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最終話 そして伝説へ...
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英雄アレクとお供のアッシュは決戦の朝、ドラゴンの背中に乗って悪魔の居城へ向かった。
入口では悪魔が待っていてくれた。
「おはよう。死ね」
「え、うそ~」
悪魔の炎にあぶられて火傷を負う。
命からがらドラゴンに乗って逃げだす。
あ、アッシュが日記を落としてしまった。
「日記が…でも取りに行く余裕なんて無い!」
「いやいや、迷う必要もない。逃げるんだ!」
近くの村へ逃げ帰り、火傷を直している間に勇者が悪魔を倒したという噂が流れた。
「……俺達の戦いは何だったんだ」
「潜在能力を開放した意味は?」
その後、落とした日記が勇者に拾われて世の中に公開された。
アレクとアッシュの墓も立てられてしまった。
観光名所になってしまった墓の前に立つ。
中身の入っていない自分たちの墓。
「こんな伝説は……嫌だな」
どうやら今回は、英雄より勇者の方が優れていた様だった。
地元の名物料理を食べて家に帰った。
入口では悪魔が待っていてくれた。
「おはよう。死ね」
「え、うそ~」
悪魔の炎にあぶられて火傷を負う。
命からがらドラゴンに乗って逃げだす。
あ、アッシュが日記を落としてしまった。
「日記が…でも取りに行く余裕なんて無い!」
「いやいや、迷う必要もない。逃げるんだ!」
近くの村へ逃げ帰り、火傷を直している間に勇者が悪魔を倒したという噂が流れた。
「……俺達の戦いは何だったんだ」
「潜在能力を開放した意味は?」
その後、落とした日記が勇者に拾われて世の中に公開された。
アレクとアッシュの墓も立てられてしまった。
観光名所になってしまった墓の前に立つ。
中身の入っていない自分たちの墓。
「こんな伝説は……嫌だな」
どうやら今回は、英雄より勇者の方が優れていた様だった。
地元の名物料理を食べて家に帰った。
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