。結局離れ離れになるのは変わらないじゃないか。そもそも私なんかが除くんにもらってもらえるかなんて分からないし。じゃあどうすれば良かったんだ?いっそ除くんと知り合わなければこんなことにならなかったのか?嫌だ。そんなルートは死んでもごめんだ。そもそも既に出会ってしまって好きになってしまったんだ。この世には「因果律」ってやつがあるから時間軸で自分より以前にあることには干渉できない。
「じゃあ私は、どうすればいいのよ」
除くん以上に好きになれる人なんてきっと見つからない。じゃあこのまま、ずっと大事なものが足らないままで生きていけと?そんなのは無理だ。
除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい………………あれ?
「私、何馬鹿なこと考えてるんだ?そうよ、会いにいけばいいじゃない!」
除くんは別に死んじゃったわけじゃない。ただ家と学校が今と変わるだけだ。住所が分かればいつでも会いに行けるじゃない!まあ死んだら後を追えばいいだけだけど。
携帯番号なんてとっくに知っている。勇気を出して訊いてよかった。自分で調べてたらきっと嫌われちゃったから。
「成じゃないか。こんな遅くにどうしたんだ?」
機械越しでもやっぱり除くんの声は素敵だ。
「うん、あのね除くん、その……引越し先の住所教えてくれないかな?」
「引越し先?」
「うん、ほら、これからは離れ離れになっちゃうけど、偶に手紙とか書きたいし」
本音だ。他に目的があるだけで。
「うーん……そうだな。成に手紙を書いてもらえたら俺も嬉しい」
ななななな何ですとっっっっっ!!!!!
「成?どうしたんだ?急に黙って」
「ああ、ご、ごめん!何でもない」
「そうか。それで向こうの住所なんだが……」
計画通り!
その後、とある休日。
私は鳩乃杜まで来ていた。学校は期末テストが終了し、現在夏休み真っ最中だ。
こっそり遊びに来て除くんをびっくりさせてやろう。
「ええと、確か鳩乃杜高校ももう夏休みだったよね?」
てことはそろそろ下校時間かな?除くんの家は確かあっちだったから……
「……!、、、ーーーーーっんんんん!」
少し遠くに愛しの除くんがいた。ああかっこいい。こっちの制服も似合うなんて!
歓喜していた私だったが、その直後に存在してはならない者を目撃してしまった。
「は?」
女子生徒が1人、除くんの後ろを歩いていた。帰る方向が同じなのか?否、あいつの視線は確実に除くんを捉えている。
「そっか、除くんが好きなのか」
ダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメ許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
除くんに寄ろうとする邪魔な虫をなくすため、私は女の後を静かに追い始めた。
突然だけど、私は今恋をしている。相手はクラスメイトの互除くん。中学生のときに出会って以来大好きなのだ。
「除くん、おはよう!」
「成か、今日も元気だな!」
その元気はあなたからもらっているのよ。ああかっこいい!この熱血感がたまらないんです。私のこと守って欲しい。純粋で真っ直ぐで誰に対しても全然態度を変えずに接してくれてこれって目標決めたら絶対諦めなくて私の声も可愛いって言ってくれて……ああ魅力が止まらない!
思えば私と除くんの出会いは入学式の日。あの時私が…………
…………あれ?除くんのこと考えてたら1日終わってた。いけないいけない、馬鹿になって除くんに嫌われないようにしないと。除くんが知的な女の子が好きなのは知ってるんだ。
少しずつ人がまばらになっていく教室で、今日も一緒に帰るために除くんに声をかける。
「除くん、一緒に帰ろう!」
「……あ、ああ、もちろんだとも成」
あれ?何か元気が無いような。そういや今朝もいつも通りなようで少しだけ元気が無かったような。どうしたんだろ?
帰り道でも家に近づくにつれて除くんの顔はさらに暗くなっていく。こんなの見過ごせるわけがない。
「ねえ除くん」
「ん、何だ?」
「何か悩みでもあるの?」
「…………いや、悩みってわけでもないんだ」
「じゃあやっぱり何かあるんだね」
除くんは強いからきっと我慢してるんだ。でも私は許さない。除くんを困らせるものは私が消してあげないと。
私の思いが通じたのか、除くんは話してくれた。私を絶望させる内容を。
「俺、転校するんだ」
「…………え?」
両親の仕事の関係らしい。何か色々と話した覚えはあるけど全然記憶がない。ただ一言
「成のこと、忘れないから」
そう言われたことだけは嫌になる程覚えていた。多分だけど、走って帰った。
その晩、私は部屋で泣いていた。
何で「好き」って言わなかったんだろう。いや、言ったところでどうなった。結局離れ離れになるのは変わらないじゃないか。そもそも私なんかが除くんにもらってもらえるかなんて分からないし。じゃあどうすれば良かったんだ?いっそ除くんと知り合わなければこんなことにならなかったのか?嫌だ。そんなルートは死んでもごめんだ。そもそも既に出会ってしまって好きになってしまったんだ。この世には「因果律」ってやつがあるから時間軸で自分より以前にあることには干渉できない。
「じゃあ私は、どうすればいいのよ」
除くん以上に好きになれる人なんてきっと見つからない。じゃあこのまま、ずっと大事なものが足らないままで生きていけと?そんなのは無理だ。
除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい除くんに会いたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい一緒にいたい………………あれ?
「私、何馬鹿なこと考えてるんだ?そうよ、会いにいけばいいじゃない!」
除くんは別に死んじゃったわけじゃない。ただ家と学校が今と変わるだけだ。住所が分かればいつでも会いに行けるじゃない!まあ死んだら後を追えばいいだけだけど。
携帯番号なんてとっくに知っている。勇気を出して訊いてよかった。自分で調べてたらきっと嫌われちゃったから。
「成じゃないか。こんな遅くにどうしたんだ?」
機械越しでもやっぱり除くんの声は素敵だ。
「うん、あのね除くん、その……引越し先の住所教えてくれないかな?」
「引越し先?」
「うん、ほら、これからは離れ離れになっちゃうけど、偶に手紙とか書きたいし」
本音だ。他に目的があるだけで。
「うーん……そうだな。成に手紙を書いてもらえたら俺も嬉しい」
ななななな何ですとっっっっっ!!!!!
「成?どうしたんだ?急に黙って」
「ああ、ご、ごめん!何でもない」
「そうか。それで向こうの住所なんだが……」
計画通り!
その後、とある休日。
私は鳩乃杜まで来ていた。学校は期末テストが終了し、現在夏休み真っ最中だ。
こっそり遊びに来て除くんをびっくりさせてやろう。
「ええと、確か鳩乃杜高校ももう夏休みだったよね?」
てことはそろそろ下校時間かな?除くんの家は確かあっちだったから……
「……!、、、ーーーーーっんんんん!」
少し遠くに愛しの除くんがいた。ああかっこいい。こっちの制服も似合うなんて!
歓喜していた私だったが、その直後に存在してはならない者を目撃してしまった。
「は?」
女子生徒が1人、除くんの後ろを歩いていた。帰る方向が同じなのか?否、あいつの視線は確実に除くんを捉えている。
「そっか、除くんが好きなのか」
ダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメ許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
除くんに寄ろうとする邪魔な虫をなくすため、私は女の後を静かに追い始めた。
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ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
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