201 / 202
ヤンヤンに帰省
201.
しおりを挟む
ククルが熱を出してから3日たった。
多少はマシになったみたいだがいつもより回復が遅い。
今日の午後にはハナ達が戻るのでソルのところに向かいたい。
薬のストックが明日には底をつく。
その後、どうなったのか確認したいのだ。
「アイザック様、ただいま戻りました」
昼食後、リビングにて寛いでいるとハナ達が戻ってきた。
とりあえず3日間の事を説明し、この後の予定を伝える。
ハナはククルのところにユミンは家中の仕事にと向かったのでソルを訪ねる事にした。
研究所に着くと応接室に通され、暫くすると彼が現れた。
「急にすいません」
「いえ、こちらこそなんの連絡もせずに申し訳ないです。で、所長からの指示ですが中々上手く行ってないのが現状ですね」
連絡が無かったことから察してはいたがやっぱり薬は出来上がって無かった。
「そうですか。実は明日でストックも底をつきそうでちょっと焦ってるんです。」
「そうでしたか。とりあえず試作品はお渡ししておきます。市販の物よりかは幾分マシかも知れませんので」
とりあえず薬を受け取り完成するまで様子を見る事になった。
「まだ、回復の兆しは無いのですか?」
「多少はマシになった様に思うがイマイチでね。」
ため息混じりに返答し、研究所を後にした。
一応、もしかしたらアドバイスが貰えるかもと教会に足を運びネル様に会いに行く。
「アイザックさん、こんにちは」
「ネル様お会い出来て良かったです。ククルの事で相談に来ました」
一応、経緯を説明し何か出来ることは無いか尋ねてみる。
「そうですね。今回は疲れからの影響が大きいので無理に回復させるよりは時間に任せてみるのが良いかと思います。これ以上悪化する事は無いですし、、、
薬に頼り過ぎるよりはいつもより効きが弱い程度で自然治癒させた方がよろしいかと思いますよ」
特に解決策は見つからなかったけどこれ以上悪化しない事と薬の事が少し解ったのでちょっと安心した。
ネル様にお別れの挨拶をし、邸に戻った。
「ククル、体調は?」
「ん、、、」
ハナとユミンに帰宅を知らせてククルの部屋に向かうと起きてた様でこちらを見ている。
調子はイマイチ見たいだけととりあえずソルからの薬を見せてネル様から聞いた話を伝える。
「ん、わかった」
「もう少し寝ているかい」
「ん、そうする」
そのままゴソゴソ布団に潜ってしまったので部屋を後にした。
多少はマシになったみたいだがいつもより回復が遅い。
今日の午後にはハナ達が戻るのでソルのところに向かいたい。
薬のストックが明日には底をつく。
その後、どうなったのか確認したいのだ。
「アイザック様、ただいま戻りました」
昼食後、リビングにて寛いでいるとハナ達が戻ってきた。
とりあえず3日間の事を説明し、この後の予定を伝える。
ハナはククルのところにユミンは家中の仕事にと向かったのでソルを訪ねる事にした。
研究所に着くと応接室に通され、暫くすると彼が現れた。
「急にすいません」
「いえ、こちらこそなんの連絡もせずに申し訳ないです。で、所長からの指示ですが中々上手く行ってないのが現状ですね」
連絡が無かったことから察してはいたがやっぱり薬は出来上がって無かった。
「そうですか。実は明日でストックも底をつきそうでちょっと焦ってるんです。」
「そうでしたか。とりあえず試作品はお渡ししておきます。市販の物よりかは幾分マシかも知れませんので」
とりあえず薬を受け取り完成するまで様子を見る事になった。
「まだ、回復の兆しは無いのですか?」
「多少はマシになった様に思うがイマイチでね。」
ため息混じりに返答し、研究所を後にした。
一応、もしかしたらアドバイスが貰えるかもと教会に足を運びネル様に会いに行く。
「アイザックさん、こんにちは」
「ネル様お会い出来て良かったです。ククルの事で相談に来ました」
一応、経緯を説明し何か出来ることは無いか尋ねてみる。
「そうですね。今回は疲れからの影響が大きいので無理に回復させるよりは時間に任せてみるのが良いかと思います。これ以上悪化する事は無いですし、、、
薬に頼り過ぎるよりはいつもより効きが弱い程度で自然治癒させた方がよろしいかと思いますよ」
特に解決策は見つからなかったけどこれ以上悪化しない事と薬の事が少し解ったのでちょっと安心した。
ネル様にお別れの挨拶をし、邸に戻った。
「ククル、体調は?」
「ん、、、」
ハナとユミンに帰宅を知らせてククルの部屋に向かうと起きてた様でこちらを見ている。
調子はイマイチ見たいだけととりあえずソルからの薬を見せてネル様から聞いた話を伝える。
「ん、わかった」
「もう少し寝ているかい」
「ん、そうする」
そのままゴソゴソ布団に潜ってしまったので部屋を後にした。
420
お気に入りに追加
2,584
あなたにおすすめの小説

アラヒフおばさんのゆるゆる異世界生活
ゼウママ
ファンタジー
50歳目前、突然異世界生活が始まる事に。原因は良く聞く神様のミス。私の身にこんな事が起こるなんて…。
「ごめんなさい!もう戻る事も出来ないから、この世界で楽しく過ごして下さい。」と、言われたのでゆっくり生活をする事にした。
現役看護婦の私のゆっくりとしたどたばた異世界生活が始まった。
ゆっくり更新です。はじめての投稿です。
誤字、脱字等有りましたらご指摘下さい。

領主にならないとダメかなぁ。冒険者が良いんです本当は。
さっちさん
ファンタジー
アズベリー領のミーナはとある事情により両親と旅をしてきた。
しかし、事故で両親を亡くし、実は領主だった両親の意志を幼いながらに受け継ぐため、一人旅を続ける事に。
7歳になると同時に叔父様を通して王都を拠点に領地の事ととある事情の為に学園に通い、知識と情報を得る様に言われた。
ミーナも仕方なく、王都に向かい、コレからの事を叔父と話をしようと動き出したところから始まります。
★作品を読んでくださった方ありがとうございます。不定期投稿とはなりますが一生懸命進めていく予定です。
皆様応援よろしくお願いします

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。

チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。

女神の代わりに異世界漫遊 ~ほのぼの・まったり。時々、ざまぁ?~
大福にゃここ
ファンタジー
目の前に、女神を名乗る女性が立っていた。
麗しい彼女の願いは「自分の代わりに世界を見て欲しい」それだけ。
使命も何もなく、ただ、その世界で楽しく生きていくだけでいいらしい。
厳しい異世界で生き抜く為のスキルも色々と貰い、食いしん坊だけど優しくて可愛い従魔も一緒!
忙しくて自由のない女神の代わりに、異世界を楽しんでこよう♪
13話目くらいから話が動きますので、気長にお付き合いください!
最初はとっつきにくいかもしれませんが、どうか続きを読んでみてくださいね^^
※お気に入り登録や感想がとても励みになっています。 ありがとうございます!
(なかなかお返事書けなくてごめんなさい)
※小説家になろう様にも投稿しています

家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる