157 / 202
新たな挑戦へ
157.
しおりを挟む
「ハナ、ただいま」
「おかえりなさいませ。お客様方もようこそいらっしゃいました」
今日はダックもメイシャンも、我が家に泊まる。
明日は街になる予定地を視察して明後日からダンジョンに行くらしい。
結局、アイザックも行くみたいでその間に私は薬草園の整備をする。
明日の視察時にダックに場所の確認をしてもらい、ゴーレムズ達と作業を進める予定だ。
ダック達は荷物を置いたらギルドに行くとの事で一旦、別れて行動する事になった。
「アイザック、薬草園の場所見に行こうよ」
「はいはい」
ゴーレムズのところに行くとみんながこっちに寄ってきた。
#おかえり、主待ってたの#
「ただいま、お待たせだね」
みんなに薬草園予定地を案内してもらう。
研究室の隣、我が家の反対側が良いとこの子達が言っているのでとりあえずそこまで行ってみた。
#ここが良いよ#
質の良い土らしく、薬草を育てるのに適しているとか。
少し行くと小川があるのでそこから水路を引いたら良いらしい。
街を広げる予定地とも被って無いし、家からも近いので管理はしやすい。
ガーデンからの要望で仲間を集めてやりたいとか。
アイザックに聞いたら呆れているけど好きにしたら良いとの事だ。
明日の視察時に提案してみようと言う事になったのでとりあえずお家に帰った。
夕食時にはダック達も戻ってきたのでみんなで一緒に食べる。
流石にハナは逃げていったがまあ仕方がない。
食事の間にお風呂も準備してくれたので順番に入る事にした。
「なあ、ククル。ワシもここに住みたい」
「ダメ!」
ダックからの申し出は瞬時に断った。
メイシャンが苦笑いしつつこちらを眺めている。
「あー、ククルが冷たい」
「そんな事、許可出来るわけないでしょ。前もって教えてくれるならたまに遊びにくる位は許可するよ」
そんなして騒いでたらアイザックがお風呂から出てきたのでハナと一緒に入る事にした。
お風呂の時間が普段より遅いものだから途中から眠たくなってきた。
頭を乾かしてもらい、半分瞼が落ちたまま、リビングへ顔を出し、挨拶して部屋に引っ込んだ。
そのまま直ぐにベットに潜り込んだのだ。
今日の視察はサラさんが案内役をしてる ので私は薬草園の予定地でみんなの到着を待つ事にした。
「あ、アイザックきたよ」
「ククル、待たせたな。で、ここが薬草園の予定地か」
「そう、ここら辺り一帯に薬草を植えて温室を作って、、、」
ククルはゴーレムズの事も合わせて説明する。
「ふむ、人は雇わないのか」
「全てをゴーレムは大変だし、人も雇う予定かな。最初はとりあえずゴーレムズで整えて落ち着いたら人に教えて行くつもりだよ」
属性に寄って役割も違うし、まだまだこれから考える事が多い。
「まあ、それなら許可しようか。但し、半年毎に報告書を上げる事。」
「了解致しました。ありがとうね。ダック」
許可が貰えたので明日から早速取り掛かる事にした。
翌日は朝からダンジョン組みは出ていった。
私はハナを連れて薬草園にいく。
先ずはガーデンに仲間を呼んでもらう事にした。
#今回は4人呼ぶね。1人はお姉さん用だよ#
ハナにも1体契約してもらい、通信にも役立てる事にした。
アイザックのところの子と合わせて9体になる。
庭に3体、ここに6体らしい。
そろそろ見分けがつきにくいのでこの子達に服を作る事にした。
私の子はワナン、サッタ、ウルスと名づけ、ハナの子はマナタと決まった。
ガーデン、シトー、マナタがお庭の子で残りのノイズ、ウィン、ワナン、サッタ、ウルス、ラータンが薬草園で作業する事になった。
先ずは薬草園の外柵を作る。
2メートル位の高さで大体の広さで囲っていく。
入口になる所には扉を付けて勝手に出入り出来ない様にした。
次に上の部分は結界を張り、侵入者や害のある者は入れない様にした。
普通の虫や動物、魔獣でも害の無いものは入る事ができる。
この結界についてはネル様から頂いた副産物だ。
維持する魔力は魔石と自然の魔素でいける。
時々、魔石に魔力を充電すれば良いだけなので管理も便利だ。
外柵が出来たので次は中に温室を作る事にした。
ゴーレムズが一斉に土魔法でガラスの小屋を組み立てていく。
私の従魔が中心になっているのでイメージが伝わる分、思った通りのが仕上がった。
続いて、素材の保管小屋を建てる。
トレンドを使用する事によって丈夫なものが仕上がった。
この小屋には品質が保てる様に付与魔法を施す。
「こんなもんかな」
「ククル様、休憩場所もお造りになっては如何ですか」
「そうだね、雨風が凌げる様にしとくね」
屋根と三辺が壁になっている東屋を作成する。
大きめのテーブルと椅子に4人掛け程度のサイズを2組準備した。
後は薬草を植えてからところどころ座って休憩できる様にベンチを設置する予定となった。
「完成!」
「お疲れ様でした」
全体を見渡すと植物園の様な感じになった。
今日の作業はここまでにして続きは明日以降に持ち越すことにした。
「おかえりなさいませ。お客様方もようこそいらっしゃいました」
今日はダックもメイシャンも、我が家に泊まる。
明日は街になる予定地を視察して明後日からダンジョンに行くらしい。
結局、アイザックも行くみたいでその間に私は薬草園の整備をする。
明日の視察時にダックに場所の確認をしてもらい、ゴーレムズ達と作業を進める予定だ。
ダック達は荷物を置いたらギルドに行くとの事で一旦、別れて行動する事になった。
「アイザック、薬草園の場所見に行こうよ」
「はいはい」
ゴーレムズのところに行くとみんながこっちに寄ってきた。
#おかえり、主待ってたの#
「ただいま、お待たせだね」
みんなに薬草園予定地を案内してもらう。
研究室の隣、我が家の反対側が良いとこの子達が言っているのでとりあえずそこまで行ってみた。
#ここが良いよ#
質の良い土らしく、薬草を育てるのに適しているとか。
少し行くと小川があるのでそこから水路を引いたら良いらしい。
街を広げる予定地とも被って無いし、家からも近いので管理はしやすい。
ガーデンからの要望で仲間を集めてやりたいとか。
アイザックに聞いたら呆れているけど好きにしたら良いとの事だ。
明日の視察時に提案してみようと言う事になったのでとりあえずお家に帰った。
夕食時にはダック達も戻ってきたのでみんなで一緒に食べる。
流石にハナは逃げていったがまあ仕方がない。
食事の間にお風呂も準備してくれたので順番に入る事にした。
「なあ、ククル。ワシもここに住みたい」
「ダメ!」
ダックからの申し出は瞬時に断った。
メイシャンが苦笑いしつつこちらを眺めている。
「あー、ククルが冷たい」
「そんな事、許可出来るわけないでしょ。前もって教えてくれるならたまに遊びにくる位は許可するよ」
そんなして騒いでたらアイザックがお風呂から出てきたのでハナと一緒に入る事にした。
お風呂の時間が普段より遅いものだから途中から眠たくなってきた。
頭を乾かしてもらい、半分瞼が落ちたまま、リビングへ顔を出し、挨拶して部屋に引っ込んだ。
そのまま直ぐにベットに潜り込んだのだ。
今日の視察はサラさんが案内役をしてる ので私は薬草園の予定地でみんなの到着を待つ事にした。
「あ、アイザックきたよ」
「ククル、待たせたな。で、ここが薬草園の予定地か」
「そう、ここら辺り一帯に薬草を植えて温室を作って、、、」
ククルはゴーレムズの事も合わせて説明する。
「ふむ、人は雇わないのか」
「全てをゴーレムは大変だし、人も雇う予定かな。最初はとりあえずゴーレムズで整えて落ち着いたら人に教えて行くつもりだよ」
属性に寄って役割も違うし、まだまだこれから考える事が多い。
「まあ、それなら許可しようか。但し、半年毎に報告書を上げる事。」
「了解致しました。ありがとうね。ダック」
許可が貰えたので明日から早速取り掛かる事にした。
翌日は朝からダンジョン組みは出ていった。
私はハナを連れて薬草園にいく。
先ずはガーデンに仲間を呼んでもらう事にした。
#今回は4人呼ぶね。1人はお姉さん用だよ#
ハナにも1体契約してもらい、通信にも役立てる事にした。
アイザックのところの子と合わせて9体になる。
庭に3体、ここに6体らしい。
そろそろ見分けがつきにくいのでこの子達に服を作る事にした。
私の子はワナン、サッタ、ウルスと名づけ、ハナの子はマナタと決まった。
ガーデン、シトー、マナタがお庭の子で残りのノイズ、ウィン、ワナン、サッタ、ウルス、ラータンが薬草園で作業する事になった。
先ずは薬草園の外柵を作る。
2メートル位の高さで大体の広さで囲っていく。
入口になる所には扉を付けて勝手に出入り出来ない様にした。
次に上の部分は結界を張り、侵入者や害のある者は入れない様にした。
普通の虫や動物、魔獣でも害の無いものは入る事ができる。
この結界についてはネル様から頂いた副産物だ。
維持する魔力は魔石と自然の魔素でいける。
時々、魔石に魔力を充電すれば良いだけなので管理も便利だ。
外柵が出来たので次は中に温室を作る事にした。
ゴーレムズが一斉に土魔法でガラスの小屋を組み立てていく。
私の従魔が中心になっているのでイメージが伝わる分、思った通りのが仕上がった。
続いて、素材の保管小屋を建てる。
トレンドを使用する事によって丈夫なものが仕上がった。
この小屋には品質が保てる様に付与魔法を施す。
「こんなもんかな」
「ククル様、休憩場所もお造りになっては如何ですか」
「そうだね、雨風が凌げる様にしとくね」
屋根と三辺が壁になっている東屋を作成する。
大きめのテーブルと椅子に4人掛け程度のサイズを2組準備した。
後は薬草を植えてからところどころ座って休憩できる様にベンチを設置する予定となった。
「完成!」
「お疲れ様でした」
全体を見渡すと植物園の様な感じになった。
今日の作業はここまでにして続きは明日以降に持ち越すことにした。
201
お気に入りに追加
2,585
あなたにおすすめの小説

アラヒフおばさんのゆるゆる異世界生活
ゼウママ
ファンタジー
50歳目前、突然異世界生活が始まる事に。原因は良く聞く神様のミス。私の身にこんな事が起こるなんて…。
「ごめんなさい!もう戻る事も出来ないから、この世界で楽しく過ごして下さい。」と、言われたのでゆっくり生活をする事にした。
現役看護婦の私のゆっくりとしたどたばた異世界生活が始まった。
ゆっくり更新です。はじめての投稿です。
誤字、脱字等有りましたらご指摘下さい。

領主にならないとダメかなぁ。冒険者が良いんです本当は。
さっちさん
ファンタジー
アズベリー領のミーナはとある事情により両親と旅をしてきた。
しかし、事故で両親を亡くし、実は領主だった両親の意志を幼いながらに受け継ぐため、一人旅を続ける事に。
7歳になると同時に叔父様を通して王都を拠点に領地の事ととある事情の為に学園に通い、知識と情報を得る様に言われた。
ミーナも仕方なく、王都に向かい、コレからの事を叔父と話をしようと動き出したところから始まります。
★作品を読んでくださった方ありがとうございます。不定期投稿とはなりますが一生懸命進めていく予定です。
皆様応援よろしくお願いします

スキルポイントが無限で全振りしても余るため、他に使ってみます
銀狐
ファンタジー
病気で17歳という若さで亡くなってしまった橘 勇輝。
死んだ際に3つの能力を手に入れ、別の世界に行けることになった。
そこで手に入れた能力でスキルポイントを無限にできる。
そのため、いろいろなスキルをカンストさせてみようと思いました。
※10万文字が超えそうなので、長編にしました。

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*無断転載、無断翻訳を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。

チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL

女神の代わりに異世界漫遊 ~ほのぼの・まったり。時々、ざまぁ?~
大福にゃここ
ファンタジー
目の前に、女神を名乗る女性が立っていた。
麗しい彼女の願いは「自分の代わりに世界を見て欲しい」それだけ。
使命も何もなく、ただ、その世界で楽しく生きていくだけでいいらしい。
厳しい異世界で生き抜く為のスキルも色々と貰い、食いしん坊だけど優しくて可愛い従魔も一緒!
忙しくて自由のない女神の代わりに、異世界を楽しんでこよう♪
13話目くらいから話が動きますので、気長にお付き合いください!
最初はとっつきにくいかもしれませんが、どうか続きを読んでみてくださいね^^
※お気に入り登録や感想がとても励みになっています。 ありがとうございます!
(なかなかお返事書けなくてごめんなさい)
※小説家になろう様にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる