1人生活なので自由な生き方を謳歌する

さっちさん

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ダンと話し合って色々決めた後、単発で仕事を依頼したいとの事だったぎて直ぐには決められないとか。
明日、改めて店に来て欲しいとの事なので取り決めた内容の契約書を持って明日、改める事にした。
「さて、とりあえずの仕事は決まったしギルドで家に住む手続きでもしようかな」
魔道具を鑑定した時に申し訳ないとは思いつつ、ダンを鑑定したけど嘘はついてないし、私に悪意が無いのは確認出来た。
元冒険者と言ってたけどBランクと出たので恐らく今でも現役で行けるのだろう。
ギルドの信用が無いとBランクには成れないので人間性も問題ないと思う。
とりあえず商業ギルドに向かい家の事の手続きを終わらせる事にした。
受付に行き、管理の契約について相談する。
一時停止の措置が取れるとの事なので完全に解約せずに一旦止める事にした。
今はギルドの許可者しか入れない様になっているのでそれを解除してもらう為、ギルド職員と家に向かう事になった。
「では解除しますのでその後、ビビさんがここに魔力を登録してください。」
魔力登録を行うと私の許可で入室の可否が決められる。
店舗エリアと居住エリアの二重構成で魔法陣が組まれており、一旦両方を解除、その後登録する。
魔法陣の設定パネルについて使い方を教えて貰う。
「これで手続きは終了です。こちらでお店をされるのならギルドに申請が必要になります。」
「でしたら届出がしたいのですが何か必要な物はありますか?」
「出店に必要な物は書類一枚書いてもらえたら大丈夫ですが売上に対して税金が必要となりますので収益の報告が毎年必要となります。」
そこからツラツラと説明を聞き、出店許可証を発行してもらいに改めてギルドに行く必要がある事が分かった。
ギルド職員と一緒に出店に関しての書類を提出する為、再度ギルドに向かう。
ついでに店舗名の届出が必要なので店の名前は『魔道具のリペア』にした。
修理、修繕が主になりそうなのでここら辺りが妥当かなと思うから。
そうなると次は看板が必要になる。
ギルドで看板屋さんを紹介してもらい、そちらに向かう事にした。

「こんにちは。看板を注文したいんですけど」
お店に入ってカウンターから中へ声をかけると男性からの返事があった。
「はいはーい、ちょっとお待ちを」
店内を見学しているといかにも職人な人が中から出てきた。
「呼んだのは嬢ちゃんか?」
「そうです。店舗に看板お願いしたいんですけど」
「デザインの指定とかあるかい?」
「特には、、、どんなものが出来ますか?」
職人から見本帳を渡されてそこからある程度のデザインを選んで欲しいとの事。
家の感じに合いそうなシンプルな物を選ぶ。
「完全までどのくらいかかりますか?」
「コレなら1週間程度で出来るだろう。設置予定の店を事前に確認したいんだが何処の辺りだ?」
店の場所を説明し、明日朝からサイズを計りたいとの事で待ち合わせの約束をして宿に帰る事にした。


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