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王都
122.
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「ハナ、行ってくるね」
「お気をつけて行ってらっしゃいませ」
先ずは第二領の出口に辻馬車で向かう事にした。
「ユミンは馬には乗れるの?」
「まだ一人では無理です」
「そうなんだ、じゃあアイザックに乗せてもらって。私人を一緒に乗せれるほど上手じゃ無いから」
「ククルは乗れるのですか?」
「ん、話し方、ね。乗れるよ。王都を出たら馬で移動するから」
楽しくおしゃべりしてたら直ぐに目的地へ到着した。
そこからは列に並んで手続きをする。
門から出て森に入ったところでシッコクとシルバーを呼んだ。
「今回もよろしくね」
##お任せください##
アイザックがシッコクにユミンを乗せて後ろに跨る。
私はシルバーに跨り今回は私が場所を把握しているので先導する事になった。
目的地までは野営を挟んで3日程で到着する。
比較的魔獣も少ないエリアで採取をしながらゆっくり進んだ。
最初の休憩ポイントに到着したのでお昼ご飯にする事にした。
「アイザック、ユミンお疲れ様。一旦休憩にするね」
私は収納から休憩セットを出してお昼ご飯の準備をする。
ユミンも手伝ってくれたので早く準備が出来た。
「アイザック、ご飯食べるよ」
馬たちの世話をしてくれてるアイザックを呼んだ。
実は出発前にユミンが食事は自分が準備すると聞かなかったのだが、旅慣れもしてないしパーティで動く時にはそれぞれ役割があるのだから家にいる時とは違う事をしっかり話した。
連携の訓練をした時に感じたが確かに歳の割には戦闘力があるとは思うが私やアイザックに比べたら全然弱い。
戦闘になったら間違いなく庇わなくてはいけないしその時に下手に疲れていては足手纏いでしかない。
その事をしっかり言い聞かせて本人も理解してくれたのか私の手伝いに徹してくれている。
食後は片付けてから近くで薬草を採取した。
ユミンにも採取方法を教えて手伝ってもらう。
そろそろ出発しようかと言う事になりシルバー達に跨って進む。
空が茜色に染まる頃、今日の野営地に到着した。
街道沿の各領が設置している場所で結界杭もあるため比較的安全に過ごす事が出来る。
ここではテントを出さなくてもコテージが幾つも建っていて空いていればそこが利用出来る。
いつもはどの道を通り何処のポイントに寄るかなど旅の工程はアイザックがたててくれるのだが今回は私が受け持つ事になった。
なので色々調べて快適に旅が出来る様に計画した。
出来上がった計画書をアイザックに見てもらったら合格点を貰えたのでそのまま使用する事にした。
早速空きのコテージを陣取り中に入る。
「私は夕食の準備するね」
「その間に寝床を準備しておく」
「じゃあユミンはアイザックの手伝いよろしく」
「はい」
3人で分かれて作業をするとあっという間に終わった。
夕食を食べて備え付けのシャワーを浴びる。
「二人共早く寝なさい」
「「はーい」」
ユミンと揃って寝袋に入り就寝した。
旅の2日目、今日も順調に旅路を進める。
明日からは森の奥に向かう為、魔獣とも出くわすだろう。
夕方、野営地について夕食を済ませ明日の事を打ち合わせる。
「明日は森の奥に入るからアイザックが前を走ってね」
「わかった。採取場所迄はどの位掛かるんだ?」
「順調に行けたら3時間位かな。採取は1時間も有れば終わるからそのまま森を反対側に抜けて近くの村に向かうよ」
打ち合わせも終わったので早々に就寝する事にした。
翌日、採取場所迄は順調に進んだ。
とりあえず私は自分の分とギルドからの依頼分を採取する。
その間、アイザックとユミンには周りの警戒をお願いした。
ガルやファルも見廻りをしている。
「ククル、来るぞ」
アイザックの声と同時にオークが二体現れた。
ユミンが急いで私の側にくる。
「ユミン、私の事は気にしなくて良いから自分の事を優先して」
「わかりました」
アイザックの方にもオークが二体現れる。
ガルもファルがあっちとこっちに分かれて来てくれた。
「ガル、右のをお願い」
#任せて#
「それっ!」
ドオッン
雷を一体に落とした。
その隙にガルが右のに噛み付いている。
「ユミン、弓で攻撃して」
構えていた弓を放ったら丁度オークの目に突き刺さった。
「ナイス」
左のは弓を最後にその場に倒れて動かなくなった。
があの方も終わった様でアイザックの方を見ると彼方も片付いた様だ。
「ククル大丈夫かい」
「問題ないよ。そっちは?」
「問題無しだ」
私はささっと収納にオークをしまいアイザックと合流する。
「こんなとこにオーク四体ってちょっと変だよね?」
「そうだな、採取が終わったら直ぐに森を抜けてギルドに報告が必要だな」
必要数の採取は終わってたので早々に出発し、森を抜けた村に向かった。
夕方、村の入り口に到着したので見張りの人にギルドカードを見せて中に入る。
この規模の村ではギルドは無いので村長のところに報告に行く事にした。
「お気をつけて行ってらっしゃいませ」
先ずは第二領の出口に辻馬車で向かう事にした。
「ユミンは馬には乗れるの?」
「まだ一人では無理です」
「そうなんだ、じゃあアイザックに乗せてもらって。私人を一緒に乗せれるほど上手じゃ無いから」
「ククルは乗れるのですか?」
「ん、話し方、ね。乗れるよ。王都を出たら馬で移動するから」
楽しくおしゃべりしてたら直ぐに目的地へ到着した。
そこからは列に並んで手続きをする。
門から出て森に入ったところでシッコクとシルバーを呼んだ。
「今回もよろしくね」
##お任せください##
アイザックがシッコクにユミンを乗せて後ろに跨る。
私はシルバーに跨り今回は私が場所を把握しているので先導する事になった。
目的地までは野営を挟んで3日程で到着する。
比較的魔獣も少ないエリアで採取をしながらゆっくり進んだ。
最初の休憩ポイントに到着したのでお昼ご飯にする事にした。
「アイザック、ユミンお疲れ様。一旦休憩にするね」
私は収納から休憩セットを出してお昼ご飯の準備をする。
ユミンも手伝ってくれたので早く準備が出来た。
「アイザック、ご飯食べるよ」
馬たちの世話をしてくれてるアイザックを呼んだ。
実は出発前にユミンが食事は自分が準備すると聞かなかったのだが、旅慣れもしてないしパーティで動く時にはそれぞれ役割があるのだから家にいる時とは違う事をしっかり話した。
連携の訓練をした時に感じたが確かに歳の割には戦闘力があるとは思うが私やアイザックに比べたら全然弱い。
戦闘になったら間違いなく庇わなくてはいけないしその時に下手に疲れていては足手纏いでしかない。
その事をしっかり言い聞かせて本人も理解してくれたのか私の手伝いに徹してくれている。
食後は片付けてから近くで薬草を採取した。
ユミンにも採取方法を教えて手伝ってもらう。
そろそろ出発しようかと言う事になりシルバー達に跨って進む。
空が茜色に染まる頃、今日の野営地に到着した。
街道沿の各領が設置している場所で結界杭もあるため比較的安全に過ごす事が出来る。
ここではテントを出さなくてもコテージが幾つも建っていて空いていればそこが利用出来る。
いつもはどの道を通り何処のポイントに寄るかなど旅の工程はアイザックがたててくれるのだが今回は私が受け持つ事になった。
なので色々調べて快適に旅が出来る様に計画した。
出来上がった計画書をアイザックに見てもらったら合格点を貰えたのでそのまま使用する事にした。
早速空きのコテージを陣取り中に入る。
「私は夕食の準備するね」
「その間に寝床を準備しておく」
「じゃあユミンはアイザックの手伝いよろしく」
「はい」
3人で分かれて作業をするとあっという間に終わった。
夕食を食べて備え付けのシャワーを浴びる。
「二人共早く寝なさい」
「「はーい」」
ユミンと揃って寝袋に入り就寝した。
旅の2日目、今日も順調に旅路を進める。
明日からは森の奥に向かう為、魔獣とも出くわすだろう。
夕方、野営地について夕食を済ませ明日の事を打ち合わせる。
「明日は森の奥に入るからアイザックが前を走ってね」
「わかった。採取場所迄はどの位掛かるんだ?」
「順調に行けたら3時間位かな。採取は1時間も有れば終わるからそのまま森を反対側に抜けて近くの村に向かうよ」
打ち合わせも終わったので早々に就寝する事にした。
翌日、採取場所迄は順調に進んだ。
とりあえず私は自分の分とギルドからの依頼分を採取する。
その間、アイザックとユミンには周りの警戒をお願いした。
ガルやファルも見廻りをしている。
「ククル、来るぞ」
アイザックの声と同時にオークが二体現れた。
ユミンが急いで私の側にくる。
「ユミン、私の事は気にしなくて良いから自分の事を優先して」
「わかりました」
アイザックの方にもオークが二体現れる。
ガルもファルがあっちとこっちに分かれて来てくれた。
「ガル、右のをお願い」
#任せて#
「それっ!」
ドオッン
雷を一体に落とした。
その隙にガルが右のに噛み付いている。
「ユミン、弓で攻撃して」
構えていた弓を放ったら丁度オークの目に突き刺さった。
「ナイス」
左のは弓を最後にその場に倒れて動かなくなった。
があの方も終わった様でアイザックの方を見ると彼方も片付いた様だ。
「ククル大丈夫かい」
「問題ないよ。そっちは?」
「問題無しだ」
私はささっと収納にオークをしまいアイザックと合流する。
「こんなとこにオーク四体ってちょっと変だよね?」
「そうだな、採取が終わったら直ぐに森を抜けてギルドに報告が必要だな」
必要数の採取は終わってたので早々に出発し、森を抜けた村に向かった。
夕方、村の入り口に到着したので見張りの人にギルドカードを見せて中に入る。
この規模の村ではギルドは無いので村長のところに報告に行く事にした。
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