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新たな挑戦へ
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おじいちゃんとの話からそろそろ1ヶ月がたつ。
ギルドや私の住居が出来上がるとの事なので一度、街に移動する事になった。
明後日、王城で許可証をもらい、来週マーサスとドルフ、ギルド職員数名と共に向かうとの事。
その時にギルドマスター予定の人を紹介してもらえる。
今回の滞在予定期間は短く3日を予定している。
とりあえず、一度見てから必要な物をリストアップし、買い揃えて向かうとか。
私はある程度の家具や寝具の材料を収納に準備している。
「ククル、今日は許可証をもらいにいったら一度ワグリアナ邸に行ってユミンの事、準備してやらなくてはならないからな」
「そだね。ナタリア様が張り切ってそうだし。」
どうやら女の子というだけでナタリア様は領地から王都に移りたいといっているらしい。
可愛がってもらえるのは嬉しいしそっとしている。
ルーズベルト邸に行き、おじいちゃんと合流して王城に向かった。
今回はしっかり謁見の間に通されて恭しく受け取る事になった。
街の名前が発表され、『ヤンヤン』と命名された街は代表がククル、第七領管轄となった。
集まっていた人達から代表が子供と言う点について意見がでる。
「皆の意見も最もだがヤンヤンには王城研究室の分室を建てる予定だ。ククルにはそこで古代薬の研究を専門にしてもらう。今、古代薬の復元に最も優れているのはコイツだ。ここで研究室長に任命する。」
更に騒ついた。
コレについては誰も説明を受けてなかったのでビックリだ。
「ルーズベルトとワグリアナが後見している薬師に何か不満があるか?細かい部分は公表出来ないが他の薬師には真似できない実力があるのは俺が保証する。それでも文句のある奴は申し出よ」
静かになった。
その中でおずおずと発言の許可を申し出るものがいる。
「陛下にお尋ねします。その様な街なら薬師ギルドも設置の許可を頂きたいのですが」
見た事ある人だなと思ったら薬師ギルドの統括マスターだ。
「ふむ、何か利点があるのか」
「はい、そこのククルは非常に状態の良い薬草の納品が可能で実績もあります。研究室が出来るのなら当然薬師も滞在するわけですから是非協力させてください」
「よかろう。申し出許可する」
どうやら薬師ギルドも出来るみたいだ。
最後に此処での詳細については私が子供だからと言うのもあり守秘義務を守る様言い伝えられた。
「ククル、まあそんなに不貞腐れるな」
「だって、ダックが、いらんこと言うから」
今はダックの執務室にお邪魔している。
「ほれ、コレをやるから」
徐ろに出された物を受け取り確認すると研究室長の証だった。
「それが有れば位的には男爵と同等だ。個人的な身分がある方が良い時もある。ついでにほれ、コレはアイザックの分だ」
アイザックには騎士爵の証が渡された様でこちらについても顔を顰めている。
「お前も公爵の次男では弱いだろ。ついでだ」
ケラケラ笑いながら渡しているが良いのかコレで。
「俺まで?意味がわからん」
「まあな、身分を笠にごちゃごちゃいう奴は多いからな。ククルを保護するなら持っててそんは無いぞ。」
「まあ、確かにな。どうせ阿呆な奴らはククルを囲みたいと考えそうだし。実力行使のあとに身分を出されたら面倒事が増えるだけだしな。侯爵あたりならそんな馬鹿な事はしないだろうが他はわからんか」
あり得る話なので大人しく貰っておく事にした。
一代限りの爵位なので不要になったら返却しても良いとの事だ。
「で、ククルここからは相談なんだがこないだの回復ポーションを月に10本で良いから王城に納品してくれないか。それで研究室の維持費を賄う形なら文句も出ないし有効利用出来る」
内々にポーションを納品して実力で抑え込める様にしておきたいみたいだ。
「いくらで?」
「そうだなぁ。売価は一本30000Gときいているが」
一本で平民、1ヶ月分の生活ができる程の金額になるらしく王城納品はここから2割引で卸す事にした。
1ヶ月240000Gと国からの支援金が260000G出ると言う。
「国からは研究者の給料だけで良いよ。多分、そんなに要らないかな」
私の考えでは欲しい薬草は王城研究室に来たら置いてるしなんなら栽培出来る。
建物を維持する為の費用は国持ちだからポーションの売り上げだけで十分だ。
それならと王城にてプールしておくから追加で必要な時は申請する様に言われた。
ダックとの話し合いが終わったのでとりあえずおじいちゃんのところに向かう。
「ただいま」
「2人共お疲れ様」
「公爵もお疲れ様です」
おじいちゃんも謁見での話は知らなかった様であの後随分他の貴族から質問攻めにあい、大変だったらしい。
私の事も聞かれたみたいで適当にはぐらかして逃げ帰ったとか。
来週の視察のすり合わせをし、帰宅する事にした。
「アイザック、明日は教会に行きたい」
「ネル様に報告かい?」
「そうなの。後は教会を建てたいからお伺いしようかと」
当たり前だが教会は必要だと思う。
一度ネル様に確認したいのだ。
翌日、教会を訪れた。
「ネル様こんにちは」
「こんにちは。今日はどうしましたか」
そこからネル様にヤンヤンの事を話し、教会を建てても良いか訪ねる。
「是非、お願いします。ククルさん、コレをお渡ししておきます。祈りの間にこちらを置いてください」
ネル様から石を渡された。
コレが指標となり呼ばれたら解るのだとか。
何処の教会でも置いてあるそうで普通はネル様から新しい教会を見つけた時に祭壇にはめているらしく、建設から渡している訳では無いとか。
「ククルさんとはいつでもお話したいですから先にお渡ししておきます。落ち着いたらこちらを祭壇に置いてください」
「ありがとうございます」
教会を建てる許可も貰えた。
アイザックに聞くと主要な建物の建設に目処がついたら住居と教会の建設が始まるらしい。
教会が出来る頃には神官が決まるらしいのでそこは気にしなくても大丈夫だとか。
まだまだ忙しい日々が続きそうだ。
ギルドや私の住居が出来上がるとの事なので一度、街に移動する事になった。
明後日、王城で許可証をもらい、来週マーサスとドルフ、ギルド職員数名と共に向かうとの事。
その時にギルドマスター予定の人を紹介してもらえる。
今回の滞在予定期間は短く3日を予定している。
とりあえず、一度見てから必要な物をリストアップし、買い揃えて向かうとか。
私はある程度の家具や寝具の材料を収納に準備している。
「ククル、今日は許可証をもらいにいったら一度ワグリアナ邸に行ってユミンの事、準備してやらなくてはならないからな」
「そだね。ナタリア様が張り切ってそうだし。」
どうやら女の子というだけでナタリア様は領地から王都に移りたいといっているらしい。
可愛がってもらえるのは嬉しいしそっとしている。
ルーズベルト邸に行き、おじいちゃんと合流して王城に向かった。
今回はしっかり謁見の間に通されて恭しく受け取る事になった。
街の名前が発表され、『ヤンヤン』と命名された街は代表がククル、第七領管轄となった。
集まっていた人達から代表が子供と言う点について意見がでる。
「皆の意見も最もだがヤンヤンには王城研究室の分室を建てる予定だ。ククルにはそこで古代薬の研究を専門にしてもらう。今、古代薬の復元に最も優れているのはコイツだ。ここで研究室長に任命する。」
更に騒ついた。
コレについては誰も説明を受けてなかったのでビックリだ。
「ルーズベルトとワグリアナが後見している薬師に何か不満があるか?細かい部分は公表出来ないが他の薬師には真似できない実力があるのは俺が保証する。それでも文句のある奴は申し出よ」
静かになった。
その中でおずおずと発言の許可を申し出るものがいる。
「陛下にお尋ねします。その様な街なら薬師ギルドも設置の許可を頂きたいのですが」
見た事ある人だなと思ったら薬師ギルドの統括マスターだ。
「ふむ、何か利点があるのか」
「はい、そこのククルは非常に状態の良い薬草の納品が可能で実績もあります。研究室が出来るのなら当然薬師も滞在するわけですから是非協力させてください」
「よかろう。申し出許可する」
どうやら薬師ギルドも出来るみたいだ。
最後に此処での詳細については私が子供だからと言うのもあり守秘義務を守る様言い伝えられた。
「ククル、まあそんなに不貞腐れるな」
「だって、ダックが、いらんこと言うから」
今はダックの執務室にお邪魔している。
「ほれ、コレをやるから」
徐ろに出された物を受け取り確認すると研究室長の証だった。
「それが有れば位的には男爵と同等だ。個人的な身分がある方が良い時もある。ついでにほれ、コレはアイザックの分だ」
アイザックには騎士爵の証が渡された様でこちらについても顔を顰めている。
「お前も公爵の次男では弱いだろ。ついでだ」
ケラケラ笑いながら渡しているが良いのかコレで。
「俺まで?意味がわからん」
「まあな、身分を笠にごちゃごちゃいう奴は多いからな。ククルを保護するなら持っててそんは無いぞ。」
「まあ、確かにな。どうせ阿呆な奴らはククルを囲みたいと考えそうだし。実力行使のあとに身分を出されたら面倒事が増えるだけだしな。侯爵あたりならそんな馬鹿な事はしないだろうが他はわからんか」
あり得る話なので大人しく貰っておく事にした。
一代限りの爵位なので不要になったら返却しても良いとの事だ。
「で、ククルここからは相談なんだがこないだの回復ポーションを月に10本で良いから王城に納品してくれないか。それで研究室の維持費を賄う形なら文句も出ないし有効利用出来る」
内々にポーションを納品して実力で抑え込める様にしておきたいみたいだ。
「いくらで?」
「そうだなぁ。売価は一本30000Gときいているが」
一本で平民、1ヶ月分の生活ができる程の金額になるらしく王城納品はここから2割引で卸す事にした。
1ヶ月240000Gと国からの支援金が260000G出ると言う。
「国からは研究者の給料だけで良いよ。多分、そんなに要らないかな」
私の考えでは欲しい薬草は王城研究室に来たら置いてるしなんなら栽培出来る。
建物を維持する為の費用は国持ちだからポーションの売り上げだけで十分だ。
それならと王城にてプールしておくから追加で必要な時は申請する様に言われた。
ダックとの話し合いが終わったのでとりあえずおじいちゃんのところに向かう。
「ただいま」
「2人共お疲れ様」
「公爵もお疲れ様です」
おじいちゃんも謁見での話は知らなかった様であの後随分他の貴族から質問攻めにあい、大変だったらしい。
私の事も聞かれたみたいで適当にはぐらかして逃げ帰ったとか。
来週の視察のすり合わせをし、帰宅する事にした。
「アイザック、明日は教会に行きたい」
「ネル様に報告かい?」
「そうなの。後は教会を建てたいからお伺いしようかと」
当たり前だが教会は必要だと思う。
一度ネル様に確認したいのだ。
翌日、教会を訪れた。
「ネル様こんにちは」
「こんにちは。今日はどうしましたか」
そこからネル様にヤンヤンの事を話し、教会を建てても良いか訪ねる。
「是非、お願いします。ククルさん、コレをお渡ししておきます。祈りの間にこちらを置いてください」
ネル様から石を渡された。
コレが指標となり呼ばれたら解るのだとか。
何処の教会でも置いてあるそうで普通はネル様から新しい教会を見つけた時に祭壇にはめているらしく、建設から渡している訳では無いとか。
「ククルさんとはいつでもお話したいですから先にお渡ししておきます。落ち着いたらこちらを祭壇に置いてください」
「ありがとうございます」
教会を建てる許可も貰えた。
アイザックに聞くと主要な建物の建設に目処がついたら住居と教会の建設が始まるらしい。
教会が出来る頃には神官が決まるらしいのでそこは気にしなくても大丈夫だとか。
まだまだ忙しい日々が続きそうだ。
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