【完結】私の事は気にせずに、そのままイチャイチャお続け下さいませ ~私も婚約解消を目指して頑張りますから~

山葵

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番外編2

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領地に戻ると、本当に、屋敷ではなく護衛団の寮に連れていかれた。

「おい、なんだこの狭さは?もっと広い…「当主から新人と同じ扱いでと聞いている。明日から、この服を着る様に」

こいつ領主の息子の俺に何て口の聞き方だ?

「おい!おま…」

「無事に着いた様だなレイライン」

領地で団長を努めているグレイドが入ってきた。

「グレイドか…こいつ…「誰に話している。俺はお前の上司、呼び捨てにするなっ!」

頬を叩かれ、怒鳴られる。

「なっ!」

「侯爵には、身分を気にせず、一団員として扱えと言われている。ここでのお前の地位は一番下だ。まぁ今まで甘やかされ好き放題やって来たお坊っちゃまだ。どこまで持つか楽しみだ!あぁそうだ。侯爵が、使いものにならなかったら、廃嫡すると言っていた。自業自得だなぁー。まぁせいぜい踠いてみろ!ビルダー何も分からんヤツだ、色々と教えてやれ!」

「はい!団長」

くそー!父上のヤツ、俺を最初から見捨てるつもりで領地に戻したなっ!
馬鹿にしやがって!!見てろよ、俺だってやる時はやるんだ!!!

それからのレイラインは、人が変わった様に、鍛錬に励み、力をつけていった。

気が付けば、1年が過ぎていた。

団員の仲間が結婚すると聞いて

「本当なら俺も今頃は…」

1年前までの俺は、本当にどうしようも無い男だった。

ミモルザが、婚約解消したくなるのも分かる。

「ミモルザに、きちんと謝りたいな…」

だが、風の便りで、ミモルザは、ギブソンと結婚したと聞く。

あの時から、ギブソンは、ミモルザを狙っていたもんなぁー。

アイツは、ミモルザを分かっていたんだよな…。

今更、俺が現れても迷惑だろう。

読まずに、破り捨てられるかもしれないが…とペンと紙を出し、文をしたためる。


後日、ミモルザから、返事が来た。

もう気にしていません。貴方を許すと…。

ギブソンと幸せなのだと分かる。

俺は、尊き者を自ら手放したのだと後悔した。


それからのレイラインは、学業にも力を入れた。

5年後には、ロベルトよりも優秀で腕の立つ男になっていた。

リブルート侯爵とロベルトは、レイラインに後を継がそうとしたが、レイラインは、首をふり、領地から王都に戻る事はしなかった。


                                        END

*****
レイラインを ざまぁ!にしようと思っていたのですが…なぜか更生させてしまいました。

最後まで読んで頂き ありがとうございました。
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