婚約破棄?勘当?私を嘲笑う人達は私が不幸になる事を望んでいましたが、残念ながら不幸になるのは貴方達ですよ♪

「シャルロッテ、君との婚約は破棄させてもらう。君の代わりにマリアーナと婚約する。これはジラルダ侯爵も了承している。姉妹での婚約者の交代、慰謝料は無しだ。」

「マリアーナとランバルド殿下が婚約するのだ。お前は不要、勘当とする。」

「国王陛下は承諾されているのですか?本当に良いのですか?」

「別に姉から妹に婚約者が変わっただけでジラルダ侯爵家との縁が切れたわけではない。父上も承諾するさっ。」

「お前がジラルダ侯爵家に居る事が、婿入りされるランバルド殿下を不快にするのだ。」

そう言うとお父様、いえジラルダ侯爵は、除籍届けと婚約解消届け、そしてマリアーナとランバルド殿下の婚約届けにサインした。

私を嘲笑って喜んでいる4人の声が可笑しくて笑いを堪えた。

さぁて貴方達はいつまで笑っていられるのかしらね♪
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